朝9時半公園 夕方5時お寿司

 ついにゴールデンウィークが始まりました。今年は天気に恵まれそうです。

 昨日も晴れだったので、子供と近所の公園へ。普段出来ていないので、点数稼ぎに勤めます。

 早目だからか、皆出掛けたからなのか、園内は閑散としていました。

 普段、そうはいかない滑り台も独占。ちょっとルール違反ですが反対から何度も何度も駆け上がっていきました。

 夕方5時には、妻の友人宅へ。子供の誕生日が2日違いで、産婦人科からのお付き合いなのです。

 お母さん同士は、子育てを中心に話の花が咲いていました。私はご主人とお寿司、お造りをアテに 、ビール、焼酎と杯を重ねます。

 すっかり御機嫌でそろそろと言うと、御代を受け取ってくれないのです。奥さんが”主人が今月は良く残業してくれたので”となんとも泣かせる台詞。なら、来月はわが家に来て貰うという約束をして、おいとましました。

 何年か前、ある方と食事に行った時、せめて半分は払いたいと粘る私に”好意を受け取るのも勉強”と言ってくれた人がいます。元々おごって貰うのは大嫌いですが、借りを作らないことに執着しすぎる事にも気付かされました。それ以来、好意はあり難く受け取って、違う形でお返しするようにしました。

 来月末の献立を考えています。私が一番自信を持っているのは”焼き飯”なのですが、お酒が好きなご主人にはもうひとつかもしれません。

 屋外で作れば、大抵の料理は美味しいと言ってくれるのですが今回は家の中。最終的には妻頼みになりそうです。

深日と加太

 深日と書いて”ふけ”。大阪府南端にある港町です。

 中学生の頃、南海電車に乗って良く釣りに行きました。淡路島への航路があり、釣り客とで結構な賑わいでした。

 先週の日曜日は雨が降っていたので、大阪湾沿いをドライブに出ました。南を向いて走っていると、お昼頃ちょうど深日辺りだったので寄ってみました。

 なんとなく記憶に残る食堂がありました。”いい感じ”に見えたので入ってみると、どことなく活気は無し。

 タコの刺身は¥250。安く、美味しかったのですが、フェリー乗り場が泉佐野に変わったようで、辺りはすっかり寂れていました。

 そのまま海沿いを南下し、和歌山県の北端、加太(かだ)を目指します。海を見下ろす眺めの良い道路があったはず……。入り口に着くと、門ができ閉鎖されていました。

 仕方なく高台の紀州加太国民休暇村へ。ロビーから友ケ島を眺めて来ました。帰りには物凄いスケールのイオンりんくう泉南ショッピングセンターでお買い物。

 帰って父に聞くと海岸道路は”峠を走る暴走族が多く閉鎖されたらしい”と。深日港と何の関係も無いのですが、なんとなく寂しい日曜日に。

 しかし今日は気持ちの良い朝になりました。そして今週末からはついにゴールデンウィーク。日本中から”もうひと頑張り”と聞こえてきそうです。

竹の子

 先週の金曜日、事務所に友人が遊びに来ました。その時頂いたのが竹の子。彼は京都市西京区桂坂に住み、朝掘り、土付きを持って来てくれました。

 ”ちょっとでも早く茹でたほうが美味しい”と、ヌカなど有りませんがその場で下ごしらえをしてくれました。

 30分位茹で、冷めるまで置いておきます。茹でている間も、アクらしき物はほとんど出ません。

 そのまま少し食べると、竹の子がこれ程美味しいものとは……。硬すぎずに食感はシャキッと、えぐみ等は全く有りません。色は乳白色で、香りも甘く、味はどちらかと言うと栗に近い感じ。家
ではワサビ醤油で食べましたが、これもかなりいけました。

 聞けば、京都の大枝塚原や乙訓は竹の子の名産地。京野菜の一つと言えるようです。手間ひま掛けて育てるのでしょうが、何故京都の野菜は美味しいのでしょう。やはり土が違うのでしょうか。伊達に長らく、首都をやっていない訳です。

 ひと時食卓は春の京都に。

帯を見てみる

良く見るサイトに、構成作家、高須光聖氏のブログがあります。

 ダウンタウンの幼馴染みでブレーン。今や売れっ子放送作家の彼が、エッセイを出版しました。尼崎での幼少時代を書いたという「あまりかん」。私は読んでいませんが、結構売れているそうです。帯のコメントもそうそうたる3人。

 大御所と言って良い作家・村上龍に続く2人に、思わず笑ってしまいました。

松本人志 -笑える!泣ける!「読んでないけど」-
浜田雅功 -「誰にも読まれませんように」-

 流石芸人。

和歌浦 -わかのうら-

 髪を切りに行くと和歌山マリーナシティー内にあるポルト・ヨーロッパの入場券を貰いました。

 ヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク。和歌山マリーナシティ内には他にも、産直市場、温泉、釣り公園等があります。

