カテゴリー別アーカイブ: 09 家族・私

同志は近所のおばちゃんだった‐1603‐

 私の住む平野は、大阪では堺の次に大きな環濠都市だったと言われています。

 平野郷の夏祭りの目玉はだんじり。

 各町会のだんじりが一斉に集まる九町合同曳行はなかなかの迫力です。

 先週はその試験引きをしていました。

 いよいよ夏本番が近付いてきました。

 梅雨時でエアコンの匂いが少し気になったので、クリーニングを頼みました。

 いつも頼んでいるハートクリーングの予約がとれずで、初めてハウスクリーニングサービスという会社に頼んでみました。

 テレビ出演多数、お掃除講習の講師としても活躍とありましたが、とても丁寧な人で本人が来てくれました。

 ひとりでされているそうで、大手に勤めてから独立。この道30年とのことです。

 「そんなに汚れていませんでしたね」と、テキパキと1時間程で仕事は終わりました。

 会社の中、家の中に入って貰う仕事は、仕事の精度、金額も大切ですが、やはり人柄が重要です。

 とても謙虚な人で、自宅もお願いすることにしました。誠に勝手ながら、お勧めしておきます。

 火曜日だったか、家に帰ると娘が「凄いことがおこってん!」と飛びだしてきました。

 レンタルDVDショップのくじ引きかなにかで、A賞だか、B賞だかを長男が引き当てたと。

 スパイダーマンのフィギアでした。

 この日も、スパイダーマンの新作を観に行く予習でDVDを借りていたくらいなので、2人でかなり盛り上がっていました。

 ちなみに娘はC賞だか、D賞だかでマーベル映画のポスター。

 それも喜んでいましたが。

 ヒーロー物の映画が面白くなければ商売あがったりですが、それでもマーベルの映画群は凄いものがあります。

 単体でもヒット、皆が集まればさらに大ヒット。

 これら多くの原作を手掛け、また製作の指揮をとったのがスタン・リーです。

 マーベル隆盛の礎を築いたのが彼ですが、映画の中にチョイ役で登場します。

 全て子供に教えて貰ったのですが、昨年亡くなったので、残念ながらもう観ることは出来ません。

 近頃のアイドルグループがそうであるように(昔もありましたが)、やはりチーム、仲間の力、魅力が噛みあうと掛け算となる良い例だと思います。

 会社は地下鉄の駅から3分くらいで、前に銭湯、コインランドリー等もあり、正直、タバコのポイ捨てがひどいのです。

 朝一番に来た人が、できるだけ広い範囲を拾いますが、周辺20m内に10本近く落ちていることもあります。

 清潔は気持ち良いし、良いことをしているんだと言い聞かせても、毎日同じ場所に、同じ銘柄の吸い殻があると「何ともなあ」と思うこともあります。

 6時頃会社に来た時、近所のおばちゃんが吸い殻拾いをしているのを見かけました。

 吸い殻が多く残っているのはマンション前が多く、「あそこは誰が拾ってるんだろう」と思っていたのです。

 そういったマンションに限って、管理はいい加減で、滅多に清掃員など来ないもの。その謎がようやく解けました。

 その姿を見てシンパシーを感じましたし、それだけで、ゴミ拾いの時の気分が全く違ったものになります。

 「ひとりではない」

 この意味がどれだけ大きいかを実感したのですが、同士は近所のおばちゃんでした。

 うっかりしていて、七夕が過ぎていることに気が付きました。

 受験を控える娘は、生垣の笹に短冊を。内容は書きませんが。

 2人でふざけていることもありますが、兄妹とも少し「やる気スイッチ」が入った感じがします。

 できれば、良い環境で成長して行ってくれたなら……

 そして、良い仲間が多く出来れば……

 ここは少し自戒の念も込めてですが。

 仲間、チーム、同志がいれば、粘り強さ、喜び、そして成功の度合いも、全く違ったものになってくると思うのです。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
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■『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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青春ど真ん中‐1596‐

