大事なことはたいてい面倒くさい

 昨日の朝、高いところにウロコ雲が見えました。

 朝夕は随分過ごしやすくなりました。

 少しずつ、確実に秋へ近づいているのが分ります。

 秋の空が気持ち良いのは、実際高い位置に雲があるからなのだそうです。

 空と言えば、7月に宮崎駿の最新作「風立ちぬ」が公開されました。

 ゼロ戦の設計者、堀越二郎と堀辰雄の「風立ちぬ」をモチーフにした作品です。

 ファンタジーを封印した宮崎駿は何を見せてくれるのか。非常に楽しみにしていますが、まだ観に行けていません。

 その製作過程を追った番組で、彼が言っていました。

 大事なことはたいてい面倒くさい

 番組でもフォーカスしていましたが、3年間の取材中、くりかえし「面倒くさい」と。

 私は口が裂けても「仕事が面倒くさい」とは言えません。しかし、仕事とは大変だから、報酬を貰える訳で、そもそもが面倒くさいもの……

 ただ、面倒の先に大事があると分っているかが、大きな差になるということです。

 番組内で、宮崎はアニメーターに「しっかりと群衆を描くこと」と発破をかけます。群衆を描くことは手間がかかるので、一般的には避けられる事。これは私にも理解できます。

 「群衆と言うのは、主人公じゃない情けない人たちでなく、世の中を支えている人なんだから」というのが宮崎の考え方でした。

 判断を迷ったら、大変なほうに舵をきれ

 最近聞いた中で、最も気に入っているフレーズです。そんな非効率な、という話もありますが、生きるなどという事は、そもそもが非効率なものなのです。

 万が一、近いうちにこの映画の感想を書いていなければ、期待が大きすぎたのだと思って下さい。ラピュタ以来、彼への期待はただただ大きくなる一方ですから。

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3月19日(火)大阪の住まい力アップ:第1回 リフォーム・リノベーションコンクール 「住之江の元長屋」が戸建部門、最優秀賞を受賞しました

【Events】
■■■9月15日(日)1:00pm~5:00pm「住之江の元長屋」オープンハウス開催■■■
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■1月6日(日)放送<「匠」が選ぶビフォーアフター大賞2012>
「住之江の元長屋」が空間アイデア部門2位に選ばれました
■3月11日(月)オウチーノに「劇的ビフォーアフター」の匠たちとして紹介
4月9日(火)リフォーム産業新聞「住之江の元長屋」掲載

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一級建築士事務所 アトリエ m
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれる

昨日、大阪も特に北部は、かなりの雨が降りました。
近年の集中豪雨は、激しさを増すばかり。未だ気は抜けません。
しかし、南部は適度に振り、暑さもひと段落しました。

今日は長男が、事務所に来ていました。

宿題をするはずが、知らぬ間に従妹同士で盛り上がっていました。

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上階には弟家族が住んでいます。
前の駐車場は彼らの遊び場でもあるのです。
夏休みの小さな思い出になれば……
残すところ1週間になりました。

8月21日(水)、イチローが日米通算4000本安打を達成しました。
その日の会見は、各紙に掲載されました。
全文は掲載されないので、どこをピックアップするのは書き手にゆだねられます。私が一番注目した部分は、判断が分かれた部分のようです。抜粋してみます。

結局、4000という数字が特別なものをつくるのではなくて、記録が特別な瞬間を作るのではなくて、自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれるものだというふうに強く思いました。

記録達成の瞬間、試合を止めて、チームメイトや、ヤンキースタジアムの観客が最大の賞賛を送ってくれたことを指しての言葉です。

イチローは「半泣きになった」という表現で、その嬉しさを表しました。
独特の言い回しで、物事の本質を突くのがイチロー語録なら、この言葉に彼の擦りきれない感性と、純粋さを感じます。

安打数が日米にまたがっているにせよ、記録は数字で表現されれいます。それでもその価値を決めるのは、自分以外の人々で、更に自分以外の人々が、自分の心を動かすというのです。

これを日々の仕事に置き換えてみれば、より端的です。自分たち最善の努力をしたかが重要ですが、それを評価付けるのは受け手なのです。

どうやら、感謝や感動は、自分以外の人におっている部分が大きい、という事が分ってきました。

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稲盛和夫最後の闘い

 京セラの創業者、稲盛和夫氏が経営を指南するのが盛和塾。

 私はその塾生です。ある勉強会の会場で、日本経済新聞の編集委員、大西康之氏が書いた「稲盛和夫最後の闘い JAL再生にかけた経営者人生」を買いました。

 本人の著書ではないので気楽に読み始めると、不覚にも涙したのです。2度も。
昨年の7月、カンブリア宮殿出演の際に稲盛さんの半生をまとめました

 1959年、28人で京都セラミック(現:京セラ)を創業。町工場から、一代で1兆円企業に育てあげます。

 また、通信事業への民間参入が認められた際は、健全な競争を作るため、大手企業がしり込みする中、第二電電(現:KDDI)を創業します。1984年のこと。

 その際も、今回のJAL再建でも、持ち込んだのは、フィロソフィ(人としての考え方)と、部門別独立採算性(アメーバ経営)という経営管理システムだけ。
JALはこの秋、再上場といわれるまで、業績は回復したのです。
実際JALは再上場を果たし、航空業界全体で最高益を上げたのは報道の通り。

 直接話を聞く塾生達は、必ずJAL再生を果たされるだろうと思っていました。
しかしこの本を読み、81歳という体に自ら鞭を打つ、文字通り命をかけた闘いだったと知りました。偉大な経営者だと思うあまり、現実としてとらえ切れていなかったのかもしれません。

 JAL再生に向けて、3万2千人に社員をまとめるのに、3人の腹心のみを連れて乗り込んだのは、2010年春の事です。

 それから数か月は、稲盛さんはあまり口出しをせず、JALという企業を把握するのに務めていました。しかしある経営会議から一転します。抜粋してみます。

  10億円程度の予算執行について説明する執行役員の声を、会長の稲盛が突然遮った。

 「あんたには10億円どころか、1銭を預けられませんな」
 部屋の空気が凍りついた。

 これまでのJALの経営会議なら、問題になる金額でも、案件でもない。予算執行の承認は単なるセレモニーだった。

 ―中略―
 「お言葉ですが会長、この件は予算としてすでに承認をいただいております」余計な一言だった。
 「予算だから、かならずもらえると思ったら大間違いだ」稲盛は机を叩かんばかりの剣幕で怒った。
 「あんたはこの事業に自分金を10億円注ぎ込めるか」
 「いやそれは……」。執行役員が言いよどむ。
 「その10億円、誰の金だと思っている。会社の金か。違う、この苦境の中で社員が地べたを這って出てきた利益だろう」
 「はい」
 「あんたにそれを使う資格はない。帰りなさい」

 この日をさかいにJALからは「予算」という言葉が消えた。「予算」という言葉には「消化する」という官僚的な思考が潜む。稲盛が最も嫌う考え方だ。

 これ以来「予算」は「計画」という言葉に変わりました。

 ここには一例のみ引きましたが、現社長の植木氏からも「まさに身を削るような」というコメントがありました。

 昨日、盛和塾の勉強会が京都でありました。稲盛さんは非常に晴れ晴れとした表情で、塾生を叱咤激励していました。

 JAL再生の重責を果たした事も、いくらか影響があるのだろうか、と考えるのは失礼かもしれません。

 稲盛さんは着任の際、会社の経営の目的は「全従業員の物心両面の幸福の追求」だと宣言しました。稲盛さんの変わらぬ哲学です。

尊敬できる人が居るのは有難いことです。しかし、尊敬は手を合わせるものでなく、爪の垢を煎じて飲まねば意味がありません。

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ゆく夏を惜しむ前に

 昨日は朝4時に起き、福井の海へ。

 青い空、山の緑、白い砂、そして澄み切った海。

 何十回訪れたのか。

 私にとって夏の海はここだけです。

 船を下し、タープを張っていると、大学時代の後輩が一番にやってきました。

 まずは4人で魚釣り。その後、磯で潜ります。

 晴れた日なら、船上から10mの底が見えます。

 日本海の水が澄んでいるのは、大きい川が少ないからと聞きました。

 これが本来の海の色なのです。 

 今回、当事務所のスタッフ2人と、中学からの友人Sも久し振りにやってきました。

 S家の4人兄弟で、うち3人が参加です。
 
 総勢11名になり、今回は知人が船を貸してくれました。

 一番上の男の子は、時々ですが会っています。

 中3になり、ついに身長で並ばれ、体重で抜かれました。

 お祭り男のお父さんに似て、この日も皆を笑わせていました。

 最後のスイカ割りも全開。何をやっても憎めないのです。

 彼はある競技で、ジュニアアスリートとして日本の世界のトップレベルにいます。

 世界一になることを心から応援しているのです。

 彼に負けないよう、私も頑張らねばなりません。 

 子供が増え、大きくなり、食べる量もかなりのもの。

 手つかずの自然を見せたい。タコの捕り方を教えたい。

 色々思うのですが、、ホストとしては料理の時間が増えてきました。

 しかし、子供達が「ほんと楽しかった」と言ってくれれば、全て報われます。

 子供は未来の宝。その子供に夢を見させることが出来るのは我々大人。

 どんな事でも常に全力。遊びだってもちろん全力です。ゆく夏を惜しむ前に。

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法力で投入れる

 この夏、山陰に来たのは、2つの目的があります。

 1つは投入堂を見ること。

 鳥取の山中にある投入堂は、三徳山三佛寺というお寺の奥院です。平安時代後期、706年の建造とされています。 

 役行者が法力で岩窟に投げ入れたので「投入堂」。そんな伝説がある建物を、一度見てみたいと思っていまいた。

 途中の道路に鳥居があります。山や自然自体を信仰の対象とする、山岳寺院と言ってよいでしょう。

 登山参拝の受付には、以下のような看板があります。

 投入堂参拝は、厳しい試練の道

 観光気分、観光装備での入山はご遠慮願います

 この看板に偽りなし。

 最低限の準備はして行ったほうが良いと思います。前半から、かずら坂、くさり坂と難所が続きます。

 途中で引き返している人高齢者もいました。実際に、年に何人かは亡くなるという話しです。

 前半の山場を越えると、まずは文殊堂。

 大きな岩に直接柱をたて、大きく空へ張り出す回廊に、手すりはありません。

 落ちれば命さえも危うい高さ。

 安全確保一辺倒で、反対に生を感じる機会は減っているのかもしれません。

 登り始めて1時間程。突然目の前に現れました。

 少しその場に居たのですが、目の前に現れた瞬間、誰もが驚嘆の声を上げていました。

 期待して見に行った上で、それに応えてくれる建物が、日本にいくつあるのだろう、とも思います。写真家、土門拳が「もっとも美しい建築」と称えた投入堂。

 垂直に切り立った岩盤のくぼみに、貼りつくように建つこの寺。どのようにして建築されたのか、未だ解明されていないそうです。

 確かに「法力で投入れた」と言いたくなります。

