ひまは文化の第一歩‐1006‐

 昨晩は、遅くなったので東京泊。

 朝一番の新幹線で帰ってきました。

 昨晩、妻から「長男が骨折した」とメールが来ていました。聞くと、ウンテイの上から落ちたとのこと。

 休み時間、ウンテイや登り棒の上で、遊んでいると聞いていました。登り棒の高さを知っているので、あの高さから落ちたら大変だなと思っていました。

 子供に包丁の使い方を教える時、小さい時なら、小さな怪我で済みます。大きくなってから切った方が、傷は深くなるはず。出来れば怪我などして欲しくありませんが、早くに折れて良かったのかもしれせん。

 荷物を置きに一旦家へ戻ると、長男がいました。

 あまりにも痛いので、今日は学校を休んでいるとのこと。その割には読書三昧で、すでに4冊読んだそうです。

 週4回の水泳と、習字にサッカー。習い事だけでも、中々のスケジュールです。たまにはゆっくりするのも良いでしょう。

 「ひまは文化の第一歩」という話があります。

 生きる為、狩猟採集に追われた時代から、定住、農耕へと暮らしは変化して行きます。農具も鉄器へと進化し、労働以外の時間が生れました。ひまこそが、文化的な営みの第一歩と言う考え方です。よって、暇つぶしをするなどもっての他なのです。

 怪我をしてクラブの練習を休んだ時。台風で学校が休みになった時。何故あんなに得をした気分のなるのでしょう。

 しかし、それも目まぐるしい日常があってこそ。本当のぐうたらにならぬよう、やはり早く治して貰わねば。