他力の風があなたを後押ししてくれる‐1094‐

 昨日今日と、横浜で盛和塾の会合に参加しています。

 パシフィコ横浜にくるのは、夏の恒例行事になりました。

 赤レンガ倉庫。

 夜の中華街。

 日本に先駆けて、世界を受け止めてきたのが横浜です。

 京セラを27歳で創業し、1代で1兆円企業へ。

 電電公社に戦いを挑むため創立したKDDIとauの連結決算は4兆円。

 政府からJAL再生の要請を受けたのが2010年。

 2年で世界最高収益を出す航空会社へと復活させました。

 その稲盛さんから、経営の神髄を学びたいと集まってできたのが盛和塾。結びの講和を聞いた帰り、新幹線でこの日記を書いています。

 「人生という大海原に航海へでるとき。美しい心、美しい思いで、帆を上げなさい。 そうすれば、宇宙に吹く他力の風があなたを後押ししてくれるでしょう」

 哲学的な表現ですが、本当に世の為、人の為になることなら、必ず何かが後押してしてくれる。自分の得だけを考えていては、誰の共感も得られないという意味です。

 私利私欲に満ちた帆は穴だらけで、その風は受けられないとも。

 イメージ通りに進まないとき、自分の帆を見上げてみる必要があります。