話して観て食べる広島 

 昨日は、広島でのセミナーで、8:45amの新幹線で大阪をでました。

 案内には、さくらの表示も。

 今更ですが鹿児島まで新幹線が繋がっている事を、改めて実感します。

 会場につくと、まず主催者、関係者に挨拶。その後、控室に案内してくれました。

 卓上には弁当も。

 武蔵という店の人気弁当とのことでした。味付きご飯のおにぎりが美味しかったのです。

 会場を見下ろす位置に窓があり、なかなかの盛況ぶりがうかがえます。

 セミナーは12時からと3時半からの2回。この開催期間中、多くのセミナーがあります。

 この2回はスペシャルセミナーと告知されていると聞いていました。

 また唯一事前申し込みが必要とのことで、どの位の方が来てくれるのか気にはなっていました。

 1回目は満席で、2回目は9割方という感じ。

 事前申し込みをして貰っているという事もあり、参加者の意識も非常に高かったです。

 話しに対して頷いたりしながら反応を示してくれるのです。

 聴いている時は分かりませんでしたが、その情報があるのとないのとでは、話す側は全く違います。

 先日「上手くやるのではなく全力で」という方針に変更したばかりですが、ちょっと笑い話を交えたりもしてみました。

 反応は、そこそこでしたが、そんなトライも話す楽しみです。

 リフォーム・エクステリアフェアという事だったので、実例で改修の可能性を中心に話をしてみました。少しでも、前向きな気持ちになって貰えたらと思います。

 1回目と2回目の間には、近くにある広島現代美術館へ。竣工は1988年。

 黒川紀章の設計で日本建築学会賞をとった作品なのです。

 かなり期待をして見に行ったので、正直に言えば少し物足りなさを感じました。

 2回目の講演も無事終わりタクシーで広島駅に向います。

 途中「八昌(はっしょう)」というお好み焼き屋さんに寄って貰いました。

 クライアントに非常に詳しい方がいて、かなり並んでいるので持ち帰りがいいですよ、とアドバイスを貰っていたのです。

 会場を出る前に予約し、1時間後に行ったのですが、夕方5時ですでに40人以上の行列。

 席に着くまでに3時間は掛かるかもしれません。

 出来上がったお好み焼きを受け取り、店を出ました。その時、痛いほどの視線を感じます。悪い事をしている訳ではないのですが……

 雨が降り出したこともあり、正直、後ろめたい気持ちもありました。しかし、本来はお店で食べる方が美味しいに決まっています。

 どう見ても超人気店ですが、お持ち帰りに対しての対応も非常に丁寧でした。お好み焼きは回転率が悪いというのもあるかもしれません。

 大阪で言えば豚モダンが840円だったと思います。

 新幹線の待ち時間に、食べました。

 生地は薄目、キャベツが沢山で、ややコショウが強め。

 かなり大きめですが、キャベツが多いので見た目程のボリュームは感じません。一気に食べてしまいました。

 セミナーの司会をしてくれていたタレントはとっても感じの良い方で、グルメレポーターもしていたそうです。

 「広島でも100軒は回りましたが、やっぱり八昌が一番美味しいと思います」と言っていました。勿論、期待を裏切らない味でした。

 広島駅のすぐ南東に、新しい広島球場が見えます。

 新幹線からも、球場の中まで良く見えるのです。

 こちらの設計は仙田満。2010年の日本建築家協会賞を受賞しています。

 今回は遠目からしか見れませんでしたが、非常に美しい、また視覚的に開かれた球場の見えます。

 是非中に入ってみたい球場です。

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 この日は試合があったようで、多くのカープファンが、真っ赤なユニフォームを着ていました。

 タクシーの運転手さんも、先日引退を発表した金本選手が「心残りはカープで優勝できなかったこと」の発言にグッと来たと言っていました。

 旅の思い出に大きく残るのが、地元の人とのコミュニケーション。

 そう考えると、タクシーの運転手は街の第一印象を決定づける、最も重要な職業と言えるかもしれません。

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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました

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