足の速さは遺伝するか

 昨日は運動会の小学校が多かったようです。

 長男の学校もその一つで、暑すぎずで最適の気候でした。

 小学1年なので初めての参加ですが、6年生にもなるとなかなか立派な体格です。

 私の母校でもあり「運動会の唄」も一緒に口ずさめます。

 妻に「オリジナルの唄があるの」と聞かれました。

 考えた事もありませんでしたが、意外と珍しいことかもしれません。

 開門は朝の7時から。5時半にジヨギングで通りかかるとすでに待っている人も。

 父兄の熱気もただならぬものがあります。

 しかし見ていて、それは理解できます。

 真剣勝負を見て、熱くならない親などいないのです。

 長男もいくつか出場しましたが、何はともあれ徒競走を楽しみにしていました。

 保育園の頃から1着をとった事はないのですが、練習では「いっつも一番やで」と言うのです。まだ6歳なので、話半分で聞いていましたが、楽しみにはしていました。

 ちなみに父は6学年中、4回くらい一着。母、弟、妻とも6回とも一着だと言います。弟はリレーもアンカーでごぼう抜き。運動会ではヒーローというタイプでした。

 しかし私は一番になったことがないのです。親は「一着だった事もある」と言うのですが、全く記憶になく、大体2番か3番だったと思います。さて、長男はどうなのか。

 いよいよスタートの順になりました。パーンという炸裂音と共に、スタートダッシュはOK。これは初めての一番か?中盤までは僅かにリードしています。

 しかしゴール直前で若干スピードが鈍り、すんでのところでかわされたように見えました。終わってから聞くと「僕の方が早かったで」というのですが……微妙なところでした。

 筋力というのは基本的には筋肉の断面積決まります。更に筋肉は、速筋と遅筋の2種類に分かれています。瞬発力は白い速筋、持久力は赤い遅筋が受け持ちます。魚の刺身で見るとが分かり易く、白い速筋がタイ、赤い遅筋がマグロ。それぞれの特性も示しています。

 私はマラソンなら学年で4番くらいだったので、遅筋の比率が高いのだと思います。長男はどちらの筋肉を多く受け継いでいるのか。結論を出すのはもう少し先で良いのですが。

 私も相当に熱が入っていたので、徒競走の写真はなく玉入れだけ。

 来週は保育園の運動会。

 娘は年中組で、同じく練習では自分も一番だったと言っています。

 とても楽しみにしています。

 その晩は約束通り、ご褒美の外食。

 長男のリクエストはいつもギョーザ。