ラジオ体操と

 朝、近所をジョギングしていると、季節を問わず、ラジオ体操が聞こえてきます。

 地域が主催しているのか、あちらこちらの公園で集まりがあるのです。

 参加者のほとんどは中高年の方々。

 6:30amにその近くを通り過ぎると”♪新しい朝が来た、希望の・・・・・・。手を前から上に!”と、声が聞こえてきました。

 んっ、違う?

 ラジオ体操と言えば小学生の夏休み。私の知っている、あのおじさんの声と違うのです。

 あれから30年も経っているので、同じの方がおかしいのですが、”ちょっと声が若いな。あの太めの中年のおじさん(勝手なイメージ)のほうがぴったりきてな”とか思っていました。

 私もスタンプを貰うカードを持って、毎朝通ったものですが、最近は、核家族化、地域への帰属意識の低下によって、参加者は減少の一方だそうです。

 地域主催のラジオ体操に小学生が参加すれば、お年寄りも喜び、地域との繋がりも出来、一石二鳥とも思いますが、やはり安全の確保がネックとなるのでしょうか。

 

 

 

 

 空を見上げれば秋の雲。

 今日、8月31日は小学生にとっては特別な日。

 宿題の残りをなんとか済ませ、楽しかった夏休みを思い返し、久しぶりに会える友達のことを思いながら今晩は眠るのでしょう。

 近くの席のあの子のことも思いながら・・・・・・

 明日から9月。2学期もがんばります。社会人に2学期はありませんが。

♪海よ~、俺のうーみよ♪(唄:加山雄三)

 先週に続いて、福井県の敦賀半島へ行って来ました。

 今回は、妻と子供を実家に預け、友人達と現地で落ち合います。


 

 

 

 サーフという車に、こんな感じで船を積んで行きます。

 船はもう20年以上の付き合い。

 SURF&BOATと冗談みたいですが、どちらも酷使に耐える、丈夫なヤツら。愛着もひとしおなのです。

 

 

 

 

 真っ青の空に入道雲。天気は抜群。はやる気持ちを抑えつつ、いざ海へ。


 

 

 

 

 沖に出ると、険しい岩場に挟まれた入り江が続きます。

 澄んだエメラルドグリーンの海は、30年前から全く変わりません。少し潜ると、イシダイ、グレ、アコウ、ガシラ、タコ・・・・・・と豊かな海を垣間見れるのです。何匹か魚をヤス(モリ)で突いて獲りました。

 

 

 我が愛しの”おっちゃん”(8/21の日記参照)は備中フンドシだけで潜ります。

 潜りも、釣りもまだまだ私には負けない・・・・・・という感じです。

 

 

 

 

 辺鄙な所にあるので、昨日も人影はポツポツ。閑散とした砂浜は大好きな景色。

 

 

 

 

 

 夕方まで目いっぱい潜って、釣りました。船からの夕日はとびきり大きく。

 港に帰って浜で獲物をさばきます。それをアテにキンキンに冷えたビールをグイッと。仲間同士、顔を見あわせて”最高やな!”とか言いながら。

 漁火を見ながら、なんとも幸せな時間は夜更けまで続くのです・・・・・・

お料理、ワイン、お気に入り

 昨日は、妻の誕生日でした。

 何回目かは、言わない事にしておきます。

 子供を実家に預けて、地下鉄谷町9丁目から南へすぐのイタリア料理「モンテラート」へ。昨年の秋以来です。

 

 

 

 

 こういう日には、お気に入りのシャンパンから。

 お料理は、上新粉(米の粉)のピザからスタートです。パリッとしたピザはこのお店の名物料理だけあって、期待を抱かせるのに十分です。

 

 

 

 パレットの上には色とりどりの前菜が。

 サンマのスモーク、トリュフ、キクナ、水ナス、タンのスモークと、様々の食材が。

 東大阪で作られたオクラは生のままで。

 実が大きく、自然の甘みと瑞々しさには驚きました。

 しかしこのお皿、素晴らしく丹念なお仕事振り。

 

 

 

 

