十三が舞台の映画は

 6月上旬のこと、すごいニュースがありました。

 家に帰ると妻が興奮した面持ちで、「ニュースを見てたら、映画撮ってるところが映ってて、へえ~十三が舞台なんや。ええっ!監督は・・・・・・!!」と。

 小林聖太郎、初監督作品「かぞくのひけつ」(仮題)クランクアップのニュース。これが何故ビッグニュースかと言うと、監督は大学こそ違えど、お世話になったスキー部の先輩なのです。

 ”よく知っている”は過ぎた言い方ですが、同じチームの先輩と大変仲が良く、合宿にもよく参加されていました。卒業後も先輩宅での忘年会に、隔年くらいで来られては、よくバカな話をさせて貰いました。お祝いのメールを送ると、編集作業で忙しい中、返信してくれたのです(ちょっと自慢)。

 映画監督を目指し、助監督などをしているのは聞いていましたが、その生活はなかなか大変なようで、本当に痩せていました。直前はテレビでもおなじみの井筒和幸監督とお仕事されていたのです。

 「かぞくのひけつ(仮題)」のキャストは、桂雀々、秋野暢子、テント、浜村淳、笑福亭松之助と期待はふくらみます。

 秋に、十三の第七藝術劇場で公開のようなので、決まり次第お知らせしたいと思います。私は十三の予備校に通っていたので、十三は大好きな街。そこを舞台に先輩が映画を撮る。こんなことは滅多にあるものでは・・・・・・

 いろんなジャンルで活躍する知人がいますが、新たな若き映画監督が誕生しました。

 みんな頑張ってるなあ。負けじと頑張らねば、という気持ちと、今までいい仲間のなかで生きてきたんだなあ、と改めて思うのです。