昨日、近畿地方も梅雨入りしました。
しかし早速の梅雨の晴れ間。
お母さん方をこれほど喜ばせるものはないかもしれません。この時期、洗濯物が皆さん悩みの種です。
アジサイの葉に残るのは、今朝方までの雨の証。
梅雨の間は露を楽しむしかなさそうです。
6月までにバタバタと撮った竣工写真が、どんどん上がってきます。
まずはwebサイトのページを作って行きますが、「中庭のある無垢な珪藻土の家」はようやく下書きが完成しました。
「碧の家」は現在鋭意製作中。
「山本合同事務所」の写真も本日上がってきました。
トップライト、吹抜、緑が良い感じです。
早速、写真、データの整理から始めます。
昨日公開した「トレジャーキッズたかどの保育園」。
写真はカメラマンの平井さんに撮って貰いました。
やはり、プロの仕事はアングルを決めることだと実感します。
現場日記の完結編には、人物ありの写真をいくつかUPしました。
これらは私が撮ったのですが、他にも好きな写真が沢山あります。
園児とシャボン玉で遊ぶ先生。
砂場で。
芝生の上で。
園庭で遊ぶ写真は動きがあります。
しかし、一番好きなのはこの写真。
何というか、愛情が伝わってくるのです。
この保育園へは、撮影だけで2回足を運んだのですが、実は今日も行っていました。
2階にある「あおぞらえほんしつ」は4畳ほどの部屋です。
しかし、この園にとっては大変重要な空間です。
トップライトがもう少し分かりよいアングルはないだろうかと思っていたのです。
階段側を見返す。
真正面から撮ってみる。
やっぱり、プロが選んだアングルは間違いないなと思いながら、「もりのひみつきち」を再撮影していました。
このカットは、初めから私の担当です。
撮影していると、強い日が差してきました。
向かいにある「あおぞらえほんしつ」をのぞくと、トップライトからの日が落ちていました。
急いで準備をして再度撮影したのです。
3回目に、最も良い条件と巡り合うことができました。
当たり前ですが、写真はその場にいなければ撮れません。
自分の人生における、ある時間の、ある一瞬を切り取る行為です。
できればその一瞬を、できるかぎり美しく、できるかぎりドラマティックに切り取りたいものです。
昨年2月に幕が開いた「たかどの劇場」。私達の出番はひとまず終わりました。
プロジェクトが終わる時、いつも一抹の寂しさがよぎるものです。
■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映
■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
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【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園
【News】
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売に「阿倍野の長家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月2日に「イタウバハウス」掲載
■『houzz』5月28日の特集記事に「あちこちでお茶できる家」掲載