 オマールエビのスープスパゲティー、子牛のタンの煮込みとも納得のお料理でした。

 デザートは誕生日仕様のものが。

 マダムにはワインの話を気軽に聞けます。

 私が好きな”シラー”という種類もここで教えて貰いました。

 しかしこの日は生憎切れていて、他のものを頂くことに。

 マダムの言うには「守谷さんって、太陽の良く当る地方のものが好きなのかも」と。

 太陽大好きの私はそれを聞いて何故か上機嫌になるのです。

 そんな、こんなも含めてお気に入りのお店です。

Welcome Big Summer

 私にとって、夏とはこの海のこと。敦賀半島の北端まで行って来ました。

 

 

 

 

 雲ひとつ無い青空と、澄み切った青い海。私の夏も1ヶ月遅れでやっと始まりました。

 

 

 

 

 浜では犬も水遊び。

 

 

 

 

 この真っ黒な”おっちゃん”は漁師でも地の人でもありません。

 大阪では鉄工所を経営しています。

 しかしそれは、仮の姿で、こよなく海を愛する趣味人なのです。

 潜ること、釣ること、食べること・・・・・・、小学校に入る前からいろんな事を教えてもらいました。

 出来れば、我が子へも伝えてもらいたいのです。「スイカは豪快に食え」と。

 

 

 

 

 そうめんには氷の塊を。

 

 

 

 

 ”おっちゃん”は朝から、焼酎に氷の塊を入れてガンガン飲みます。

 タバコは両切りのピースを日に何十本。

 フィルターの付いていない強烈なやつです。

 私達が「お酒とタバコ、もうちょっと減らしたら」とか言っても「わかった、わかった」と意に介しません。

 還暦を過ぎて数年。

 ピースの甘い香りが漂って来ると「まあしょうがないか」と思ってしまうのです。

夏花火

 大阪周辺では多くの花火大会があります。

 8月前半のPLの花火や淀川の花火大会などが有名なところですが、今年は見に行けませんでした。

 

 

 

 

 お盆の間は保育所も夏休みで、ウチの子供は妻と実家へ里帰りしていました。

 初めて見る花火はおばあちゃんの腕の中で。

 花火は夏の風物詩ですが、何故かその終わりを想わせます。

 まだまだ暑い日が続いていますが、朝夕はやや過ごしやすくなってきたような・・・・・・

 終わって欲しいようで、終わって欲しくないのが夏。

お盆 ミッション・イン・ポッシブルⅢ

 世間はお盆休み真っ只中。

 先週末に続いて、お墓参りへ行って来ました。

 土曜日は妻の母方の祖父のお墓へ。
 

 

 

 

 墓地は高槻の山腹にあり、大阪平野を一望できます。

 仏壇には何度か参っていますが、お墓には初めて来ました。

 曾孫を連れて、元気で暮らしていることを報告です。

 ここから見える名神高速には渋滞の列が出来ていました。

 日曜日には、帰省で人出が少ないと読んで妻と映画館へ。

 いつ以来?というくらい久しぶりです。

 最近続々とオープンしている”シネコン”ですが、照明も抑えられて、なかなかの雰囲気。

 しかし、このワクワク感は今も昔も変わりません。

 

 

 

 

お目当ては、評判の良かったトム・クルーズ主演の”M:i:III”。

 ロードショー中なので内容については触れませんが”これぞ劇場で観て損の無い映画”と言える作品でした。

 映像の迫力、ロケ地の風景、ドキドキ感・・・・・・申し分なしです。

 トム・クルーズはザッツ・ハリウッド!という俳優ですが、今回は本業での魅力が存分に発揮されています。

 劇中でとにかく良く走るのですが、そのランニングフォームがとってもキュートです。


 

 

 

 

 混雑を避ける為、8:45amの初回を見に行きました。

 初めは私達2人だけ。最終的には10人になりましたが、まるでホームシアターの趣です。

 少し明るいうちから、映画の予告編が始まります。

 見てもらうが為に作られた映像なので、面白くないはずがありません。

 気分は徐々に盛り上がって行きます。照明も完全に落ち、スクリーンの一部を覆っていた幕も端に引き込まれると、満を持してフルスクリーンでの上映が始まるのです・・・・・・

 こうして見ると、楽しませる為にいろんな工夫がしてありました。

 しかし一番初めに”携帯電話の使用禁止、おしゃべりの禁止、違法撮影の禁止”などをたっぷり見せられるのには、閉口しました。そこまでしないと駄目何なんでしょうが、非日常を求めてここに来る人を、現実に引き戻す不粋なものに変わりはないのです。

岡山→香川でお墓参り

 8/7(月)の続きです。

 

 

 

 

 夕食の後は、心地よい疲れもあってすぐに就寝。翌朝は5時に目が覚めました。

 早めの朝食の後は、前の砂浜で海水浴です。ウチの子供は、とにかく”水好き”なのです。

 

 

 

 

 父が浮き輪に乗せて引っ張っるとキャッキャ、キャッキャと声を上げて喜びます。

 見ていると、自ら顔を浸けて海水を飲んでいるよう。

 それくらいの”水好き”なのです。


 

 

 

 

 10時頃、岡山のホテルを後に、母の郷里、香川へと向いました。

 お昼は讃岐うどんの有名店”やまうち”へ。

 私と妻で、いなり寿司も付けて1000円ほど。

 (詳しくは2004/10/4)繁盛店だけあって今回も納得のお味でした。


 

 

 

 

 その後、満濃町にある祖父のお墓へ。

 祖父は戦争の前、東京で働いていました。

 戦後、郷里であるこの地に戻ると電気屋を始めます。

 都会で使った便利な家電を、重労働に苦しむ農村の女性へと考えたのです。

 孫の私が言うのも何ですが、本当に真っ直ぐで正直な人でした。


 

 

 

 

 その理想を実現する為、起こした会社は”生活改善社”。

 今ではその理念を母の弟、私の叔父が継いでいます。

 祖父、叔父とも自らが扱う日立の製品を愛していました。

 生活改善社から貰う日立製品の中で育った私にも、やはり愛着があります。

 シャッターには、60年代の終わりから、カラーテレビ普及のため活躍したキャラクターが残ります。ポンと押せば、パッとつくから”ポンパ”。

 剥げたポンパを見ると、祖父とここで過ごした夏休みを思い出すのです。

卒寿のお祝い

 先週末は恒例にしているお墓参りに、岡山と香川へ行ってきました。

 父、母、弟家族、私の家族、総勢8人には2人の1歳児を含みます。

 

 

 

 

 まずは倉敷にある父方の祖父のお墓へ。

 高台にあり、瀬戸内海の島々を見下ろす景色は、猛暑を忘れさせてくれます。

 その後、下津井名物のタコを”ふく仙”で頂きました。ここのタコの造りは絶品です。

 そこから私達3人は別行動で、妻の友人宅へ向かいました。

 岡山市内までは、高速で小一時間ほど。妻とご夫妻は以前、同じ職場で働いていたのです。

 7ヶ月のお子さんとウチの子供の話を中心に3時間ほど喋りっぱなしでした。

 ”3年ぶりだけど、全くブランクを感じなかったワ。あ~楽しかった”と妻。話に夢中で写真を撮り忘れてしまいました。

 Hご夫妻、もしいい写真があれば是非お願いします。

 その晩は、祖母の卒寿を祝う為、海岸沿いのホテルに宿泊です。

 王子ヶ岳のふもとにある渋川海岸へ。

 

 

 

 

 数えで90歳。

 元気だった祖母も、さすがに歳をとりました。

 祖母はずっと昔ですが、胃の大半を切り取っています。

 それが、この晩は”お腹一杯”と言いながらも、お造りから、お肉、シャーベットまで、ほとんどの料理を平らげてしまいました。

 これは元気なはずです。


 

 

 

 さらに一杯だけですが、ビールも頂くのです。

 夕焼けにビールで祖母の健康に乾杯しました。

 これだけ暑いと、その味もまた格別・・・・・・

 幸せな一時を過ごしました。続きはまた木曜日に。

夏休み 学生

 ようやく梅雨が明け、心待ちの夏がやってきました。

 

 

 

 

 朝顔と言えば夏休み。

 

 

 

 

 夏休みといえばアトリエmには、この期間を利用して応募してきてくれた、学生がオープンデスクに参加しています。

 オープンデスクとは、研修生として仕事の現場を体験する制度なのです。

 建築家を志す、若者と働いていると、その頃の事を思い出します。

 そして、つい、いろんな事をしゃべりたくなるのです。

 参考になるかは別ですが、求められれば経験は、いくらでも伝えられます。

 話しすぎで、研修生にはうるさがられているかもしれませんが。

 彼らが将来、建築設計を仕事に選ぶかはわかりません。

 どんな仕事を選んだとしても懸命に働くことのみに意味があるということを伝えたいと思います。

 仕事に必要なのは「真面目、本気、執念」。そういう自分でありたいと思うのです。