明け方まで降っていた雨が嘘のような快晴になりました。
子供達も今日から学校です。
会社近くにある、今川の桜は毎年早咲です。
季節は早まる一方ですが、何とか桜のある始業式になったようです。
今川は平野川と名を変えて、城北川に合流します。さらに寝屋川と合流し、大阪城の北で大川に注ぎます。
反対の言い方をすればこれらを堀として利用するために、大阪城はあの地に築かれました。
大川の桜も満開でした。
地下鉄天満橋駅からのアクセスもよく、多くの人が訪れていました。
大川と谷町筋の交点が天満橋です。
天満橋の上から西をみれば、下流の中之島を望みます。
東の上流を見れば、左に大川、右に寝屋川と、その合流点が見えます。
先程の平野川もここに注ぎ込んでいるのです。
OBPの高層ビルを背景にして、大阪でも最も美しい桜の名所と言えるでしょう。
やはり、水辺の桜は美しさもひとしお。
淡い桜を、緑、青の背景が引き立てます。
この春だけに限らず、何人ものスタッフの入退社を見てきました。
まずは私の力量不足を反省しなければなりません。
その上で、退路のあるなしが、その忍耐強さに大きく影響するのは間違いないと思います。
しかし、それだけでは説明のつかないことが沢山あるようにも感じます。
今、目の前にある仕事は、自分の夢と一直線につながっている。
もしそうでないなら、すぐに仕事、職場を変えればよいと思いますが、おそらく繋がっているはずです。
小さな水路を見ていると、どこかで消えてなくなりそうですが、最後は大河となって大阪湾にそそぐのです。
手元にある仕事は、地味で、かつ大変です。
しかし、確実に夢と繋がっているからこそ、頑張りもきくのです。
満開の花を咲かせるか、寂しく散りゆくか。
勿論、満開の花を咲かせるしかありません。
信じるものは救われる。
そういうことなのだと思うのです。
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