週末は、滋賀県の朽木村へ行っていました。
と、思っていたら、合併によって高島町朽木と変わったようです。朽木と書いて「くつき」と読みます。
琵琶湖の西を走る湖西道路。
以前この道路は有料で、かつ高額でした。
学生の頃は高速代が惜しく、国道を走り福井まで行っていまいた。
今は無料になり、ちょっと得をした気分と懐かしいのと。
朽木は滋賀県の西北部、かなりの山中にあります。
紅葉は真っ盛り一歩手前といったところでしょうか。
しかし、緑、黄色とのコントラストも美しいもの。
グリーンパーク想い出の森は、温泉、キャンプがあるアウトドア施設。
主に大学時代のクラブの集まりで、先輩がそのバンガローを予約してくれていました。
4時頃到着すると、すでに宴たけなわ。
最近、野外に行っておらず、娘から「テントたてて」と言われていました。
女の子が多かったのですが、これが意外に好評。
子供達の食堂になりました。
4歳から小5まで。子供達が打ち解けるのはあっと言う間です。
かなり久し振りの人もいましたが、気分は学生時代のまま。
大いに盛り上がりました。
参加者の一人に、大学時代の1つ先輩で「白馬の山小屋」のクライアントがいます。
正確に言えば、クライアントの娘さんですが、彼女の両親は私の事など全く知らなかったので、実質的にはクライアントです。
どの計画が欠けても、現在とは違った仕事人生になっていたはずです。しかし、26、7歳の私にとって、長野で築30数年の山小屋を改修をするという計画は、不安も大きな仕事でした。
夜の11時頃、大阪駅を発つ深夜急行が「ちくま」だったと思います。リクライニングの無い直角席でウトウトしていると、スキー場へ向かう若者が騒ぎだし、迷惑だなと思ったり、羨ましいと思ったり。
設計料もかなり安請け合いしており、片道6千円くらいだった運賃もかなり厳しかったのを覚えています。早朝現場に着き、村役場で施工会社を紹介してもらい……この計画を何とか形にしたという事は、大きな自信になりました。
「あの頃は楽しかったよね」はあまり好きではありません。今が最も一所懸命でいたいからです。
しかしこの日は、大いに思い出話に花が咲きました。話題の花と、心の花と。
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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました