この連休は墓参りに帰っていました。
まずは岡山県倉敷市へ。
父方の祖父母は亡くなりましたが、共に92歳まで生きました。
今は瀬戸内海を見下ろす墓で、静かに眠ります。
瀬戸大橋を渡り、今度は母方の里、香川県まんのう町へ。
祖父の入る墓は、船の神さま、金毘羅山(こんぴらさん)を望む田の中にあります。
曲がった事が大嫌いな人でした。
自分で言うのも何ですが、私が一番その気質を受け継いでいると思います。
香川に来た時、うどん店めぐりはかかせません。
今回寄った店は「純手打ちうどん よしや」。
名店も多い、飯野山(いいのやま)別名讃岐富士の麓にあります。
麺が冷たい、だしが熱い「ひやあつ」としょうゆうどん。
ゲソとレンコンの天ぷらに、おにぎりとおでんのスジ。
これで1050円程。
「純手打ちうどん」の看板通り、手打ち麺を包丁で切るこだわりの店長。
「大将」と呼ばれていましたが、まだ若い感じでした。
一時のブームは去ったとは言え、連休の昼時は店外まで列ができていました。
その表情にはやや疲労の色も。
「気長にやりなよ」と声を掛けてあげたい気持ちもありましたが……
味の方は間違いないものでした。
母方の祖母は88歳で健在です。
今は年に1回くらいですが、小学生の頃は夏休みを一緒に過ごしました。
段々と仏さんのような顔になってきました。
愛おしいと思えるのは我が祖母だからでしょうか。
子供たち、そして私もあと何回会えるのか。
人生の晩秋を迎えた時、果たして私はどんな顔をしているのか。
そんな事を考える時間が彼岸なのだと実感するのです。
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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました