節分の「巻き寿司の丸かぶり」。関西では、多くの家庭で行われている風習です。
その年の恵方を向かって、巻き寿司を丸かぶりすると、その年に幸福が来る。巻き寿司には「福を巻き込む」という意味が込められ、包丁を入れると「縁が切れる」という縁起かつぎから「丸ごと1本」を無言で食べなくてはいけない。
現在は、全国区に広がりつつあるようですが、もとは大阪の商人が考案したという話です。
「無言で丸ごと一本食べないといけない」。
ちょっと強引な理屈で、商売のニオイがしないでもないですが、それはソレで今年も我家では「丸かぶり」の予定です。