カテゴリー別アーカイブ: 08 友人・知人

白血病の治療について分かることがあれば‐1343‐

 今回は、ゲツモクではありませんが、少しでも友人の役に立てないかと思い書いてみます。

 昨年末、中高の同窓会で会った友人から、同期のFacebookグループに投稿がありました。

 年末の同窓会は本当に沢山の仲間に会えて楽しかったです。早くも4年後も楽しみにしています、○○先生を必ずお連れしたいと思います。

 私ごとで申し訳ないですが、妻の白血病が3日前に再発しました。
○○医大の血液内科に、発病した14年前からお世話になっています。

 これまで、2回の骨髄移植と強い抗ガン剤を繰り返し治療してきましたが、今回の再発後は主治医からは、もう完治させる明確な治療法は
無いと言われています。

 私もこの間、白血病については相当勉強して過去の症例や最新の治療法、クスリの情報からも、主治医の話は間違っていないのが現実です。

 体力が大幅に低下していますので、強い治療が出来ない状態です。

 今の日本の西洋医学の限界かもしれません。昨晩、同級生の○○くんから、医者の話だけが100%ではないと、決して諦めるなと励ましを受けました。

 もし、皆様で西洋医学、東洋医学、民間療法、食事療法にて、白血病の克服または、長期に渡る延命に関する情報がございましたら、教えて頂きたいと思います。

 確かに完治は難しいかもしれませんが、娘が今、高校二年生です。せめて、卒業まで、または成人式、社会人になるまでは、本人も見届けたいとの思いが強いです。

 皆様、お忙しい中で申し訳ないですが、直接的な治療法の情報または、この先生や医療機関に聞けばなどの情報がありましたらご協力のほど、お願いいたします。

 現在高校2年生の娘さんは小学6年生の時、一度会っています。

 建築家という仕事に興味を持ち、お父さんと一緒に当社に遊びに来てくれたのです。

 真っすぐに私を見て、質問してくれた姿を覚えています。卒業、成人式、社会人という文字をみて、いても立ってもいられなくなりました。

 私にそれらの知識はないので、完全に他力本願です。しかし、彼の純粋な言葉や思いは、他力の風を集めるのではと思い、ここに上げる許可をもらいました。

 来週末までが大きな山場になるという返信もありました。

 もし、何か情報がある方がおられたら、是非教えて頂きたいです。私が責任を持って彼に伝えます。

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人気者が人気者である理由‐1339‐

 新年あけましておめでとうございます。

 今年の3が日は、よい天気が続きそうです。

 昨年末の12月30日、中学・高校の同窓会を開催しました。

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 会場は大阪マルビルの第一ホテル。

 母校は中高一貫教育だったので、6クラス270名のほぼ全員が、6年間を一緒に過ごしました。

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 今回が第4回目で、59名の同級生と、5名の先生が参加。

 64名の会になりました。

 弁護士、テレビ局のプロデューサー、映画監督、注目ベンチャーの経営者、大学教授、監査法人、参加者の2割が医師という、本当に多種多様な職業についています。

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 2004年の第1回から、私が世話役の代表をしており、その関係で会の進行も兼ねています。

 正式な同窓会を開催しようとなったとき、妙な男気をだしてしまったのが始まりでした。

 しかし、やる以上はグループ等に関係なく、皆が来やすい、皆が楽しい会にしたいと思っていました。

 まず日程まで分かりやすくするため、毎回、オリンピックイヤーの12月30日の開催と決めたのです。

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 教鞭をとる現役の先生は、ついに1人になってしまいました。

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 あの怖かった、体育の先生も60歳を越えてこの笑顔。

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 今回は、来年米寿を迎える、国語の先生が初めて参加してくれました。

 こちらの先生、私の中1、中2の担任の先生です。

 これまでも、招待状は出していたのですが、今回は体調が良ければ参加すると返事を頂いていました。

 そして世話役の同級生が車で迎えに上がり、来場してくれたのです。

 来られた際、「世話役をしています守谷です。覚えて頂いていますか」とご挨拶しました。

 すると、「覚えてるわよ~、あんた喧嘩ばっかりして、悪かったものね~」と、満面の笑みで返して下さいました。

 この時ほど、喧嘩をして良かったと思ったことはありません。冗談ですが。

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 会の趣旨に添うよう、先生も含めて参加者全員に1~3分の近況報告をしてもらいます。

 毎回、3~4時間、ただこれをするだけの会なのですが、かなり盛り上がるのです。

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 全員がいつも舞台を注目している訳ではありませんが、先生をはじめ、要所要所を、当時の人気者達が盛り上げてくれます。

