土曜日の朝方、長野道を走っていると妻からメールが。
「今強い地震きましたが、大丈夫です。びっくりした……」
ひとまず普段通りの日常が始まった聞き、ほっとしました。
朝方の地震はどうしても、阪神淡路大震災の朝を思い出してしまいます。
私は奥志賀高原へ向う途中でした。昨年に続きiceteeの試合に出場するためです。
昨年は家族全員で来たのですが、今年は長男と父の3人でした。娘は従妹と体操教室へ行くほうがいいと。
子供が大きくなるにつて、親の意見は弱くなっていくのだなと。特に父親は。まあ、それも成長なのだと思いますが。
20代の頃、冬になると毎週のように、試合に、練習に行っていました。
学生の頃に達成できなかった、国体出場の夢を捨てきれ無かったのです。
久し振りに試合へでても、すぐに熱いものが蘇ってきます。蘇ってくるのは気持ちだけですが、それもでも言い訳無用のレースは最高に楽しいものなのです。
今日はスタッフ2人と滋賀へ行っていましたが、帰りの車で、1995年1月17日の朝の話をしました。
東京の友人から「阪神高速が倒れてるけど、大丈夫か?」という電話が掛かってきました。しかしその時思ったのは「毎日遅いんだから、頼むから寝させてくれ」でした。心配して電話を掛けてきてくれたにも関わらず。
また、地下鉄が動いていないと聞き「もしかして、仕事が休みになるかも」と思ったのです。本当に恥ずかしい、罰当たりな社会人1年生でした。
幸せな仕事人生を送りたいなら、好きな事を仕事にするか、仕事を好きになるか、しかありません。好きこそものの上手なれで、好きなら努力しているとさえ思わないものです。
自戒の念も込めてスタッフに問います。腹はくくれているのかと。