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悔しいのは本当に悔しい‐1277‐

 休日、どこにも行けなかった時は銭湯に限ります。

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 家の近くで、良く行っていたのが「湯の町温泉」

 勿論「温泉」ではありません。

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 大阪で一番雰囲気があるのは、生野区にある「源ヶ橋温泉」

 勿論私の独断です。

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 勿論こちらも「温泉」ではありません。

 一般的には、何歳から娘を男風呂に入れないべきか。

 小学生になってからは辞めようかとなり、めっきり行く回数が減ってしまいました。

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 先日「湯の町温泉」の前を通ると、解体用シートに覆われていました。

 銭湯のシンボル、煙突が寂し気です。

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 ついに煙突もなくなり、名残を残すのは看板だけ。需要不足なのか、経営者の高齢化なのか。

 最近行っていなかったことに悔いが残ります。しかし全て後の祭り。

 5月中旬のことですが、日本建築家協会(以下JIA)近畿支部の関西建築家新人賞が発表されました。

 私も応募していたのですが選外。

 受賞者は30代中頃の建築家2人で、共に住宅の設計は2件目だそうです。この賞は45歳までなので、私にとっては最後の機会でした。

 まずはクリアしたいと思っていた賞なので、とても悔しいのが正直なところです。

 今回は19作品の応募があったそうですが、現場審査の6作品にも入りませんでした。どの作品で応募したかは、控えておきます。

 写真家には、応募したいという旨は伝えていました。目的が変われば、写真の撮り方も変わるからです。

 落選したと伝えるとこんなメールを貰いました。

 賞はオマケ程度に考えた方がよいと思いますよ。

(たぶん、守谷さんもその程度と考えていると思いますが)

 守谷さんの仕事にクライアントが満足して、守谷さんも満足出来れば、それで十分でしょう。

 僕が撮影にうかがった守谷さんの物件はどれもお施主さんが満足して幸せそうなのが印象に残ってます。

慰めもあると思いますが、普段お世辞など言わない人なので、有り難い言葉だと受け取っています。

 また、先日『住まいの設計』に掲載された、「松虫の長屋」の奥さんからメールを貰いました。

51 - コピー

53 - コピーのコピー

 昨日、扶桑社さんから『住まいの設計』を送って頂きました。

 パソコンで1度目は通してはいましたが、実際雑誌に掲載されているのを見ると他人の住居の様に感じました。こうして掲載していただくとアトリエmさんとの打ち合わせの日々を思い出し、本当に楽しい時間だったなと心から思います。

 1度の人生で100パーセント満足できる家に住めるなんて私達家族はどれだけ幸せものなのか。

 子供達が自立して家を建てる時も守谷さん田辺さんマルコさんのいるアトリエmさんでお願いします。 私は口を出せないのが辛いです(たぶん出します!)が、今から楽しみです!

 次男の○○のこんな真剣な顔を見たことがありませんでした。ずいぶん長い時間見ていました。どの様に感じているのでしょうね。

 長男君が33歳で家を建てたなら、その時私は70歳。まだまだ現役のつもりです。

 本当にそんな時がくればいいなと思いますし、80歳、90歳になっても現役でいたいと思っているのです。

 しかし、いくら働きたいと言っても、需要がなければ仕事を続けることは出来ません。また、健康であることも必要条件です。

 最も求められる建築家、クライアントの幸せを必ず実現出来る建築家を目指し、研鑽して来たつもりなので、賞が前にある訳ではありません。

 また、関西建築家大賞、JIA新人賞、JIA建築家大賞とまだまだ大きな賞があります。

 いずれも年齢無制限。必ず取って、世界遺産を目指します。

 しかし、悔しいのは本当に悔しいのです。