日曜日の夕方は、ミナミへ。妻の同僚だった友人家族が、来阪したのです。
転勤が多く現在は岡山在住。久しぶりの大阪なので夕食は「お好み焼き」となったのです。
お店もリサーチ済みで、道頓堀の「美津の(みづの)」へ。
かなり人気店のようで、5:00pmに現地集合。少し待ちで席を確保出来ました。
帰る頃には10人程の行列が出来ていました。
支持されるには理由があります。
小麦粉の全く入っていない山芋焼きは、フワフワとした食感で、長男もかぶりついていました。
やや酸味のあるソースが美味しいので、お好み焼き、焼きそば、どれも流石の味。
「三代続く」のうたい文句は伊達ではありませんでした。
長男と1歳違いの子供さんは、とてもウマが合うようで、帰りは肩を組み、道頓堀を闊歩していたのです。
彼に「宿泊先まで遊びにきてよ」と声を掛けてもらい、そのまま滞在先のホテルへ。
夫妻が大阪にいたのは5年程で、そのうち妻が一緒に働いたのは1年です。
それでも当時の話は尽きることがなく、滞在先のホテルを出たのは10時でした。
ご主人は、一流企業の幹部候補です。興味があったので、何故モチベーションが保てるのか聞いてみました。
「どれだけ深い悲しみを知っているか、かなと思うんです」
意外でしたが、納得できます。悲しみ、苦労の種類はいろいろあります。それが無いほうが良いとも言えますがそんな人生はありません。
自分の無力感を知った人が、仕事に対して、生きることに対しして謙虚になれるのだと思うのです。
よく話し、よく笑い、よく飲んだ夜でした。