ついに『24 -TWENTY FOUR-』ファイナル・シーズン

 初めて「24」を観たのは2005年の9月。日本でのレンタル開始は2003年でした。

 今回のファイナルシーズンを含めて、24話完結を8シーズン全て観終えました。

 合計192時間に、外伝が数時間あるので、約200時間を費やしたことになります。映画化もされるようですが、ひとまずこのドラマは終わり。一抹の寂しさを感じます。

 CTU(テロ対策ユニット)に協力するジャック・バウワー。

 今回もならず者、卑怯者、そして大統領までを敵に回し、超人的な働きを見せます。

 国と大統領に忠誠をつくしてきた彼が、大統領のテーラーと意見をたがえる場面があります。

 世界各国を迎えて平和条約締結を目指すテーラーは、その目標を達する為、重要な事実を隠ぺいしたまま、調印を進めようとします。勿論架空の話。
大統領は「私が目指すのは平和」と。条約締結の為には、事実隠ぺいもやむなしという主張です。

 対するジャック・バウワーは「私が目指すのは正義です」と反論。
自身の利優先の為、行動を起こさない人が多い中、そんなセリフに観る者は痺れるのです。

 最終章の最終話を見終えた今の感想。「終わる気はないな」です。誰も納得できないはずです。

 今後の軸が映画になるのか、それとも違う展開を考えているのか。ジャック役のキーファ・サザーランドはプロデューサーも兼務しています。

 プロデューサーとしての手腕に注目です。

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