 昨日は奈良へ行っていました。

 若干雨がぱらつく時もありましたが、初夏の心地よさを十分に堪能できました。

 緑、寺社仏閣、そして近代建築を楽しめるのが奈良です。

 しかし主役はやはり鹿でしょうか。

 天敵の少ない日本では、駆除の話がよく出ますが、鹿と最も上手く共生しているのが奈良でしょう。

 近鉄奈良駅から少し北に行ったところにある奈良女子大学。

 いつか見に行こうと思いながら、初めて訪れました。

 1908年(明治41年)に完成した旧本館は重要文化財に指定されています。

 モスグリーンの色合いも優しく、この地に馴染んでいます。

 100年もこの地に建っているので、当たり前と言えば当たり前ですが。

 構内に紛れ込んだのか、普段から住んでいるのか、小鹿と子供さんがあそんでいました。

 2階は大空間の講堂があるようで、公開時に再訪して見たいものです。

 守衛室も同じく重要文化財で、十字架型のプランが愛らしい建物でした。

 奈良女子大学から更に北へ10分程歩くと、ならでんアリーナがあります。

 奈良に行っていたのは、ここで長男の試合があったからです。

 外観はややくたびれていますが、内部は熱気で溢れかえっています。

 近頃流行のネイミング・ライツですが、奈良市は関西電力ではないのでしょうか。

 ちょと気になるところです。

 中学から始めた卓球ですが、本当に好きなようです。

同級生に強い選手が沢山おり、先週は皆で自主的に朝練をしていたようです。

 1回戦は不戦勝で、2回戦からでてきました。

 初戦は落ち着かないものですが、まあ何とか危なげなく勝利。

 しかし3回戦の相手は体も大きく、かなりの強敵でした。

 試合前に少し談笑していたので、後で聞くと知合いだったそうです。

 フォアのドライブを決められ、かなり押し込まれていました。

 卓球にはベンチコーチというシステムがあります。

 プロなら勿論監督などが入るのでしょうが、選手も多いので同級生や先輩が入ります。

 1セット取り返された後、チームメイトがにこやかな顔でアドバイスをしてくれていました。とても強い選手なのです。

 その後、落ち着きをとりもどし、耐えに耐え、デュースもありましたが勝利を納めました。

 目標は6回戦まで進むことと聞いていたのですが、4回戦も勝ち上がり、あと1勝まで勝上ってきました。

 しかしこの辺りからは、実力のある選手ばかりになってきます。

 シード選手を撃破することはできずで、目標の1歩手前で、この日は試合を終えることになりました。

 試合の空き時間に周辺を歩いていると、スタジアムがありました。

 中学生か高校生か、サッカーの試合をしており、ゴールに迫ると父兄から大きな歓声が上がります。

 どこの親も一緒だもんなと、少しの間観戦していたのです。

 長男は瞬発力があるタイプで、走る、ジャンプする等の能力は高い方でした。

 それで、小さい頃はサッカークラブに入れてみたり、左打ちなので、一緒に野球の練習をしたりもしました。

 サッカーはあまり向いていないようでしたが、野球のほうは、逆方向に強い打球を打てる俊足の左バッターです。

 このタイプはかなり重宝されるので、かなり勧めましたし、テニスも向いているんじゃないかとアドバイスもしたのですが、入学してすぐに、自分で卓球をすると決めて来たのです。

