皆既日食

 昨日は朝から、甥っ子と長男を連れて、京都市青少年化学センターへ。名神高速、京都南ICからすぐ近くにあります。

 入場料は大人500円、小学生からは100円。動くティラノサウルスが有名なのですが、その他もよく出来た博物館です。

 磯を再現した水槽は、海中から見れるようになっています。


 Nゲージと言われるものでしょうか、鉄道模型もあります。

 運転させてくれました。

 プラネタリウムは、その日の夜空を紹介してくれます。大人は500円追加。色々と勉強してきました。

 柄杓型の北斗七星は、おおぐま座の長い尻尾にあたる。熊なのに尾が長いのは、神様が尾を掴んでグルグルまわして空に放り上げたから。

 柄杓の柄の部分の延長線上には、春の大三角が。三点で一番暗い星のすぐそばには土星。そのあたりに獅子座がある。

 星座は全部で88種。うち星占いに使われる12の星座は、空で一列に連なっている等など。

 一番興味深かったのが、今年の7月22日に起こる皆既日食。完全に太陽が隠れるのは、種子島、トカラ列島辺りだけですが、京都でも80%が隠れるそうで、46年振り。

 前後の500年で隠れる長さが16番目に長いので、世紀の皆既日蝕と言われるのです。ピークは11:00am頃です。皆既日食のメカニズムは知らない事ばかりでした。

 太陽は月の400倍の直径を持ちますが、ほぼ同じ大きさに見えるのは、地球からの距離がおよそ400倍だから。当たり前と言えばあたり前ですが、それは偶然なのか、何らかの関係性があるのか……

 この関係だから、月の周りから輪が見える、金環日蝕も起こり得るです。こちらも3年後の、2012年5月21日の早朝に関西でもれます。

 帰ってから大阪の夜空を見上げると、見えた星は、北極星、北斗七星、春の大三角、土星くらい。探し易いと言えば探し易いのですが、都会は明るすぎます。

 帰りの車で2人は熟睡。こんな時、一仕事終えたという満足感に浸るのです。