マンハッタンで暮らすということ

 こちらの時間で、現在は朝の4時。先ほどニューヨークの宿に戻りました。

 11月3日(木)に到着。翌日の4日(金)の2日は、とにかくマンハッタンを回りました。
 
  美術館は、グッゲンハイム、メトロポリタン、ホイットニー、MoMA。現近代建築は、エンパイヤーステートビル、クライスラービル、ニューヨーク市立図書館、シーグラム、レバーハウス、国連ビル。街はチャイナタウン、リトルイタリー、ハーレム、スパニッシュハーレム。

 5日(土)は朝から飛行機に乗ってシカゴへ。そこからタクシーで1時間半の田舎町にある、ミース・ファン・デル・ローエ設計のファンズワース邸へ。完全に一日仕事でした。

 そして今日6日(日)は、早朝からこちらに住む友人と、ペンシルバニアのの落水荘へ。設計者のフランク ロイド ライトは、ミースと同じく、近代建築の3大巨匠の一人です。

 こちらもかなりの田舎にあり、レンタカーをしてもらい、友人と一緒に行ったのですが、これが片道7時間強。それで先ほど帰って来たところです。

 友人の住むアパートメントのすぐ近く、リトルイタリーで、遅い夕食を取りやっと一段落しました。

 まだ旅は終わっていませんが、ニューヨークを中心に行ける可能性のあるところを、考えうるところ全て見て回ったつもりです。

 旅に効率などナンセンスですが、次の機会があるかどうかわからないという気持ちもあり、悔いのないプランにしようと思っていました。

 現在、学生時代からの友人2人がこの街に住んでいます。かれらのサポートなくしては、急に決めたこの計画を実現することは無理だったと思います。

 2人には同じ質問をしました。この街にやりたいことが有ったから来たのか、この街で暮らしたいから来たのか、と。
 
  答えはyesでありnoであり、という同じような答えでした。時差13時間。言えば地球の反対側で暮らす彼らに逞しさと、尊敬の念を抱きます。その上で、失礼を承知で聞いてみたかったのです。

 わずかな滞在期間でしたが、もちろんその一端を感じることが出来た気はします。

 もうすぐ夜明け。最終日も出来る限り色々なものを見て、感じたいと思います。

ニューヨーク

 今日の1:00pm発の便でニューヨークへ行ってきます。

 作家、開口健は「パリはいくつになってからでも良いが、N.Y.は若いうちに行ったほうがいい。そうしなかった事に後悔がある」と書いていまいた。

 あのエネルギーと混沌は若いうちに見る方が良いと。

 決して若くはありませんが、私の人生の中では今日が一番若い日。思い立ったが吉日、です。

 友人に「遊びにくれば」言われたのが12年程前。時間が出来た訳ではないのですが、先月もう1人のN.Yで働く友人が、帰国したのが直接の動機です。

 海外で仕事をしたいという夢があります。それがN.Y.なのか、ミラノなのか分かりませんが、はやり体感するのが一番のはず。5日間ですが、街、人を体感したいと思います。

 次回11月7日(月)の日記は現地から。携帯とPCは持っていかないので、さてどうやってUPしようかと。