先週の金曜日、滋賀の現場へ行っていました。
既存建物の解体も終盤。間もなく工事が始まります。
敷地は緑豊かで、環境には非常に恵まれています。
「イノシシが出るくらいなので恵まれすぎ」とはクライアントの弁。
「伊勢神宮へ奉納するために、使わせて貰えないか」と相談があったそうです。
で、伐採も含めて、OKしたという事でした。
伊勢神宮は、20年に一度の式年遷宮。
この春に参ってきました。
同じく出雲大社も遷宮の年にあたるそう。
こちらは約60年に一度で、同じ年にというのは、相当に稀なようです。
島根在住の経験がある人に、出雲の国だけは10月が「神在月(かみありつき)」になると教えて貰いました。
旧暦10月。全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、ここ出雲では神在月と呼びます。
神々が集う出雲の各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。
-出雲観光協会のwebサイトより-
出るわ出るわの偽装問題。神も仏もありゃしない、という感もあります。
旧暦なら今が神無月。来週、出雲へ行くので、本当に神様はいるのか探してきます。
人の為と書いて、いつわりと読むんだねえ -相田みつお-
全ては自らのため。本当の意味で、偽りを分るのは自分だけです。