 同級生は更に上まで行った選手が4人居り、本人は悔しかったでしょうが、よく頑張ったと思います。

 勉強もクラブも優秀であるに越したことはありませんが、全力で打ち込めるものを見つけてくれたことが一番の収穫です。

 本気で打ち込み、負ける。

 この経験をしていないと、「やればできる」という言い訳ばかりの人生になってしまうからです。

 また、成長を目指すよい仲間に恵まれたことが、彼を目標1歩手前まで成長させてくれたのだと思います。

 青春ど真ん中の時間を、謳歌してほしいと思うのです。

 長男が負けた頃、丁度時間となり、清々しい気持ちで次の目的地に向かいました。

 おまけですが、鹿センベイを買ったなら、すぐに鹿にあげないと追い回されることになります。

 彼女のように。

 見た目は可愛い動物ですが、勿論獣ですので、怖がって手に持っていると、普通に噛んできますので。

 まあ、それも思い出と言う場合は何の問題もないのですが。

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偏差値50の呪縛‐1594‐

 晴れたり雨だったりと、目まぐるしく天気が変わる時期です。

 今週のどこかで、「住吉区歯科医師会館」の撮影をしたいと思い天気を見ていると、サイトによって結構違うものです。

 6月13日(木)は、Yahoo天気予報では「曇り時々晴れ」、気象庁のサイトでは「晴れ時々雲り」となっています。

「信頼度A」の表示もあり、この日に決めました。ここは気象庁の、メンツに掛けて、是非晴れでお願いしたいと思います。

 6月7日(金)は「北摂のリノベーション」の現場へ行っていました。

 この日は煙立つような激しい雨でした。

 その中に、葺きあがったばかりの白い屋根が見てとれます。

 その前週に行った際はまだ下地の状態だったので黒。

 ご家族でも印象が分かれていましたが、私としてはとても楽しみにしています。

 雨が降ると、一気に気温が下がり涼しい風が流れ込んできました。

 緑もより鮮やかに。天気が同じ景色を何通りにも楽しませてくれるのです。

 先週は良い知らせが2つ続きました。

 長男の定期考査が、これまでで最高の成績。また、娘は模擬テストの結果にA判定もあり、これまた過去最高。

 まさに、盆と正月がやってきました。

 私は中学2年生以降の成績で偏差値50以上を見たことがありません。

 赤点もしょっちゅうでした。特に数学はひどいもので、偏差値30台もありました。

 よって、単純に偏差値という言葉が嫌いですが、子供達が受験をすることになり見ていると、面白い点もあります。

 例えば、算数、国語、理科、社会の全て偏差値が50.5だったとします。

 4教科トータルなら、偏差値50.5とはなりません。

 分布にもよると思いますが、53、54くらいまで行くのではないでしょうか。

 「50」という数字が丁度真ん中になるように表現したこのシステムは、概略を捕まえるには非常に優れていると思います。

 しかし、得意があったり、不得意があったりするのが当たり前で、「50を割ってしまうと並より下」という認識を持ってしまうのが、一番のデメリットではないかと思うのです。