 大阪からは車で1時間弱。まずはポルトヨーロッパへ。

 作り物ではありますがパティオや路地に入ると、ちょっとした旅行気分です。妻曰く”ああ、旅行に出掛けたい!”。

 本来なら入場料は大人1,400円。遊園地エリアが併設されていますが、そちらに行かないと子供にはちょっと物足りないかもしれません。

 昼食はすぐ隣の黒潮市場で。その場でバーベキューの材料を買い、海辺のテラスで焼きながら食べられるというのが売りです。

 毎度の事ですが良い時間帯は凄い混雑でした。

 この辺り、和歌山市湾港部は和歌浦と呼ばれ、万葉集にも多くの歌が詠まれています。

和歌浦湾に突き出た白砂の砂洲は、山部赤人の歌にちなんで片男波海岸と名づけられたそうです。

和歌の浦 潮満ちくれば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴(たず)鳴き渡る -山部赤人-

 水ぬるむ季節。片男波の干潟は潮干狩りで賑わっていました。

京都は桜、桜、桜

 昨日は京都へ行っていました。2週続けて来ましたが随分暖かくなりました。

 京都市の北東部、出町柳は京阪電車の終点です。西に流れる鴨川の上から北を望むと、五山の送り火で知られる”法”の字が見えます。松ヶ崎”妙法”は2文字揃ってこそ。
妙法に向って桜並木は続きます。

 このあたりは、全て八重桜なのでしょうか。出町柳と言うくらいですから、柳の緑とのコントラストも鮮やかです。

 桜咲く京都はどんなところでも絵になります。茶道の祖、千利休も桜は塀越しに見るのが良いと。

 小学校には桜。桜舞い散る中、小学生が出てきました。何年生なのでしょう。新しいクラスには馴れたのでしょうか。

久し振りに海の上

 昨日は釣りに行って来ました。随分久しぶりです。天気は晴れですが、黄砂の影響でしょうか、モヤが掛かったよう。それとも春霞?

 日の出前、父とその友人との3人で岸和田を出港しました。まずは大阪と和歌山の県境あたり、羽倉崎沖を目指します。マダイ狙いの船が結構集まっていました。

 私はなんとか小さいのを一匹だけ。しかし小さくても引きはマダイ独特のそれです。マダイと言うよりはチャリコですが。

 2時間程釣るとアタリが止まったので、更に30分南下して醤油で有名な湯浅の沖へ。

 狙っていたアジは見れませんでしたが、ガシラをなんとか1匹ルアーで釣りました。

アタリなし ふと見上げれば トンビの輪

 昼を少し回ったところで、帰りの途につきました。

 青い空、青い海。良い季節になりました。

京都、宝ヶ池良い所

 一昨日、京都盆地は北東端、宝ヶ池に行っていました。宝ヶ池プリンスホテルで、ある会合があったのです。

 この日は花冷えで、最高気温も10度あるなし。鴨川の源流、高倉川の桜も七分咲きでした。

 向かいにあるのは国立京都国際会館で1966年(昭和41年)の竣工。大谷幸夫氏の設計です。

 なんとなくアニメ・ガンダムに出てくる、ホワイトベースを連想させませんか。コンペで勝ち残ったにも関わらず、当時はかなり物議をかもし出したようです。

 ホテルのアプローチには枝垂桜。こちらは満開でした。

 宝ヶ池プリンスホテルは1986年(昭和61年)の竣工です。関西の重鎮、今は亡き村野藤吾氏によって設計されました。代表作は新高輪プリンスホテル、大阪新歌舞伎座など。

 天井と柱の取合い部は、独特の有機的なデザインが見て取れます。

 ロビーの向かいには茶室も。数奇屋建築も得意とするところと、重鎮は一味も二味も違うのです。

 会合が終わると日は暮れていました。このホテルはドーナツ型の平面を持っています。中心部となる中庭へ出てみると、ひんやりとした空気はやはり京都の夜でした。

 心地よいスケール感で、ライトアップされた桜も良く生えています。真っ直ぐに伸びた竹は、円形の中庭をより印象付けるのです。

 僭越ではありますが、同じ創り手として”さすが巨匠!”と唸ってしまうのです。

桜、花見、紙芝居

 昨日からついに4月。

 週末の天気はもうひとつでしたが、合間をぬって近所の長居公園に行って来ました。

 桜はほぼ満開。薫りたつようです。

 ポピーをはじめ春の花はオレンジ、黄、青、白と色鮮やか。


 

 

 

 公園内の桜広場は花見客で大変な賑わいでした。あちらこちらから、ほろ酔いの歌声と炭火の煙が。

 私達は子供を遊ばせるのにチビッコ広場へ行くと、紙芝居をしていまいました。こんなのを見たのはいつ以来でしょう。

 終わった後、エビセンや水あめを買う子供達が長蛇の列に・・・・・・。紙芝居はタダ、売るのはお菓子だけなのです。

 東京ディズニーランドの売上の7割は飲食、物品の販売だそうです。これは完全なディズニー方式。