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星が降る街‐1308‐

 建築設計の仕事は、土地に関わる仕事でもあります。

 現在の私達の職場は、北は京都、東は枚方、南は岸和田、西は豊中。それらを結んだ四角形の中にあります。

 今日は、京阪電車の交野線に乗って打合せに行きました。交野線は初めて乗ったのかもしれません。

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 交野市のwebサイトを見ると「星」にまつわる地名、伝説が載っていました。

 稲作が始まった頃、この地をあまの(甘野)といい、川水を甘野川と呼んだ。

 平安時代、宮廷人が歌合せの際に、「天の川」になぞらえたため天野川と呼ぶようになった。

 天野川にかかる橋は「逢合橋」(あいあいばし)と呼ばれ、織姫をまつる機物(はたもの)神社、彦星をまつる中山観音寺跡(なかやまかんのんじあと・枚方市)の中間点にあり、七夕の夜に二人が出会っていたという伝説の場所。

 また、星田という地名も、水不足で水田にできず、牧場にされたことから「乾し田」と呼ばれた。八丁三所の降星の伝説から、「星の田」と改称されたといわれている。

 「八丁三所の降星の伝説」とは、弘法大使が念仏を唱えると3か所に星降り、それらが八丁(約900m)の三角形で結ばれることから、そう呼ばれたといいます。

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 市の中央を流れる天野川。

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 同じ田んぼでも「乾し田」より「星田」のほうが、雰囲気があります。
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 サン・テグジュペリの「星の王子さま」は、飛行機乗りでもある彼が、砂漠に不時着した体験をモチーフにした小説です。

 小説の中では、星の王子さまが現れ、「僕」との心の交流が描かれています。

 おとなは数字が好きだから。新しい友だちのことを話しても、おとなは、いちばんたいせつなことはなにも聞かない。

 「どんな声をしてる?」とか「どんな遊びが好き?」「蝶のコレクションをしてる?」とかいったことはけっして聞かず、「何歳?」「何人きょうだい?」「お父さんの収入は?」など聞くのだ。

 テストの点がどうだった、偏差値がどうだった。聞いてしまいます。

 家に帰って、毎日「お父さん、今日の稼ぎはいくらだった?」と聞かれて、楽しい人は居ません。(いるかもしれませんが)

 カレンダーを見れば、今日は中秋の名月。

 今週はよく降りましたが、今晩は晴れそうです。

 仕事帰りには、空を見上げてみよう。そして、ウサギを探してみよう。

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♪星を見るのが好きだ

今年の12月は、初旬から寒い日が続きます。

昨日の午前中は、細工谷の現場で打合せ。終盤は手先がかじかむのと、乾燥とで、上手く書類のページがめくれなくなります。

そんな打合せの後は、今日も仕事をしたなと思えるのです。

その後、肥後橋の大阪市立科学館へ。

以前、長男と来た際は、プラネタリウムが満席で、引き返しました。

科学館の入場は400円で、プラネタリウムは600円。こちらのほうが高いのです。

この日は、「木星」の話。冬の夜空に最も明るく輝くのが木星でした。

子供達のヒソヒソ声を聞きながら、また、解説員の優しげな声を聞きながら、知らぬ間に眠りの中へ……

土曜の朝が早かったので、寝るだろうなと思っていたら、案の定でした。

プラネタリウムの椅子で居眠りするのは、本当に気持ちが良いものです。

科学館となっていますが、子供が体験できる(遊べる)工夫がしてあります。

この日は市民ボランティアの人も多く居り、実験も多数。

小学生は無料で、半日は十分遊べます。

長男はエンジンが掛かってしまい壊れ気味。

まあ、何をするんのもこんな感じで、楽しいタイプの子供です。

昨日の日没は4時48分。

今年、これより早く日が沈む事はありません。

市民ボランティアの人に、子供に天体望遠鏡を買うならどんなものが良いか、聞いてみました。

スピカで十分だと思います」とのこと。

全部揃えても、5,000円位らしいのです。

倍率が高すぎると、扱いにくいのがその理由。すぐに購入か、彼の誕生日まで待つべきか……

『嘲笑』 作詞:北野武 作曲:玉置浩二

星を見るのがすきだ

夜空を見て考えるのが

何より楽しい

ビートたけしの歌です。

彼は「フライデー襲撃事件」のあと、謹慎する石垣島で、星を観て過ごしたと言っていました。

いつか、ゆっくり星でも見ながら過ごしてみたい……今年の正月は長野で天体観測か。

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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました

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