違いがわかる男、とは

 今日は建国記念日で祝日。

 寒くはありますが、快晴でどこか遠くへ行きたくなります。

 先週、車で移動していると「北九州行き」のフェリーの案内が見えました。

 まとまった休みがあれば、今度は長崎行だな。旅の動機はいつもその程度のものです

 帰りもFMをつけていると、DREAMS COME TRUEの中村正人の声が聞こえてきました。

 「違いがわかる男」ゴールドブレンのCMに出演するそうです。もうオンエアーされているのでしょうか。「ダバダー」で知られる音楽も、DREAMS COME TRUEとのコラボレーションでリリースされると。

 「現代のR&Bサウンドを意識して作った」と言っていましたが、その出だしのかっこいいこと。作曲は吉田美和との連名になっていますが、中村正人のアイデアのようです。流石、違いのかわる男。このCMに出演する著名人こそ、大人の中の大人というイメージです。

 リアルタイムで言えば、1984年の 由良拓也(レーシングカーデザイナー)や、1991年 宮本輝(小説家)をよく覚えています。宮本輝は中学高校時代から好きだったので、なおカッコ良く見えました。

 遡ると「ドクトルまんぼう」の小説家・北杜夫が1974年。建築家・ 清家清も1976年に出演していました。北杜夫も好きでした。

 どのくらい違いがあるかは、飲んでいないので分かりませんが、彼らが言うなら違うのだろう、ぐらいの説得力はあります。

 昨日、移動の合間にとった昼食は、新梅田食堂街の立ち食いそば。マグロ丼とセットで500円。かけそばなら200円です。

 違いのわかる男に、という気持ちもありますが、随分時間が掛かるかもしれません。

 美味しいものを食べた事がなければ、味の違いは分らないかもしれません。しかし、いつもご馳走を食べる必要はないはずです。

 では「違いがわかる」とは。やはり、本質を見抜くことでしょうか。味なら、飾りでなく、素材の持つ根源的な美味しさ、とでも言えば良いのか。

 美しさ等も、同じ事が言えるかもしれません。いずれにしろ、それらの領域に到達する人に、否定的な思想を持っている人がいないことは間違いなさそうです。

 まずは受けいる。そして見抜く。それが、違いのわかる男、と定義としてみました。

 今回は男女出演だからか、CMのサイトは「違いのわかる人」になっていました。できれば男であって欲しいと思うのは、男だけでしょうか。

P.S. 本日、1:00pmから堂島のジュンク堂アバンザ店で建築相談会の相談員をします。時間のある方は遊びに来て下さい。

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