梅雨の明石の船上から

 昨日は、父、長男と釣りへ。

 梅雨の只中ですが、何とか曇り。甥っ子2人と義妹もいっしょです。

 朝一番岸和田港をでて、1時間ほどで到着。

 明石だけにまずはタコ狙いでスタートしました。

 今回は、子供達3人に一本竿を与えました。

 しかしタコは完全に不発で、船上は水遊び場に化していましたが。

 これではという事で、ポイントを岸よりに少し移動して、根魚狙いに変更。

 明石の住宅と言えばあの家です。いつかこのロケーションで仕事を……などと思いながら。

 しかしそれからは、ポツポツと釣れだし、長男は自力で2匹釣り上げました。

 1匹目は良型のガシラ。

 もう1匹はチャリコ。

 マダイの子供です。

 他には、ベラとキスが数匹。

 帰りにも淡路島西岸沖で数匹を追加。丁度、淡路島夢舞台の沖あたりで、百段苑が見えます。これも安藤忠雄の設計。

 いつかこの規模の仕事を……などと思いながら港に戻ったのです。

 好釣果という事はありませんでしたが、弟家も全員実家に集まり、皆で夕食でした。

 長男は小学2年生、週末は日記の宿題があります。

 甥っ子は小学1年生ですが、365日、絵日記を書く宿題があるそうです。

 日曜日に宿題があるのはどうかと思いますが、日記は最も良い宿題だと思います。

 感じた事を表現する時、体験は本当の意味ので自分のものとなり、自分以外への良い影響になり得るからです。

 父の船で釣りに来たのも、昨年の8月以来です。

 一時間、幸せになりたければ、酒を飲みなさい。
 三日間、幸せになりたければ、結婚しなさい。
 八日間、幸せになりたければ、豚を殺して食べなさい。
 永遠に幸せになりたければ、釣りを覚えなさい。

 開口健が好んだ、中国のことわざを書いてみたくなります。

 釣りの本質は、その時間の長さにあると思うのです。