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 こちらの先生は、私が高1の時の担任です。

 ある理由で、修学旅行の途中から、個室監禁の罰を受けることになった私。

 帰りの電車で途中下車して、ある同級生の自宅に、一緒に謝りに行ってくれました。

 こういうことを、恩師と呼ぶ理由にして良いのか分かりませんが、本当に感謝しています。

 今回の近況報告で一番盛り上がったのは、こちらの先生による思い出話。かなりのレベルまで踏み込んだもので、大爆笑でした。

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 当時の人気者と書きましたが、私は人気者ではありませんでした。

 彼らは部活の主将だったり、腕っぷしに一目置かれていたりと、いつも人の輪の中心にいる同級生達です。

 彼に至っては、270名全員の卒業文集に目を通し、ネタを準備してきてくれました。大爆笑をかっさらって行きました。

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 しかしこの歳になり、その理由が、スポーツが出来るからとか、主将だからとかいうものではないことがよく分かります。

 サービス精神と行動力が溢れているのです。

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 それを昔の仲間は皆知っており、困ると彼らを頼ります。

 そして、必ず解決してくれるのです。

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 最後は胴上げされる先生まであらわれ、お開きになりました。

 谷沢永一の言葉を借りてみます。

 可愛気の次に人から好まれる素質、それは、律気、である。秀吉は可愛気、家康は律気、それを以て天下の人心を収攬した。律気なら努めて達し得るであろう。律気を磨きあげれば殆ど可愛気に近づくのである。

 学生時代、あいつらの周りには、いつも人が居て羨ましいなと、思っていました。

 そうでなかった理由は、可愛気も律義もなく、自分のほうばかり見ていたからだとよく分かります。そして、可愛気の最高品質を、結構見て来たので、私は律義を目指します。

 この会の後ほど、清々しい気持ちになることはありません。4次会まで行き、朝4時まで飲んでいました。

 この日はしゃべり続けて12時間。おつりが出るくらい楽しみました。

 次回は2020年東京オリンピックの年です。

 皆の前で、胸を張って近況報告ができるよう、まずは今年、そしてあと4年を頑張るのみです。

 今年も全力で行きますので、この日記ともども宜しくお願い致します。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】

■■10月29日『住人十色』毎日放送(MBS)「松虫の長屋」放映■■

『建築家カタログ2016』8月29日発売に「遠里小野の家」掲載■
『住まいの設計07・08月号』5月21日発売に「松虫の長屋」掲載■
『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載■

『homify』10月27日「紫竹の家」掲載
『homify』9月1日「池を望む家」掲載
『homify』8月13日「光庭の家」掲載
『homify(スペイン語)』8月6日「野洲の家」掲載
『homify(ポルトガル語)』8月4日「柏の家」掲載
『homify(中国)』8月2日「加美の家」掲載掲載

■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」紹介
■2月23日フジテレビ『みんなのニュース』「松虫の長屋」紹介

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

脱稿、そして現在・過去・未来‐1311‐

 昨年12月に執筆依頼をもらい、先週末ようやく脱稿しました。

 B5サイズ200ページで約4万文字。写真や、図面があるので、文字数としては少なめなのだと思います。

 「一般の人と、建築家が近くなる本」が、出版社のリクエストでした。

 まずは、自分の人生と、大阪の下町のことから書き始めたのですが、妻が「あなたの人生に興味がある人がいるの」と。

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 居るか居ないのか分からないけど、そこから書き始めるしかないだろうとスタートしたのです。

 一番時間がかかったのが、図面、写真の整理でしたが、今回使わなかった写真を少し上げてみます。

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 昭和45年頃、家の前は砂利道で、前の空き地は土でした。

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 舗装されたのが昭和50年くらいでしょうか。

 現在もこれからも、街は変化していきます。しかし、流通の進歩から、加速度を増した時代に幼少期を過ごしたのだと肌で感じます。

 書籍は、家創りのストーリーを紹介して行きますが、それとは別に、独立の流れから、初期の3作品についても触れている項があります。

07羽衣の家 1997年

09白馬の山小屋 1998年

08Spoon Cafe 1998年

 これらの3作品は、大学時代にスキー部にいたからこそオファーがあった仕事です。

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 その先輩方から、大泉緑地でのバーベキューに誘って貰いました。

 四半世紀前から、変わらぬ関係とが続いていることに、感謝と驚きに近いものも感じます。

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 まさか、高校の先生とは思えないサングラス姿で、6つ上の先輩が登場。

