昨日は、早朝から福井へ。
北陸道と舞鶴若狭自動車道が繋がったのが2014年。敦賀半島へのアクセスは更によくなりました。
今回は、敦賀南スマートICで降りてみました。
古き良き農村の風景に、秋の気配を色濃く感じます。
8時頃に現地着。
小さい頃から、欠かさず訪れてきたこの海ですが、今回は2年振りです。
大学時代の後輩と、現地で待ち合わせていました。
まずは砂浜で水遊び。
海好きの彼は、早速カニをつかまえてきました。
後輩の長男君は3歳。
海は初めてだそうですが、お父さんと同じく海好きになるのでしょうか。
港で私達を迎えてくれたのは父の友人。
この海をこよなく愛するSおっちゃんです。
愛しすぎて浜に民家を借りており、半分はここの住人でもあるのです。
一部利用者のマナーが悪く、港での船の上げ下ろしが昨年から出来なくなりました。
自分の船を出せないこともあり、昨年は足が重かったのです。
この日は「一緒に遊んだらええ」とおっちゃんが船をだしてくれました。
沖にでると更に水は澄み、手つかずの自然が広がります。
40年以上ここに来ていますが、変わりなく美しい、この豊かな海を、子供達に少しでも体感させておきたいと思うのです。
小一時間遊んで、港に戻りました。
港の通称テント村。
穏やかな浜風のなか、海を眺めながらの昼食は至福の時間です。
長男が釣った、本当に小さなカワハギですが刺身にしました。
家で料理をする機会はめったにありませんが、小さな魚をさばくのは慣れています。
自分で獲った獲物を、その場で食べることは、大人であれ、子供であれ、とても喜んでくれるのです。
普段は魚嫌いの長男も、「美味しい、美味しい」と食べていました。
小学校、中学校の夏休みは、とびきり楽しいものでなければならないと思っています。
昨日は1ヵ月振りの休みで、ようやく子供達を海に連れていきました。
私のスケジュール、家族のスケジュールと制限が増えるなか、子供達と過ごす夏休みはより限られてきたと実感します。
何とか「夏の思い出」にギリギリ間に合ったでしょうか。
すかっと晴れ、波は小さく、風も穏やか。そして気温は31°。考えてみれば、これほどのご褒美はなかったかもしれません。
先程後輩から、「これで、夏にサヨナラできます」とメールが届きました。
ようやく始まったと思ったら、今年の夏はこれでサヨナラか……
夏は毎年、足早に過ぎていくのです。