 偏差値70台、60台をだしている人から見れば、あまりにも低いレベルだと思いますが、ここは子供に繰り返し伝えている点です。

 私、長男、娘の3人とも算数が苦手。苦手と書いては克服できないので書きたくないのですが、これだけ揃うと、もう遺伝レベルかもしれません。

 それで長男にはこう伝えています。

 「授業を聞いてて、全く分からなくなると退屈でしょうがないから、何とか理解できるところまではくらいついていくようにな」

 全くついて行けずで、居眠りばかりしていた私が、どの口で言うのかと思いながら言っているのですが。

 喜びも悲しみも丁度同じで平均すれば偏差値50。それなら、山も谷も無い方がよい。

 そう望んだとしても、残念ながらそんな人生はありません。

 サン・テグジュペリ は『星の王子さま』の中でこう書いています。

 おとなは数字が好きだから。新しい友だちのことを話しても、おとなは、いちばんたいせつなことはなにも聞かない。

 私も大人なので、数字好きなのでしょうか。

 そうなのか、そうでないのかは分かりませんが、一番大切なことが何かを分かりたいとは思っているのです。

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ごめんなさい文化‐1586‐

 昨日はクライアントとショールームを回っていました。

 グランフロント大阪が完成して6年。

 住宅建材メーカーのショールームは、かなりの数がこちらに移動しました。

 以前は問屋街だった本町に集まっていまいたが、大手が動くと、雪崩式に他社も動くという構図です。

 朝の10時から昼の1時ころまで3社のショールームを回ったのです。

 会社へ戻る前に、ぱっと昼食をと思いますが、日曜日の昼時はどこも混んでいます。

 大阪駅前第3ビルまで下ればそうでもないだろうと歩いていると「めん次郎」が店を開けていました。

 元は大阪駅前第4ビルにあったのですが、ある日閉店し、かなりがっかりしていたのです。

 久し振りに、ゆずおろしゴボウ天うどんを食べました。

 ここの冷たいうどんはかなりいけます。

 梅田での移動時は、阪神のスナックパーク、めん次郎、梅田新食堂街の潮屋が重宝するのです。

 以前は、日曜日が休みだったので子供達も1、2度しか連れて行ったことがありません。

 店長に聞くと当面は日曜日も営業しようと思っているとのこと。

 梅田行きの楽しみが増えました。

 現行プロジェクトのクライアントは、半分くらいが小さなお子さんがいるご家族です。

 昨日は天気も最高で、ショールーム回りは、休みの両親を取られることになります。

 少しでも楽しんで貰えるよう、グランフロント大阪のタワーAなら、南西角の席をキープします。

 もうすぐ3歳になる彼も、再開発工事中のクレーン車と、大阪駅に入ってくる電車を見つけ、少しだけ楽しんでくれました。

 折角の日曜日にごめんなさい、なのです。

 今日の朝刊に「ごめんな祭」という記事がでていました。

 高知県南国市に後免(ごめん)町があったことにちなみ、「ごめんなさいPROJECT」という団体が主催しているとのことです。

 「ごめん文化」を定着させる事により、賑わいの場を形成する事で地域活性化に繋がるようにしていくのが目的の団体です、とあります。

 2014年のゴールデンウィークは高知、愛媛を回りました。

 何とか「家族で47都道府県制覇」をと、長期休暇は必ず遠出していた頃です。

 高知出身の先輩に聞いてみると、「僕たちもまずはひろめ市場へ行くかな」と。

 その、高知の中心街にある「ひろめ市場」で食べた鰹のたたきのまあ美味しかったこと。

 塩で頂くのですが、今まで食べたものとは、全く別次元の美味しさでした。

 今こうして書いていても、あの脂ののった味が蘇ってくる程です。

 この前日に泊まった宿が「後免駅」のすぐそばでした。

 ガレージの2階にあるような、かなり変わった宿で印象に残っていますが、大体が旅先では妻と揉め事が起ります。

 折角旅に出たなら、少々お金を払ってでも、色々な経験をさせてやりたい私と、極めて合理主義の妻とでは、概ね意見が食い違います。

 勿論、私の稼ぎがそれなりなので、妻が言うことが最もなのですが、体験はお金に変えられないというポリシーもあります。

 たかだか5年前ですが、私も若く、今より更に融通が利かなかったので、もめ事はエスカレートしていくのです。

 妻もこれまでの人生で、私程頑固な人間に会ったことが無かったのだと今は分かりますが(今頃分かったのですが)、この日も何が理由だったか忘れましたが、私はかなり怒っていました。

 何でも同じですが、頭に血が上り、冷静を欠くと判断力は鈍ります。

 移動中、車から「後免駅」の看板が見え、これは面白い画だなと。

 撮っておかねばと思うのですが、怒りもあり「明日の朝でもいいか」と先送りし、結局撮り忘れたのです。

 いつか後悔するだろうな……と思っていたのですが、それが今日という訳です。

 webサイトには、ごめんなさい5カ条というものがでていました。3条は以下の通りです。

 意地を捨てて言う心の余裕、ごめんなさい。

 そこまでの余裕はまだありませんが、まずは、クライアントのお子さんへ。

 お父さん、お母さんをいつも長時間拘束してごめんなさい。

 そして家族へ。

 いつも仕事だけでごめんなさい。(最近はそこまで求められていませんが)

 更に。

 たまの休みは湖へいってごめんなさい。(居ないほうが家族円満かもしれませんが)

 2条は以下の通り。

 言った人の勇気が光る、ごめんなさい。

 自分で言うな、との声が聞こえてきますが、謝ることを文化と捉えるほうが、他国との違いが分かりやすいかもしれません。

 また、やはり謝るということは勇気に他ならないとも思うのです。

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算数得意女子‐1577‐

 長居公園は、平日にも関わらず花見客で一杯でした。

 誰もが散りゆく桜を惜しみます。

 桜の旬はほんの一瞬です。

 「北摂のリノベーション」周辺の田んぼも、いつの間にか耕運機が入ったようです。

 こちらは内部解体が終わり、床版の補強が始まりました。

 ようやく口ばしができ上がってきた「住吉区歯科医師会館」

 週初めには現場内覧会を催しました。

 トップライトも形になってきましたが、建設委員会の9割の方が参加下さいました。

 診察の合い間をぬってのことで、嬉しい限り。完成は5月中旬の予定です。

 南大阪の脳神経外科「Uクリニック」も工事スタート。

 建ぺい率80%は、敷地ほぼいっぱい。

 職人技のみせどころなのです。

 事務所内は活気に満ちています。きわめて少人数ですが(笑)