 ご近所なのでと急遽の参戦です。大阪でスキーをしていたなら、この兄妹を知らない人はモグリと断定できます。

 兄妹のお父さんが私の2番目のクライアトでした。

 数年前に亡くなられた時も、最後の最後まで、水の良い、白馬の山小屋で暮らすことを望んだそうです。

 そして現在は、長男であるお兄さんが、形見でもある白馬の山小屋に愛情を注いてくれているのです。

 書籍の中では、工事費と設計料が滅茶苦茶に安かったこと、更に、白馬までの交通費を下さいなど、怖くて言えなかった、という恨み節まで書いています。

 しかし、お父さんも笑って許してくれるだろうと思っています(勝手にですが)。

 お兄さんが「屋根とか壁とか、車を洗うみたいな感じで、洗剤で洗っているんだけど、いいやんな」と。

 家をカーシャンプーで洗うなど、聞いたことがありませんが「もちろん大丈夫です」と答えました。

 雨漏りやシロアリなどの問題も起こりますが、それでも築50年、リノベーション後18年の山小屋は愛されているのです。

 まだ思い出に浸る歳ではまだありませんが、これまでの人生を見返す時間があったことは、とてもラッキーでした。

 現在は、過去の影でしかありません。そして、未来は、今、この瞬間の積み重ねです。

 年末の出版を目指していましたが、脱稿が遅れたので、1ヵ月程伸びてしまいそう。

 また発売日が決まったら、ここで告知させて貰います。

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【Events】

■■10月1日(土) 1:00pm~3:30pm 高槻高校文化祭
「プロフェッショナル相談コーナー」に参加します■■

【News】

■■『住人十色』10月29日(土)17:00~「松虫の長屋」放映予定■■

『建築家カタログ2016』8月29日発売に「遠里小野の家」掲載■
『住まいの設計07・08月号』5月21日発売に「松虫の長屋」掲載■
『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載■

『homify』9月1日「池を望む家」掲載
『homify』8月13日「光庭の家」掲載
『homify(スペイン語)』8月6日「野洲の家」掲載
『homify(ポルトガル語)』8月4日「柏の家」掲載
『homify(中国)』8月2日「加美の家」掲載掲載

■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」紹介
■2月23日フジテレビ『みんなのニュース』「松虫の長屋」紹介

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男の仕事場 ‐1267‐ 

昨日は、天六の住まい情報センターでのセミナーでした。

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申込は60数名まで増え、最終的な参加は40名。

一人一人が、それぞれの人生という時間を割いて来てくれるのですから、人数など関係ありません。

それでも気になるのが、嫌なのですが。

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今回でセミナーは15回目になりました。

少しは落ち着いて出来たでしょうか。

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前回あたりから、資料を作成するようにしました。

今回はプロラボに出し、8ページの冊子に。概ね好評だったと思います。本当の評価は参加者の心の中にしかありませんが。

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2時間の長丁場だったので、途中に休憩を挟みました。

個別相談も2組あり、その人達には楽しかったと言って貰いました。昨日は、ここが私の仕事場。人前に出る以上、いつも本気です。

4月中旬ですが、京都へ敷地調査に行っていました。

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堀川沿い、二条城の東門は修復工事中。

紫竹の家切妻と中庭の家の現場へは向かっていた時の事を思い出します。

これまでに、京都では6軒ほど仕事をしました。

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おそらく新築になると思いますが、敷地に建つのは築100年の住宅。

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間口2間半のこの家に、10人が暮らしていたそうです。

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人はどんな条件でも、本当に逞しく暮らしています。

この日は、ハワイから戻り、先週、大阪を離れた後輩も、何故か一緒に。

「男の仕事場の写真を送ります」とメールが届きました。

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自分が働いている風景を見ることはあまりありません。

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仕事も写真も好きですが、自分が好きかは微妙です。

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この後、飲みに行ったのですが、撮ってくれたのは右の彼。

ハワイ土産のアロハまで貰いました。

彼は「加齢してないですね」とか「刺激を受けました」と言ってくれます。だから可愛い後輩と言う訳ではないですが、やはり可愛い後輩です。

また「本気のプレゼンテーションを見れて良かったです」とも言ってくれました。

確かに、知り合いが本気で仕事をする場面を、あまり見たことはありません。

私は、プレゼンテーションという言葉が苦手でした。そこに、「見せ方」というニュアンスが多分に含まれていると感じるからです。

大学の先生は「プレゼント、という考え方でいいんじゃないか」と教えてくれました。

見せ方というよりは、心を尽くしの包装といった感じでしょうか。

日々のプレゼントはクライアントに、また話す相手に届いているのか。

男の仕事場。何とも好ましい響きです。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【Events】
■4月16日~5月16日天六・住まい情報センター
「宝塚の家」のパネル展示

【News】
『住まいの設計05・06月号』3月19日発売に「野洲の家」掲載
『日刊住まい』「野洲の家」掲載
■『関西ウォーカー別冊「大阪ライフウォーカー」』3月22日発売に
「住之江の元長屋」掲載
■3月23日フジテレビ『みんなのニュース』「灘の高台の家」紹介
■2月23日フジテレビ『みんなのニュース』「松虫の長屋」紹介
『月刊ハウジング4月号』2月20日発売「野洲の家」掲載
■『住まいの設計07・08月号』5月21日発売に「松虫の長屋」掲載予定
『homify』4月20日「松虫の長屋」掲載
『homify(ポーランド版)』3月24日「住之江の元長屋」掲載

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好ましい‐1230‐

 今年も残すところ2週間になりました。

 冬が遅くなったとはいえ、奈良の山深くでは、雪もちらつきます。

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 池原ダムのある下北山村は常緑樹が多く、六甲山系などとは趣を異にします。

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 西宮にある甲山。山全体が色づいているようです。

 本当に美しい形だと思っていたら、古代では信仰の対象だったとありました。

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 山中では、サルも冬支度に、水際まで下りてきます。木の実を食べているのか、木の根を掘っているのか。

 掘った土や小石を湖に捨てるので、釣り人には結構迷惑。こちらは遊ぶ身ですが。
 
 2011年11月、ニューヨークに行っていました。

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 その時に、世話になった中高の友人は、 映画監督、またカメラマンでもあります。

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 ニューヨークからライトの落水荘まで、車で8時間。レンタカーで一緒に行きました。

 その後、子供もできたと、奥さんのfacebookで知りました。

 また、彼がカメラマンを務めたドキュメンタリーが、NHKで放送されることも、一昨日、彼がタグ付け?されたfacebookで知りました。

 生活はニューヨークなので、日本のことには頓着していないのか。

 一報くらいくれればいいのにと思うのですが。

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 自己顕示欲が少なく、極めてマイペース。

 中学2年生以来、一緒に遊びに行った記憶などないのに、40歳を過ぎてから、一日居ても全く気疲れしません。

 友人、またはパートナーは似た者を選ぶのか、自分に無いものを求めるのか、と言う論議があります。

 私は「好ましい」人を選ぶのだと思っています。好き、嫌いとはちょっと違う感情だと思っているのです。

 それらは、立場、状況、気分によっても変わります。友人として好ましいが、パートナーとして好ましいかは全く別ものです。

 彼は、なかなか自由な人生を歩んでいますが、ベースにある育ちの良さ、創造欲を感じます。

 会話も知的好奇心をくすぐるのです。お父さんは確か大学教授だったはず。

 大阪の下町から、世界に発信してやるぞと意気込んでいる私とは、全く違う空気感を持っているのです。

 完成後DVDも貰いましたが、高校野球という、日本独特の文化に焦点をあてた作品です。内容には触れませんが、良ければご覧下さい。

12月29日(火)午後10時00分~午後10時50分 [BS1] 
1月3日(日)午後5時00分〜 [BS1] 再放送
 
 こうして宣伝したくなるのは、私にとって好ましい人だからなのでしょう。 

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【Events】

■12月2日~12月28日天六・住まいの情報センター4Fにて「野洲の家」「遠里小野の家」「住之江の元長屋」のパネル展示

【News】
■homify(アルゼンチン版)12月10日に「加美の家」が紹介されました
■homify(英語版)11月19日「加美の家」が紹介されました
■homify9月22日「野洲の家」が紹介されました
■homify(韓国)9月14日「遠里小野の家」が紹介されました
「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
『HOUSING 5月号』3月21日発売に「遠里小野の家」掲載

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イノベーションとリノベーション‐1209‐

■10月10日(土) 3:30pm~6:00pm 京都BAL 地下2階
丸善<京都本店>にて
「無料相談会」に参加■

 昨日のワールドビジネスサテライトでも特集された、セブンドリーマーズ・ラボラトリーズの新事業。

 Yahoo!ニュースにも取り上げられた、全自動の洗濯物折り畳み機でした。

 「人類の夢」とういうタイトルも踊っていました。

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 今年4月にグランドオープンしたセブンドリーマーズの梅田ラボ。当社が設計しました。

 同級生である、社長の阪根から声が掛り、初店舗となる、芝公園ラボ銀座ギャラリーの打合せに行ったのが2013年の秋。

 現在のロゴがまだ決まる前でした。

 まさにそのブランド誕生する前だったのですが、その場で阪根は「今はまだ言えないが、世界があっと驚く物を発表する」と言っていました。

 7Dのキーワードはイノベーション(技術革新)。

 オーダーメード・カーボンシャフト無呼吸症候群デバイスに続き、まさに世の中をあっと言わせたのです。

 パナソニック、大和ハウスという、ビッグエンタープライズを両脇に従え、インタビューを受ける姿は圧巻でした。

 発明王トーマス・エジソン。多くの言葉が教訓として残っています。

 「天才とは1%の才能と、99%の努力による」

 「毎日18時間私は働く。これだけ働いたら、人の倍成功しても当たり前だろう」

 「成功するために一番確実な方法は、必ずもう一度だけ試してみることだ」

 主体性をもち、自分で突破する。リーダーが最も好む言葉です。勿論私も含めてですが。

 しかし、これまでのセブンドリーマーズの発展をみて、この言葉が最も欠かないと感じます。

 「すばらしい発明だからといっても、自然に広まってはくれない」

 エジゾンは、白熱球、電話、映画など多くの発明もしくは、劇的な改善をしました。同時に、GEというメーカーの創設者でもあります。

 どれほど良いものを作っても、それを製品化し、買って貰い、手元に届かなければ、エジソンの名が、これほど世に残ることはなかったでしょう。

 セブンドリーマーズの阪根は、アメリカで博士号を取っている通り、経営者であると同時に優秀な研究者でもあります。

 しかし、学生時代「俺はプロデューサータイプ」と言っていた通り、この部分の能力が突出している感じがします。

 建築においても、イノベーションによって、建物の形態は大きく変わりました。


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 先月訪れた、長崎の出島エリア。

 鎖国時代に、貿易が許された街です。

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 その地に建つ長崎港ターミナルは1995年、高松伸の設計です。

 技術革新がなければ、このような造形は実現できなかったはず。

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 こちらは、佐世保港近くの商店街。

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 一方で、古びた街並みに、安らぎを覚えるという事実もあります。

 建物一つに注目すればイノベーションですが、街という視点に立てば、リノベーションとも言えます。

 リノベーションとは既存のものの価値を上げることを意味します。このミクロの視野とマクロの視野があることが、建築を面白く、奥深くしするのです。

 先日、矢沢永吉がこんなことを言っていました。

  「僕達の仕事は地味な仕事。ステージで歌うという、同じことを何十回、何百回とやってきた」

 派手だけど地味な仕事。この感じ良く分かります。

 私達の仕事、建築設計は人生におけるお祭りのような仕事です。しかし、それを楽しみながらも、浮かれていたは良い仕事は出来ません。
 
 セブンドリーマーズの発展を刺激にしながらも、地道に、今手元にある図面と向き合う。それが私達の仕事です。

 ランドロイドは2016年の発売を発表しました。

 パブリックなコメントでは、女性と言うコメントはありませんでしたが、特に主婦のからは熱い期待が届くはず。

 女性の味方はいつも強いのです。

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【Events】
■12月12日(土) 2:00pm~4:00pm 天六・住まいの情報センター5Fにて セミナー開催「○○と一緒に暮らす」

【News】
■homify9月22日「野洲の家」が紹介されました
■homify(韓国)9月14日「遠里小野の家」が紹介されました
■homify(ドイツ)8月11日「加美の家」が紹介されました
「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
『HOUSING 5月号』3月21日発売に「遠里小野の家」掲載

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ミスター‐1200‐

 このところ、雨が続きます。

 昨日も雨予報で、予定を変更して墓参りへ帰ることにしました。

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 父の里、岡山県の児島。

 守谷家の墓は、瀬戸内海を見下ろす高台にあります。

 今回は、雨で景色のほうは今ひとつでした。

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 母の里は、香川県満濃町。

 海の神様、こんぴらさんの麓にある街です。

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 両親、弟家族も一緒で、雨なら雨で賑やか。

 祖父母も喜んでくれたはずです。

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 周りの田も、稲穂が黄色くなり始めていました。

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 ぶっかけうどんの元祖と言われる「山下」。

 まんのう町には、いわゆる有名店が沢山あります。

 前回行ったのは2006年3月でしたが、昨今のうどんブームでか、建物は新しくなりました。

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 1歳になったばかりの長男はいつも小食でした。

 9年前、ここのうどんを沢山食べたことを思い出します。

 「有名になったから味が落ちたとは言わせない」と、今回も子供達はズルズルと完食。人気店であり続けるには理由があります。

 世間を賑わし続ける東京オリンピックのエンブレム問題。

 先週のヤフーニュースで「佐野氏無関係の会社にイタ電」というものがありました。

 社名が同じ会社が東大阪にあり、無言電話、いたずら電話が掛ってきて、迷惑をしているという記事です。

 この方、私のクライアントであるOhanaのカメラマンの友人です。Ohanaのwebサイトも彼の仕事。

 先月も一緒に飲む機会があり「ウチの方が先につけた社名なのに、ほんとに困ってる」と言っていました。その社名がミスターデザイン

 初めて聞いた時、いい名前だなと思いましたし、そう彼にも伝えました。

 「見た目はジャイアン、ハートはのび太」とプロフィールにありますが、これを聞いた時は吹き出しました。まさにそんな人なのです。

 彼は、自分の仕事のコンセプトを思い至った時「これが自分のやりたかったことだったんだ」と涙が止まらなかったと言います。

 誰かの役に立つヒーロー、ミスターにはそんな気持ちが込められているのです。

 知り合いだから正しく、知らないから間違っているという話ではありません。

 法廷では疑わしきは罰せずと言いますが、仕事の世界では反対です。胸を張って即答できないことは、全てバツと見なされます。

 私もそう判断しますし、そう判断されているのは間違ありません。全ては時間と社会が判断を下すのだと思っています。

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【Events】
■10月10日(土) 3:30pm~6:00pm ジュンク堂<京都店>にて
「無料相談会」に参加

【News】
homify(ドイツ)に8月11日、homify(ポーランド)に8月18日「加美の家」が紹介されました
「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
『HOUSING 5月号』3月21日発売に「遠里小野の家」掲載
『大改造!!劇的ビフォーアフター』9月20日に「住之江の元長屋」再放送

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探偵のように‐1199‐

 この2週間程、ときどき左胸に鈍痛を感じていました。

 「気持ち悪いな」と思いましたが、以前も似たような事がありました。

 その時は、ウェイトトレーングのせいではないかと。急に、かつ無理をするからのようで「ロッカン神経痛?」のような診断だったと思います。

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 今回は思い当たる事が無く、空咳が続いたこともあり、検査を受けることに。

 まず京都の友人に相談すると「近いし、天王寺で開業している米田がいいんじゃない」と。

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 3月に続いてなので「どんだけ心配性やねん」とも。共に、中高の友人だからですが。

 開業5年目、「こめだ整形外科」はハルカスの西、天王寺都ホテルの地下1階にあります。

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 ちなみに、都ホテルは大阪の巨匠、村野藤吾の設計です。前近鉄百貨店も彼の作品でした。

 連絡せず、受付をして待っていたので驚いていましたが、早速診察してくれました。

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 結論は「まず間違いなく問題ないんじゃない」と。

 運動の後に痛いのではなく、動き始めに痛いというので、心臓の疑いはほぼない。

 肺の可能性はと聞くと、肺の問題なら、そんな表面部分であやふやな位置が痛い、という表現はしないとのこと。気になるなら胸部CTを撮ってもいい。

 やっぱり、前回の診断と同じく、あばら骨の間にある、小さな筋肉を傷めているんじゃないかと。

 そこまで言われて、思い当たる節がありました。2週間前、ボートを車に積む際に、無理な姿勢になったことが……

 更に「夏草にアレルギー反応がある」と言われた事も思い出しました。

 さすがはプロ、まるで探偵のようでした。

 ネガティブになっているつもりはありませんでしたが、痛みに引っ張られていたのでしょう。

 同窓会で、最も変化が大きい男として驚かれる彼。

 イメージはトランスポーターの主演、ジェイソン・ステイサムだそうです。

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 横にいた、スタッフの女性も苦笑いでしたが、独身なので許してやって下さい。

 軽口を書ける医師がいることは、本当にありがたいことです。

 経済小説のパイオニア、城山三郎が亡き妻への思いを綴ったエッセイ「そうか、君はもういないのか」でこう書いていました。

 変なアピールなど不要、焦らず、コツコツ書いて行こう。それで認めならなければ自分の力不足ということ。改めてそう言い聞かせた。

 イタリアの経済学者パレートが好んだ「静かに行くものは健やかに行く 健やかに行くものは遠くまで行く」という箴言を口ずさみながら。

 小説を書き続ける姿勢についての行です。

 先週「遠くまでいくならみんなで行け」と言う言葉を紹介しました。自身が元気でなければ、一緒に歩くことさえ出来ません。
 
 元々健康でしたが、心身とも健康に戻ったのです。

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【News】
homify(ドイツ)に8月11日、homify(ポーランド)に8月18日「加美の家」が紹介されました
「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
『HOUSING 5月号』3月21日発売に「遠里小野の家」掲載
『大改造!!劇的ビフォーアフター』9月20日に「住之江の元長屋」再放送

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

六畳一間、風呂無しアパートから始まった‐1178‐ 

 年末の新聞には、訃報の項があります。

 「国外」のところに、12月23日ジョー・コッカー(歌手)が70歳で亡くなったとありました。

 「愛と青春の旅立ち」の上映は1982年。リアルタイムの記憶はありませんが、主題歌「Up Where We Belong」は、年代を問わない名曲です。

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 エアギターよ永遠に……

 今年の4月末には作家、船戸与一が71歳で亡くなりました。

 1979年のデビュー作「非合法員」から「蛮賊ども」「山猫の夏」「猛き箱舟」、直木賞をとった2000年の「虹の谷の五月 」まで。

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 志水辰夫と共に、彼の冒険小説を何冊も読みました。日本では在りえないような話ばかりですが、兎に角ワクワクしたのです。

 青春期のやりきれなさ、無力感から、現実逃避させてくれたのかもしれません。

 安らかに眠れ、キングオブ非合法。(かっこよくない!)

 6月初め、中高の同級生が、父が69歳で亡くなったとFacebookにUPしていました。

 「○○家は、昭和45年、六畳一間の風呂無しアパートから、我が家は始まった。……」

 父への感謝のメッセージに、お世話になった同級生が多くのコメントを寄せていました。

 そうか、彼の家も風呂無しからスタートだったのか、と。

 我が家のスタートも、同じようなものです。仕事場にしていた土間があった分は広いのですが。

 その六畳一間に両親と私、そして仕事を手伝ってくれた父の従兄弟が暮らしていたそうです。

 現在なら、不法滞在者でも、もう少し良いところに住んでいるかもしれません。

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 母がこんな話をしていました。

 0歳児だった私を銭湯に連れて行った際、湯船の中でウンチをしてしまったそうです。プカプカと浮かぶウンチを急いでタオルで隠したと。

 1歳になる前、風呂有りの四軒長屋の一角に越しました。それで、風呂がなかった記憶はないのですが、それでも長屋。しかし、特に苦労をした記憶はありません。

 たったと40年と言うべきか、40年も昔と言うべきか。これらの景色が、大阪の下街に普通に存在したのです。

 Learn as if you will Live Forever,
 Live as if you will Die Tomorrow.

 永遠に生きるかのように学べ、
 明日死ぬかのように生きろ。

 糸井重里が「ほぼ日」に投稿された言葉として紹介していました。彼は、この相反する2つの言葉は、矛盾するようで矛盾していないのではないか、と書いていました。

 真理とはいつも相反するものを内包しているようです。光と影、男と女、そして生と死。

 人の死は、近しい人へ生の活力を与えるのも事実だと思うのです。

 この事務所も、今年20年目を迎えます。天王寺の4畳のワンルームマンションを借りてから19年が過ぎました。

 仮に70歳まで生きるなら25年。これまでの仕事人生より長い時間があります。それが長いのか、短いのか……

 勿論自分の行き方次第で、どちらにでも成り得るのですが。

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【Events】
■7月12日(日) 3:30pm~6:00pm 堂島アバンザ2F
ジュンク堂<大阪本店>にて「無料相談会」に参加

【News】
「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
「セブンドリーマーズ・芝公園ラボ」
『賢者の選択 Leaders』で紹介されました
『HOUSING 5月号』3月21日発売に「遠里小野の家」掲載
『HOUSING 12月号』10月21日発売に「柏の家」掲載
■webマガジン『homify』1月10日に「加美の家」掲載
『大改造!!劇的ビフォーアフター』9月20日に「住之江の元長屋」再放送

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◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

かっこいい大人‐1172‐

 昨日は、打合せの後グランフロントへ。

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 日本建築家協会の作品展があり、パネルを撤収しに行ったのです。

 夕日を背にするスカイビル。「世界を代表するトップ20の建物」に選ばれるだけはあります。

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 折角なので、家族も梅田に呼び、食事をすることにしました。

 先日見かけた「鼎泰豐(ディンタイフォン)」阪急うめだ本店

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 台湾料理の名店で「小籠包」(ショウロンポウ)が名物と聞きました。

 勿論、間違いの無い味でした。

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 しかし、子供が一番喜んだのはチャーハン。ご飯粒を飛ばしながら食べました。いつまでも、素直な人であって欲しいと思うのです。

 先週は、若者から2通メールを貰いました。

 1通目は、以前所属していた、建築家プロデュース会社のイベントに来られた、若い女性からです。

守谷 昌紀さま

 お久しぶりです!

 昨年の梅田での建築家展でお話を聞かせて頂きましたイラストレーターの、小笠原まりえと申します。

 実は嬉しいことがあり、ぜひご報告したくてメールさせて頂きます。鈴木成一さんという高名な装丁家の方のコンペに受かりました!

 700人中10人ほど受かるもので、発売前の小説を読み、それを元に作品を描いて、勝ち抜いた人が本の表紙の仕事を頂けるというものです。

 最近、課題作品が送られてきたのですが、秘文書扱いなので作者名はあげられないのですが守谷さんの好きな作家陣と同じくらい高名な方の作品でした。

 まだ何も始まっていませんが、ここまで来れたのは、あの時に守谷さんとお会いしてプロとしての考え方を聞かせて頂けたからだと思います。

 無名の新人の私に、守谷さんは快くご自身の経験や考え方を話して下さり、とても感動したのを覚えています。

 日本には木が多くて、ヨーロッパは石が多かったから自然とその国に合った街並みができたこと、一つの家を建てるのに、大きな視野で街並みとの調和まで考えておられること、

 ジャンルは違いますが、私もプロになるなら自分の事だけでなく大きな視野で考えられるようにならなくては、と思いました。

 私には、今は夢のまた夢ですが、家を建てる際には守谷さんに設計して頂くという夢がありますので、

 今回のコンペも是非勝ち抜いて実績を積めるよう頑張ります!

 それでは、また何かありましたら、報告させて下さい!

 小笠原まりえ
http://lily22.sakura.ne.jp/

 そして2通目です。

一級建築士事務所アトリエm
守谷昌紀様

 突然のメールで申し訳ありません。

 私は2008年2月まで修業生としてお世話になっていた○○○○です。

 多くの方が学びにこられるのでお忘れになってるかもしれませんが。

 いまでも「若者は」というブログは壁にあった時に見返しています。

 私は辞めてから今日までゲツモク日記を一度も欠かさずいつもご活躍を楽しみ、時には励まされながら拝見させていただいてます。

 勿論「ビフォーアフター」も拝見させていただきました。いつも勇気をいただいております。

「いつもお天道様が見てると思って仕事をしなさい。」

この言葉は今の私の仕事のスタイルになってます。

 この度メールさせていただいたのは独立する事になったのでそのご報告をどうしてもしたかったからです。

(一方的で申し訳ありません)

 私は現在静岡で一児の父として家庭をもっています。

 設計の仕事を頑張っています。日々悪戦苦闘の日々を送っています。

 実は守谷さんには後ろめたい気持ちが7年間ありました

 なので本当の事をお伝えしたくて・・・・

 退所した本当の理由は設計事務所で働くことに不安があり自信を失った事、親が私の安定を望んでいた事、つまりは怖くなったからという事です。

 その後ハウスメーカー、工務店で勤めましたがやはりもう一度ゼロからトライしてみたいという気持ちとタイミングがあって独立する決心をしました。

 決して今の会社に不満が多いわけではありません。安定もしてます。両親も安心してくれています。

 ただ、今の自分の仕事に対して、納得した事は一度もありません。

 あの頃事務所で見させていただいた景色は今でも鮮明に覚えています。自分の原点であると思っています。

 働く姿勢やひとりの人間として多くの事を学ばせていただき感謝しています。

 本当は直接ご挨拶したかったのですが。これを言わないと次にすすめないと思いメールさせていただきました。

 これまで何度かメールしようと思った事がありましたが嘘をついて辞めてしまった事に後ろめたい気持ちがありなかなかできませんでした。

 「人生とは何か。どう生きるべきかを知りました。傍観者ではだめだと。・・・もう人生からは逃げはしません」

 おカネもコネもありませんがこの言葉を胸に自分の納得できる仕事をしていきたいと思っています。

 本当に一方的なメールで申し訳ありませでした。

 また何かのご縁がある事を願って遠く静岡からご活躍を楽しみにしております。

 2人目の彼は、当時25歳くらいだったでしょうか。もう30歳を過ぎ、立派な大人になっていると思います。

 非常に優秀で、素直な若者だったので、彼が辞めた後、エールを送ったのです。

 人の最も影響を与えるのは、言葉ではなく、立ち振る舞いと言います。

 「お腹がとてもすいた」と言うより、ガツガツとご飯をかきこむほうが、伝わるのと同じです。

 先週は、世界最高峰に居る建築家の立ち振る舞いを、すぐそばで見ました。そのキャリアを知っていることを差し引いても、「本当にかっこいい」のです。

 友達に「いつもお天道様が見てると思って仕事をしなさい」と言えば、正気かと問われそうですが、仕事上なら言えます。

 かっこいい大人で居たい。かっこいいプロでありたい。見た目は今更変わりませんが、そう思います。

 最後に私の返信も載せておきます。

 メール有難う。そして、まずは独立おめでとう。

 多くの研修生を受け入れたけど、2、3日で辞めた学生は別にして、殆どの人は覚えています。

 特に、出来れば残って欲しいと思った修業生が、沢山居た訳ではないので、○○君のことは良く覚えているよ。

 東京で勝負したいと言っていたので、それ以上は言わなかったけれど。

 律儀にこうして連絡をくれて、○○君らしいなと思い出だしています。

 僕に悪いと思う必要は全くないし、そんな小さな事は微塵も気にせずに、全てのエネルギーを、仕事に注いで下さい。

 独立したら、世間の荒波を一番前で受けることになります。

先輩面して言うのは、スマートじゃないけど、びっくりするくらいに、厳しいはずです。

 そんなときは、ヘップバーンの台詞のとおり、絶対退かないと覚悟を決めて頑張って下さい。書きながら、自分の覚悟も再確認しています。

 人のことを、上から見れる余裕はないけれど、一緒に働いた時間が、人生を行動側に導いたなら、とても嬉しいです。

 お子さんが居るんやね。とてもいいお父さん像が目に浮かぶようだよ。

 当事務所も、今年で20年目に入ります。アドバイス出来ることも多少はあると思います。何かあれば遠慮なく連絡下さい。

 成功するのに必要なものは、やはり覚悟と情熱。それに比べれば、お金にコネも、おまけ程度だと思っています。

 素晴らしい船出になることを確信し、応援しています。

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