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這ってでも、光へ向かって‐1456‐

 建国記念日の朝は、大阪でも雪積がありました。

 青空と雪のコントラストは本当に美しいもの。

 自分の住む街だから、なお更なのかもしれません。

 普段はパッとしない公園も(失礼)、まるでキャンパスのようです。

 子供達は早速雪遊びです。

 大阪で積雪があったのは7、8年振りでしょうか。

 隣の塀の上には雪だんごが残っていました。

 小さいお子さんがいるのです。

 私のジョギングコースには結構お寺があります。

 瓦屋根と雪の景色もなかなか相性が良いもの。

 あるお寺の前に、今日はこの言葉が張り出されていました。

 諦めるな 光に向かって

 這って 行きなさい

 昨年のノーベル平和賞で、広島で被爆したサーロー節子さんが、被爆者として初めて演説したときの一文でした。

 壊された建物の瓦礫の中で、誰かが励ましてくれた時の言葉だそうです。非常に暗示的でもあります。

 先週末にピョンチャン(平昌)オリンピックが開幕しました。

 政治ゲームが透けて見えるのだけは勘弁してもらいたいですが、アルペンスキーは、日本、他国を問わず気になります。

 最も気になるのはジャンプの高梨沙羅選手。

 前回のソチオリンピック時は、絶対王者としてのぞみながら、苦汁をなめました。

 男女を通じてワールドカップ最多勝のレベルにある選手ですが、オリンピック前のワールドカップでは、メダル圏を行き来する状況のようです。

 4年に1度という時間軸が、選手の人生を翻弄するのがオリンピックですが、何とか文字通り雪辱を晴らして貰いたいものです。

 予定通りなら、今晩が試合開催のよう。応援したいと思います。

 這ってでも、光へ向かって頑張れ!