 仕事が終わった頃、めずらしく娘から電話がありました。

 「塾のクラスで1番になった」と。

 春期講習の課題テストとかで、苦手だった算数での一位がよほどうれしかったようです。

 一番上のクラスではありませんが、それでもコツコツ頑張った成果です。

 兄妹とも熱中している卓球ですが、先日、娘と真剣勝負をしました。

 1セット目は11対5で娘の圧勝。

 久し振りとはいえ、そう簡単に子供に負ける訳にはいきません。

 ちなみに私の腕前ですが、温泉卓球レベルなら2番以下になったことはありません。

 リーチの短い娘の弱点をついて、カットしたボールをネット際に落とし続けました。

 勝つためには手段選ばずです。8対8といい勝負でしたが、最後を連取されて私の2連敗。

 生来の負けず嫌いで心底悔しかったのですが、塾の合い間をぬっての週2スクール通いは嘘をつきません。

 随分成長していました。

 頑張り続けるエネルギーの中で大きなウェイトを占めるのが「結果」と「承認」でしょうか。

 1位が結果で、それを誰かが認めてくれることが承認です。この2つがかみ合うと、成長のスパイラルに入って行きます。

 しかし、一番初めの動機は本人から発するしかないので、「好きこそものの上手なれ」だし「得意は好きの近くにある」なのだと思います。

 私、長男、娘とも、残念ながら算数を不得手にしていました。

 建築は理系に分類されていますし、苦手という言葉は嫌いですが、私などは明らかに点数が悪かったので仕方ありません。

 我が家で初めて算数得意女子となり、積年の恨みを晴らしてくれるのか。

 眼鏡も買ったことだし、ここはひと頑張りして貰うしかありません。

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不思議なスベりなし‐1563‐

 2月も下旬に入りました。

 冬の夕暮れはとかく寂しいものですが、少し和らいできたと感じます。

 顔を上げて、夕日を見る余裕もでてきました。

 東大阪を歩いていると、大きな鉄塔が2本。

 70m位はあるでしょうか。街に灯りがともるのは、電気が隅々まで通っているお陰です。

 久し振りに夜景でも見に行きたいなと思ったのは、春の足音が聞こえたからでしょう。

 昨日は、名古屋在住のクライアントも見えました。

 名古屋でしか販売していないカントリーマアム「小倉トースト風味」です。「お土産は不要です」といつも伝えているのですが、ありがたく皆で頂きました。

 お茶の時間に甘いもの。女性なら尚更かもしれません。

 娘が母と誕生日プレゼントを買いに行った際、ドーナツを10個買って貰ったそうです。

 私が家に帰るとまだ食卓に居たのですが、開口一番「お父さんのは選んでないよ」と。

 妻や長男のは2個ずつ好みを考えて選んだそうですが、私のは無いという意味です。

 娘のハイチュウを全部私が食べてしまった事を根に持っており、甘い物を見ると、この事件を反射的に思い出すようなのです。

 子供達が寝室に上がったので、「10個もあるんだから1つくらいは良いだろう」と箱を探すと見当たりません。

 娘の机の下に隠されていました。

 そこまで大事なら、食べないほうがよかろうと諦めました。ハイチュウの恨みが、ここまでだったとは(笑)