 建築とは、その建物だけを指すのではない事が良くわかります。簡素で、力強く、美しいその姿は、この圧倒的なロケーションが、それらを限界値にまで高めているのです。

 非常に満足して山を下りました。出来ればあの縁側にも座ってみたかったのですが。

 もう1つの目的はアリジゴク。

 大阪では見つけるのにあれほど苦労しましたが、ありました。

 北条砂丘の松並木の中で、いくつも見つけることができました。

 アリジゴクは、ウスバカゲロウの幼体です。

 スリバチ状の罠にアリが落ちると、下から砂をかけて、更に下へと導くのです。その名の通り、アリにとっては地獄。しかしその様を見て軽く感動を覚えました。

 スコップで掘り起こしましたが、意外に小さいものです。大きいもので体長7mmくらい。

 前には進めず、すぐにお尻から砂地に潜っていく様には、哀愁すら感じます。結局、持ち帰ることに。

 子供達は、何か気に入らない事が起こると、文句ばかり言い出だします。しかし、子供と私の好奇心を満たす旅が、いつまで続けられるのか、とも。

 山陰の旅も今日までです。

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ゲゲゲ

 今年の夏季休暇は、山陰へ来ました。

 早朝に大阪を出て、8時頃に境港に到着。まずは水木しげるロードを歩きました。水木しげると言えば、勿論ゲゲゲの鬼太郎。

 駅からの目抜通りに、ブロンズで出来た妖怪が、数メートルおきに並びます。スタンプラリーもあり、子供連れにはもってこい。

 街を上げての取り組みにも、好感がもてます。

 遊び疲れて皆が寝ている間に、植田正治写真美術館も訪れました。高松伸の設計ですが、彼も山陰の出身だったはずです。

 大山へ開かれた、眺望が見事でした。

 夕食は、皆生(かいけ)温泉で。

 水木しげるは、幼少期に父の故郷、境港へ移り住みます。

 家に出入りするまかない婦のおばさんが、聞かせてくれた妖怪話に、強い影響を受けたのです。記念館には以下のような言葉がありました。

 どうでもいいようなことを真剣に考えて、居ると信じる。それが妖怪なんだ。 

 まさに「一隅を照らす」です。

 画家志望だった水木は、戦争で左手を失います。なかなか売れず、何とかなったのが40歳を過ぎた頃でした。

 知らない街へ行き、誰かの人生を知る。心の隙間に何かが染み込むよう……

 3泊4日、山陰の旅は続きます。

いいね

 昨日は滋賀へ行っていました。

 敷地調査だったのですが、こちらには堀と石垣があります。

 非常に恵まれた環境で、緑は青々と。気温も都心部より、2、3℃は低いでしょうか。

 素晴らしい環境ですが、実際の暮らしとなると、大変な点もあります。この季節、夏草は目で見えほど伸び、草刈に忙しいのです。

 「何かを得たければ、何かを捨てないといけない」という、開口健の言葉を思い出します。

 話は変わりますが、facebookに登録したのは2011年の3月頃です。

 いまだに解っていない部分もありますが、ひとまず「ゲツモク日記」と「現場日記」のリンクを貼っています。以下が私の感想です。

 【良い点】 思いもよらない旧友から申請がある。コメントが書きやすい。
 【悪い点】 「いいね」の数が気になる。

 「友達は何人いる」等、他にも気になることが無いではないですが、この「いいね」はやや気になります。

 それまでのブログなら、何人くらいの人が訪問してくれた、程度でした。しかし「いいね」その記事に対しての、大きな意味ので可否でもあります。例えば、芸術論は「いいね」が少なかったな……とか。

 私がブログを書き始めたのは2004年の3月。世の中の流れとしては、ブログ、mixi、ツイッター、facebookという感じでしょうか。2、3年毎に大きく変化していることが分ります。

 facebookの大きな違いは、友達検索機能と、自分の言葉でなくても、意思表示がしやすい点でしょうか。流石ハーバードの企業家は違います。

 元は「like」だったようです。それが転じて「いいね」。世の中にとって、私にとっていいねとなるのか。また、何を得、何を失ったのか。

 3年後に振り返ってみたいと思います。

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好きこそが

 8月も2週目に入りました。

 今週を乗り切れば夏季休暇という人も多いのでは。

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 長男が3年生になり、一緒に行動する機会も減ってきました。

 しかし彼らは夏休み中。

 昨日はタイミングが合い、2人で鶴見緑地に行って来ました。

 公園内にある植物園が「咲くやこの花館」です。

 ここで食虫植物の展示があり、公開実験を見たいそうなのです。

 これがなかなか素晴らしく、CCDカメラまで使って解説がありました。

 食虫植物も光合成をしているので、虫を取らなくても生きて行けるそうです。

 「虫はおやつみたいなもの」と説明がありました。
微妙な気分です。

 長男は、かぶりつきで話しを聞いていました。

 また、実験後も、長い時間、お姉さんに質問していました。

 夏休みの自由研究も兼ねているのです。

 有名な塾講師がこんな話しをしていました。

 有名国立大学を出るも、なんとなく塾講師という仕事をしていました。心底打ち込めず、よくパチンコをしていたそうです。

 パチンコ屋で顔見知りになった、おっちゃんがよく競馬の話しをしてくれるのです。

 「あの馬は誰と誰の子供で、その父親はこういう馬で、更にその親はこんな馬で、その馬はこんな特性を持っていて、悪天候の時にはめっぽう強くって……そういえば○○年の××記念では……」

 そんな話を延々と聞いていた彼は「おっちゃん、それだけ勉強したらセンター試験でかなりの点数取れるで」と言ったそうです。

 そして気づきました。「好きやから、全く苦にならないんや。それどころか、楽しくて仕方がないんや」と。彼は英語の講師だったので、それからはいかにして、英語の面白さを伝えるかに、方針を変えました。

 生徒の成績は上がりだし、彼の塾講師としての礎を築いていったのです。

 どうすれば仕事の勉強の面白さを伝えられるのか。

 「仕事でも勉強でも、あなたが楽しくて楽しくて仕方ない、という取り組み方をしていれば、教育も何もいらないよ」と教えてくれた人がいました。
全くその通りです。

 結局ハエトリソウを買うはめになりました。1鉢600円。

 好きなら、世話も苦にならない、となれば良いのですが。

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 今日から8月。まだまだ暑い日が続きます。

 雪山を想う事は、一服の清涼剤になりえるでしょうか。

 登山を趣味にしている友人がいます。

 ホームグラウンドは八ヶ岳。

 一歩一歩、頂きに向かう喜び。その過程で目にする自然の美しさ。飲みながら聞いていると、自分もやってみたい、と思うことがしばしばあります。

 もし自分が始めたとしたら。少しでも高い山へ、果ては雪山へ……

 いらぬ危惧かもしれませんが、怖くてトライしたことはありません。

 過去に読んだ山岳ものの傑作といえば、新田次郎の「孤高の人」、夢枕獏の「神々の山嶺」。いずれも一気に読み切ってしまいましたが、その魅力と、その恐ろしさが十二分に伝わってきました。

 久し振りに読んだ山岳ものは、沢木耕太郎の「凍(とう)」。

 世界的なクライマー山野井康史と妻、妙子描いたノンフクションです。

 小規模のチームで登るスタイルをアルパイン・スタイルと言います。反対に、大規模なチームを組織し、キャンプを徐々に上に移して行きながら、少数名で山頂へアタックする登り方を極地法と言います。

 山野井康史はアルパイン・スタイルで、酸素ボンベなし、時にはたった一人で、比較的登りやすいルートではない、バリエーションルートで、その頂きを落とすことに拘ったクライマーなのです。

 ここでは、妻と共にヒマラヤの難峰ギャチュンカンにアルパイン・スタイルで挑んだ過程が、沢木の繊細なタッチで描かれています。

 山野井は何とか登頂を果たすもの、凍傷によって右足の指5本、左右の手の小指と薬指、右手の中指を失います。妻、妙子は、過去の経験も合わせて、両手の指全てと、足の指8本を失うのです。

 山野井康史と妙子は、多くの指を失った今でも、新たな挑戦を続けているのです。そこまで惹きつける山とは。

 改めて思います。限られた時間の中で、取材者との関係を築き上げる人間性。また、その人生の一場面を、鮮やかに切り取り、再現するその力量。

 「敗れざるもの」を読んではや20数年。やっぱり沢木は面白いのです。

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