大阪を南北に貫くなにわ筋。
道幅もあって、比較的走りやすい道路です。
スタッドレスタイヤへ交換するのに、毎年ディラーへ向かうのが12月初め。
丁度この時期がイチョウの見頃なのです。
先週、御堂筋を通るとピーク寸前という感じでした。
同じ大阪市内で、2筋東に離れているだけなのに、かなり差があるものです。
12月半ばを過ぎると、年賀状のことが気になりだします。
2002年頃、こんなメールが友人から回ってきました。
「知り合いが手術をするのだけれど、血液型がO型のRhマイナスで、非常に数が少ないのです。知り合いでRhマイナスの方は居ませんか」
それは大変だなと思い、結構な数の知人にメールしました。
すると「それはよくあるチェーンメールじゃない」と友人に指摘されました。
実害があった訳ではないですが、人の善意につけこんで、また、私の無知をさらけ出したようで、とても後味が悪かったのを覚えています。
その時「Rhマイナスの親族が居ます」と連絡してくれた人がいました。その人の年賀状を見る度に、毎年この事を思い出します。
メールが(正確に言えばe-mailですが)連絡の主流になったのは、2000年頃でしょうか。今やライン、メッセンジャーと、様々な手段があります。
「年賀状が減る一方」というニュースも毎年のことですが、私はやっぱり年賀状派です。
気になる女の子から、自筆の手紙なり、葉書なりをもらったなら、簡単には捨てられないものです。
それは、やはり「実際に手にとって」という部分が大きいと思います。読み方によっては少し気持ち悪いかもしれませんが(笑)
また、葉書なら62円の切手が必要です。昨年の年賀状は52円だったので、実質今年からの値上がり。この傾向が止まることはないでしょう。
もしメールが1通72円なら、チェーンメールなどは存在しないはずです。
メールが完全に無料ではないにしても、やはりお金という物差しは、常に大切なものだと思います。
無料や過度の安価に振り回されないよう、しっかり働かなければなりません。
今週末には、クリスマスプレゼントを準備しなければなりません。
ついに娘が「サンタはお父さんなんでしょう」と言い出しました。
そこは頑なに「信じる人だけには見えるんだ」と言い続けます。
物創りを生業としている私としては、プレゼントがデータなんていうのは、まっぴら御免です。
物を介して、手跡とか体温が伝わると思いたいし、それが物の価値だと思うのです。
■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm「回遊できる家」放映
■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
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■大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『関西の建築家とつくる家 Vol.2』2月1日発売に「阿倍野の長家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月2日に「イタウバハウス」掲載
■『houzz』5月28日の特集記事に「あちこちでお茶できる家」掲載