 先の名古屋のクライアントですが、「あんな格好いいパネル、僕も欲しいわ」と。

 打合せスペースに、これまでの作品をパネルにして並べていますが、お安い御用ですとお伝えしました。

 こちらの計画、金額の調整段階でしたが、ようやく着地点が見えました。

 10年目に入ったスタッフが、間もなく産休に入りますが、ギリギリまで働いてくれたお陰です。

 史上最年少で吉本新喜劇の座長になった小籔千豊。

 ドキュメンタリー番組の中で、野村克也元監督の「不思議な負けなし」というの言葉に掛けて、「新喜劇に不思議なスベりなし」と言っていました。

 スベり知らずの裏には、綿密な準備があったのです。

 お笑いのような感覚的なものでさえそうなのだから、仕事ならもう絶対です。「不思議な失敗」などありません。

 番組内では、台本作り、主役、進行、ボケ、ツッコミと何役もこなす姿が写しだされていました。

 今月から正社員になってくれた主婦の女性は、時間制限こそありますが建築設計の経験者。すぐに自分の配役を理解してくれました。

 そこに、私の妻、時々オープンデスクという小劇団ですが、私の座長は必ず成功させてみせます。

 その為には、何役でも引き受けます。何より「必ず笑わせてみせる」と決めるしかないのです。

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金の卵‐1560‐

 今日は昼前から会社で打合せでした。

 初期相談の方が見えたのですが、家族の幸せを願い、「家」と言うものを大切に考えている人と話しをしていると、あっと言う間に時間が過ぎます。

 気が付くと6時間程が経っていました。

 大概は「よく、そんなに話すことがあるね」と言われますが、こと建築においては、いくらでも聞きたいことがあるのです。

 長男が中学で卓球を始めるのと同時に、小学5年生の娘も卓球スクールに通い始めました。

 1年半続けたことになりますが、コーチから「いい試合があるので、出場してみない?」と言われたそうです。

 学年は関係なし。ただ、入賞経験がある人はエントリーできないらしく、初試合には丁度よいとのこと。

 その試合が今日でした。

 打合せが終わり、結果がどうだったかなと妻にメールすると、「まだ残ってる。ベスト4まで来た!」と返ってきました。

 それを見て、とるものもとりあえず、長居公園の試合会場へと向かったのです。

 到着すると、準決勝の第2セットの終盤でした。

 2セット先取で勝ち抜けですが、マッチポイントまでもう少しという状況です。

 強烈なバックスマッシュを決め、あれよあれよという間に、決勝進出を決めたのです。

 聞くと、午前中に組み分けの試合があり、3位グループというカテゴリーだそうで、上位クラスがまだ2つもあります。

 入賞経験者がでていないこともありますが、それでも決勝です。

 妻はもう上気して喜んでいました。

 決勝が始まりました。

 相手選手の女の子が小柄だったので、横で観戦していたお母さんにお聞きすると小学3年生とのこと。

 しかし強豪チームの名前が入っており、準決勝をみていると、スマッシュ、バックが正確で実力的には彼女のほうが上という感じ。

 しかし娘が2学年上ということもあり、力強さでは上。

 カットが切れており、また相手のミスもあり第1セットを先取したのです。

 もう1セットとれば初試合初優勝。

 ですが、徐々に押し込まれだし、2セットを連取されたのです。

 それでも、準優勝となりました。

 試合が終わると私は会社に戻ったのですが、賞状とメダルを貰った写真が妻から届きました。

 娘は運動神経は良いので、私は絶対上手くなると思っていました。それでも上出来過ぎる結果です。

 書状には「金の卵カップ」とありました。

 入賞経験者がでれないのでそういう名前なのだと思いますが、良いネーミングです。

 このような試合でなければ娘が初試合でこのような結果を出すことはなかったでしょう。

 おそらく、今後の人生において大きな励みとなるはずです。

 子供は皆、金の卵です。その金の卵に、どれだけ輝かせてやれる場を提供できるかが、親、大人、社会の役割なのでしょう。

 実は、塾のクラスも上がったばかりで、娘からのリクエストで寿司を予約していました。

 しかし勝ち上がったことで、直前で予約はキャンセル。申し訳ないことをしました。

 日々の仕事、生活の中での賞状は、おそらく「褒める」ということです。

 乱発せず、ここぞという場面で、的確にその賞状を届けたいと思うのです。

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憧れのウェーデルン‐1549‐

 新年、明けましておめでとうございます。

 年末年始は、弟家族と木曽福島で過ごしていました。

 白樺、青空。

 歌ではありませんが、天気もよく気分爽快です。

 義妹の親族でもっている山荘に来たのは2年振り。

 元旦の朝、お年玉を家に忘れてきたことが発覚しました。

 子供達にとっては、従兄弟同士5人でいることが何よりのお年玉ですが。

 一番上が中学2年生、一番下が小学3年生。

 子供というものは、いつも遊ぶことにかけては天才です。

 今年は雪が少なめで、少し遠出して開田高原MIAスキー場まできました。

 マイナス13℃まで下がりかなり寒いですが、その分コンディションは良好です。

 上の2人はボード。

 下の3人はスキー。

 特に女の子2人はビュンビュン飛ばしたい派です。

 大人はレストハウスでの休憩が長くなり、子供たちは上達中で積極的。

 ついに、放っておいても子供たちだけで滑るようになりました。

 ソリ遊びも欠かしませんが。

 娘は今回でかなり上達しました。

 ショートターンを完全にマスターするまで、そう時間はかからないでしょう。

 昔はショートターンのことをウェーデルンと言っていたのですが何語だったのでしょう。しかし、憧れのウェーデルンだったのです。

 私は小学校3、4年の頃、志賀高原のジャイアントという急斜面で、ショートターンのきっかけをつかんだことを覚えています。

 急斜面では、谷方向へ体を投げ出すような動きができると、ターン弧の深さもスピードも自在にコントロールできるようになります。

 しかし、この動きが心情的に怖いので、大きなハードルとなるのです。

 上級者を目指すなら、ここが箱根の関所かもしれません。

 娘もきっかけをつかんだのは、急斜面でした。

 努力は必ず報われます。しかし、なにごとにも必ずその前に谷のようなものがあるのは面白いところです。

 初日の出は御嶽山の麓から望みました。

 霊峰といわれる威容には神々しさを感じます。

 麓でみつけた「白川氷柱群」。

 岩から流れ落ちる水が凍ったものですが、ニッと笑っているようにも見えます。

 仕事というものは、面倒で大変だからお代を頂ける訳です。

 「大変を楽しく」はいつも変わらぬモットー。

 今年も無限の可能性を信じ、一年間頑張って行きたいと思います。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映

