三が日には実家に集まっておせちを食べました。お雑煮も食卓に並びましたが、この料理は地域によって特徴がある事はよく知られています。
大雑把に分けると、
関西 「白味噌仕立」
島根、兵庫北部 「小豆汁」
福井近辺 「赤味噌仕立」
東北、関東、中国、四国 「すまし」
に分けられるようです。
お餅は東日本が「角餅」、西日本が「丸餅」。それを「焼く」、「煮る」。具に至っては・・・・・・と種類は多岐にわたります。
私の母は香川の出身で、この地方のお雑煮はちょっと変っていることで有名です。「白味噌仕立」で「あんこ入りの丸餅」を「煮る」のです。これをアレンジして、当家では「すまし」に「あんこ入りの丸餅」を「焼いた」ものが入っています。実にややこしい。
妻も義理の妹も、このお雑煮は初体験で、ちょっと楽しみにしていました。その感想は・・・・・・「美味しい!」でした。
聞くと、「あんこ入りのお餅なんて!」と思うかもしれませんが、すましの出汁と薄い塩味が結構あんこに合うのです。勇気がいるかもしれませんが、気になる人はチャレンジしてみて下さい。