港の魚屋は

 先週末、桜にはまだ少し早そうなので、和歌山の海へ出掛けました。

 

 

 

 

 湯浅というインターチェンジで高速を降り、海岸線をのんびりとドライブ。

 小さな漁港が見えたので寄ってみました。「戸津井」という港で駐車には500円必要ですが、清潔なトイレもあって家族連れにはピッタリです。 少し釣りをしましたが、小さな魚ばかりだったので全てリリース。

 

 

 

 

 天気も景色も最高で、潮風を満喫しました。帰り道に地の魚でも買おうと、漁港のおばあさんに尋ねると「隣の港にあるヨ」とのこと。

 水揚げされたばかりのブリ、タイ、シマアジ、ヒラメ、ホウボウ、イシダイ等などがイケスにいました。

 

 

 

 

 70cmくらいのハマチと25cmくらいのマルハゲが1500円と400円。いい買い物ができました。

 売っているお兄さんに「ここにはどんな人が買いにくるの?」と聞くと「近所の旅館の人か、釣りに来てボウズ※やった人やね」と。ん~、納得。※一匹も釣れないこと

 魚を美味しく持って帰るコツも聞いてみると「ウチは〆る時に、神経のシステムを破壊するので、身がリラックスした良い状態で持って帰れるヨ」と。長いワイヤーを尾の方から背骨の真ん中に突っ込み、頭まで通してしまいました。かなり残酷に見えましたがその効果の程は・・・・・・。

 

 

 

 

 帰ってから、ハマチは造りにしました。ワイヤー効果もあってか、身には弾力があり、味も抜群。この〆方は試してみる価値ありです。

 この港は「衣奈(いな)」。こちら方面へ釣りに出掛けて、もしボウズだったら利用してみては。

 お父さんには見栄をはりたい時があるはず!?