■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月1日「トレジャーキッズたかどの保育園」開園

【News】
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売「阿倍野の長家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載
『homify』6月2日「イタウバハウス」掲載
『houzz』5月28日の特集記事「あちこちでお茶できる家」掲載

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

2018年 暮れは元気にご挨拶‐1548‐

 2018年も残すところ12時間程となりました。

 年の瀬という表現がありますが、「瀬」とは川や海の流れのはやい所を指します。

 新年へ向かって、慌ただしく時の流れが加速していくかのようです。

 勝手ながら、私の2018年を振り返ってみます。

1月 家族で47都道府県制覇<美しくも大変だった山形、杜の都仙台編>‐1445‐

 昨年末に宮城県にフェリーで到着。

 10年かけて家族で47都道府県制覇を達成しました。

 元旦は山形の蔵王へ移動。美しき樹氷から2018年はスタートです。

2月 ジェットコースター卒業します‐1458‐

 娘の誕生月の恒例としている遊園地行き。

 USJのフライングダイナソーに乗り、私にはもう無理だと感じました。

 ジェットコースターは卒業します。

3月 手のひらの中の小宇宙‐1462‐

 就職先に、樂焼の本が置いてありました。

 ずっと気になっていた、「樂美術館」を初めて訪れたのです。

4月 男のロマンⅡ‐1474‐

 毎日放送『住人十色』「回遊できる家」が放映されました。

 このリノベーション計画は、沢山のメディアに取り上げて貰いました。

5月 これが私の生きる道‐1486‐

 今年も6件の竣工写真を撮らせて貰いました。

 この日記もそうですが、どこかで、誰かの目に触れることを信じて、描き、創り、撮り続けます。

6月 ジューン・ブライド 祝辞 ‐1490‐

 今年の6月、10年間私の下で働いてくれるスタッフが結婚しました。

 思ったことをそのまま伝えられる場面はどこにでありそうで、そうないことだと思ったのです。

7月 日本最強の城で、開高の言葉を思う‐1502‐

 本当に暑かった今年の夏。日本最強の城で、開高の言葉を思いました。

 無駄をおそれてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない。何が無駄で何が無駄でないかはわからないんだ。

