2008年 いなみ大池花火大会

 オリンピックが開幕しました。北京は緯度的には秋田と同じくらいです。とは言え、この時期に炎天下での競技は命に関わる問題。ワールドカップサッカーも6月ですし、その点は再考すべきかもしれません。

 日本にとっての初メダルは、ヤワラちゃんの銅。いつもキャッチコピーと話題を提供してくれました。が、今回で引退のようです。人としても頭抜けている感があります。

 さて、先週末からは、お盆の帰省ラッシュが始まりました。

 その中、私と長男は兵庫県稲美町の花火大会へ。友人の会社のすぐ裏で開催されるのです。

 昨年は渋滞で3時間掛かったのが、今年は1時間で到着。やはりガソリン高騰の影響でしょうか。

 打上げ場所は池のほとり。

 池に突き出た半島状の公園が特等席となるのです。

 日も傾きかけた頃、続々と集まって来ました。

 午後7時半に開会の一発。

 池のほとりというロケーションから、水面で炸裂する花火もあります。

 これが目の前で炸裂すると、なかなかの迫力なのです。

 名物ナイアガラ。

 この場所ならではの美しさがあります。

 一時間に1,200発が打ち上げられました。アナウンスが無くても「もうすぐ終わりだな」と分かるから不思議です。

 そんな時会場には一体感が生まれ、盛り上がってくるのです。これも花火師の長年の経験と勘によるのものでしょう。

 ちょっと裏読みすれば「このくらいの予算なら、このあたりにコレを持ってきて、ここで一旦間をとって、最後にこんな感じでいきましょうか」「ハイ、おまかせします」何ていうやりとりが有るのかもしれません。

 考えてみれば花火が夏でないとならない理由はそんなに見当たりません。市町村や、団体などから、暑い夏に頑張っている庶民へのプレゼントという事でしょうか。遠くから見るもよし、近く
で見るもよし。やはり花火は一服の清涼剤です。

 我々は無料、友人は会社として※万円寄付しているそうです。8月の第二土曜日。来年も楽しみにしておりますので。