先週は寒い日が多く、冬らしい気温でした。
朝の気温が1℃くらいだと、なかなか布団を出るのが辛いものです。
そんな時は、朝のジョギングもついさぼりがちに。
年始の駅伝だったか、厚底シューズがタイムを短縮したという話も聞きました。
私のシューズはそれ程高価なものではありませんが、最近のものは履きやすく、軽く、そして走りやすい。
近頃は、「走ってるんです」というクライアントが増えました。
ある方はマラソンのベストタイムが3時間を切っています。これを「サブスリー」といい、アマチュアランナーの目標だそう。
こちらの方、昨日の「大阪国際女子マラソン」のハーフに出場されると聞き、少しのぞいてきました。
会社から500mくらいの所を通過するとわかりました。
「今川2」の交差点は、見通しが効くので見応えがあります。
また、後半の37km付近で、選手は後続を確認するために一瞬振り返ります。
こちらは5位となった阿部有香里選手。
選手が通過する前に、まずは時計を掲げた車が通過。
2時間5分を指していました。
続いて中継車。
先頭グループがやってきました。
小原怜選手、エチオピアのファツマ・サド選手。
少し遅れて、ケニアのボルネス・ジェプキルイ選手の3名です。
ゴールはここから4km先の長居競技場。
後のニュースでみると、サド選手が2:25:39で優勝。
7秒おくれて小笠原選手となっていました。
3人の先頭集団のすぐ後ろにいた中野円花選手は4位。
東京オリンピックの選考レース、「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得しました。
反対に、振り返っていた5位の安部選手は、2秒届かずで、出場権を逃したそう。
懸命にトレーニングを積み、2時間28分走っての2秒なので、昨晩は寝られなかっだろうと想像するのです。
スポーツで言えば、全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手の記事が新聞をにぎわします。
「世界一」ですから凄いの一言。
加えて、そのパーソナリティの評判がすこぶるよいことにも驚きます。体重を尋ねてきた記者とのやりとりは、いくつかの新聞コラムでもみかけました。
私は実際に話しているところをまだ見たことがないので、是非そのチャーミングな姿を見てみたいものです。
しかし、身長が180cmとなっており、それはそうだろうなとも納得するのです。
彼女はまだ21歳。若い才能をみると、いつも「1万時間の法則」を思い出します。
色々なところで聞きますが、私は「ひとつの事に1万時間打ち込み続ければ、必ず突出した結果がでる」と解釈しています。
小学4年生、10歳の女の子が放課後の午後5時から午後8時までの3時間、何かに打ち込んだとします。
1ヶ月で90時間。1年で約1000時間。10年続けて1万時間です。
10歳から始めれば20歳。彼女達はこの法則を証明していると言えるのです。
司法試験の世界でも「必死の3年」と言う言葉があるそうです。
毎日9時間働けば3年で達成できますが、この法則のポイントは「続けて」ということと「プラスアルファ」だと私は思っています。
中国には「陰徳ある者は必ず陽報あり」という言葉があります。
陰ながらだったり、放課後なのだろうと思うのです。
私も26歳の時に一度だけマラソンを走ったことがあります。6時間近く掛かかり、1週間ほどは歩くのもままならず……
「サブシックス」とは笑い話しにもなりません。
大した練習もしていなかったので、当然の結果です。
「気合で何とかなる」
これは、普段努力していな人の常套句。仕事だけはそうならないよう、プラスアルファの3時間を頑張りたいと思います。
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amazon <民家・住宅論>で1位になりました
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