8月 しまなみ海道をめぐる<大三島で暮らす編>‐1511‐

 今年は、脱走くんのおかげでよく名前を聞いたしまなみ海道。

 ここで暮らす後輩の家を訪ねました。

 自由とは簡単で難しいものだと分かります。

9月 困難克服ゲーム‐1515‐

 甚大な被害をもたらした台風21号。「Ohana」のオリーブも倒れてしまいました。

 それでも人は逞しく生きるしかないのです。

10月 日本最古の「道」‐1530‐

 最古の神社と大神神社(おおみわじんじゃ)が言われるなら、最古の道とされるのが「山の辺の道」。

 魯迅の言葉を引いてみました。

 もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道となるのだ。

11月 一生に一度、大阪ガス『住まう』‐1539‐

 大阪ガスの機関紙『住まう』の巻頭特集に「中庭のある無垢な珪藻土の家」が掲載されました。

 巻頭特集は2010年の「池を望む家」以来。クライアントの好意あってこそのことなのです。

12月 人生道場、終焉‐1541‐

 2007年に入塾させて貰った「盛和塾」

 塾長である稲盛和夫さんから、人生哲学、経営哲学を説いて貰いました。しかしご高齢となり、来年で解散することが発表されました。

 「利他の心をもって、世のため人のために貢献されますことを祈っています」のメッセージに何としてでもお応えしたいと思うのです。

 今年は豪雨、震災、台風と、建築業界にとっては常に人手不足の1年でした。

 先週の金曜日、年末最後の現場を回ってきました。

 塗装の仕事は養生がひと仕事です。

 年が押し迫ったなか、多くの職人が自分の仕事を全うするために働いています。

 職人が仕事をするとき、腰が引けている人はいません。

 当たり前ですが常に前のめり。

 一時代前なら、仕事さえあれば喜んで建築会社は競争見積りに参加してくれました。

 しかし、時代が変わりつつあることを強く感じます。

 多くの若者が現場仕事を避ける傾向は変わらないでしょう。

 胸を張れる仕事がしたければ、それを一緒に目指してくれるパートナー、建築会社や職人が必要です。

 そういった人達に「守谷と仕事をしたい」と言わせられなければ、当社の成長もないでしょう。

 特別な能力がある人などそうは居ませんし、仕事に貴賤はありません。私も同じように前のめりで生きていくしかありません。

 2018年も、この日記、並びに現場日記にお付き合い頂き、本当に有難うございました。

 皆さんにとって、2019年も素晴らしい一年となることを確信しています。

2018年12月31日 守谷昌紀

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映

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相手がいなければ、勝利も敗北もない‐1536‐

 日曜日は雨予報だったのが一転して快晴に。

 長男が卓球の試合で、奈良の橿原公苑まで行ってきました。

 橿原神宮は大和三山のひとつ、畝傍山の麓にあります。

 こちらは同じく橿原市にある耳成山。

 大和三山は、耳成山を北の頂点として、南西の畝傍山、南東の天香久山と正三角形のような配置で並んでいます。

 橿原神宮のすぐそばにあるジェイテクトアリーナは立派な建物でした。

 誰の作品かまではたどり着けませんでしたが、よくデザインされています。

 外壁とも屋根ともいえるファサードは、プレキャストコンクリートでしょうか。

 洗出しの表情になっており、オリジナリティを感じるのです。

 観客席は生徒、その保護者で一杯。

 アリーナには所狭しと卓球台が並びます。

 プロリーグが開幕し、男女とも世界のトップレベルで戦う選手の存在が、このスポーツを盛り上げるのでしょう。

 会場からは熱気が溢れています。

 長男は中学に入って卓球を始めたのですが、試合を観に来たのは初めて。

 「観てるほうが緊張するわ!」と言い出したら大阪のオッチャン、オバチャンの仲間入り。

 なので言いません。ですが、多少緊張するのは事実です。

 つい最近、ラケットのラバーを変えたばかりで、「まだ慣れてないから自信がない」と言っていました。

 「裏ソフト」とか「ツブ高」とかいう言葉で表現されるのですが、攻撃型、守備型、カットマンなど、それぞれの特徴で組み合わせるそうです。

 試合が始まりました。

 サーブで何ポイントか取っていたので、これは武器になりそうです。親の目ですが、かなり回転がかかっている感じ。

 サーブは2本ずつ交代。11点とれば勝ちで、3セット取れば勝利です。

 出だしはバタバタしたものの、3セット連取で勝利を納めてくれました。

 卓球はセット毎に、ベンチコーチからアドバイスを貰えます。

 彼のチームメイトにトップレベルの選手が居り、アドバイスを貰うと、勝率がぐっと上がるそうです。

 この日も、2セット目からは危なげない試合展開でした。

 後で彼に聞いてみたのですが、相手選手の弱点が見えたのでそれをアドバイスしたとのこと。

 トップに居るだけあって、流石にその観察眼は確かです。

 昼から用事があったので、1試合だけのつもりでしたが、彼の試合まで残って観てみました。

 無用にスマッシュで勝負するのでなく、粘り強く的確に台の奥深い、打ちにくいところへ返していきます。

 これは安定して強いだろうなと、納得したのです。

 先日、入社試験に参加していた学生から、「辞退させて頂きます」とメールが送られてきました。

 3日目が終わったあと、続けるかどうかを尋ねるからと言っていたのですが、1日目が終了し、2日目が始まる前でした。

 「目が泳ぐ」という表現がありますが、これは自分のことを最優先している状態です。

 何かに興味があれば、そちらを見ますから。

 よく見る。そして相手のことを知ろうとする。

 これは仕事でもスポーツでも全く同じです。相手をやっつけることと、興味を持つことはそう違わないかもしれません。

 スポーツに打ち込み、勝つ。これは最高の成功体験です。

 しかし上を目指すなら、全身全霊をかけて練習に打ち込んでも負けます。そして、上には上が居ると知るのです。

 自分が選んだスポーツなので、あまり口出しするつもりはありません。

 しかし、長男に「試合が終わったあとの礼や握手は、もうちょっと丁寧にした方がいいな」とアドバイスしました。

 勝利の喜びも、敗北の悔しさも、相手がいなければ味わうことはありません。これは、スポーツというくくりを外しても全く同じです。

 あまりにも、自分にしか興味のない人が増えていると感じるのは私の思い過ごしでしょうか。

 チームメイトの彼は、帰ろうとする選手を追いかけて行き、握手をしていました。

 そんな小さなことの積み重ねが、人生を好転させるのだと思っているのです。

■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映

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