運命という縦糸

 動きの遅い台風によって、大きな被害が出た近畿地方。

 十津川村、田辺市など、よく訪れていた場所で、その映像を見ると痛々しいばかり。明日からは晴れ空が戻りそうで、少しでも早い復旧を祈るばかりです。

 現在進行中の計画で、四柱推命に詳しいクライアントが居ます。

 詳しいと言うよりは、鑑定の依頼があったり、今も勉強会にも参加したりと、大変熱心な人で、専業ではありませんが専門家と言えます。

 言葉は聞けど、四柱推命が何を意味するか解っていませんでした。

 生れた、年、月、日、時という4つの柱をもとに、その人の運勢を推察するもので、中国に古来よりある、陰陽五行説が元になっているそうです。

 打合せの合間に、少し教えて貰っただけで、何が分かった訳ではありませんが、聞いていてとても気持ちが良いのです。

 その理由は至って簡単。
 
 時刻までは公開していませんが、生年月日はいたるところに公開しています。それを見て専門家が足を運んでくれたという事は、良い運命と判断してのことなのです。勿論それだけが理由ではないと言っていましたが……

 生年月日(時)は変えれませんから、気にしても仕方がありません。しかし、良いと言われれば嬉しい以外にないのです。

 その先の対策もいたってシンプルです。本来は何でも何真ん中辺りが一番良いそう。良い流れの時は調子に乗り過ぎず、良くない時はぐっと堪えるという考え。これらも体感的に納得できます。

 ある時「守谷さんはとてもいいんですが、この頃にちょっと大変な時期がありましたか」と聞かれました。独立して3年が過ぎ、我武者羅だけでは通用しないと感じていた頃で、自分なりにあがいていた時、ピタリでした。

 だから信じるという訳ではありませんが、自分でコントロール出来ない部分が有っても、人に何らかの傾向があっても、不思議ではないと思います。

 地球は一日一回、規則正しく回転しますし、一年で太陽を一周します。太陽は生命の源ですから、それらが影響を与えていていないほうが不思議かもしれません。

 但し、それが運命であっても、それだけで人生が決まるとも思っていません。

 「人生とは、運命と言う縦糸と、因果応報と言う横糸が紡ぎだすもの」と稲盛和夫氏は説いていました。

 因果応報とは、良い行いは良い結果を生み、悪い行いは悪い結果を生むという考え。30年等というスパンで見ればこれはもう明らかとも合わせて記されていました。

 少し話がそれましたが、こちらのクライアント、当然風水にもこだわっています。近いうちに現場日記にUP出来ると思います。

 どれがこの計画か……分かる人は専門家か、よほど勉強熱心な人のはずです。
 
守谷 昌紀 1970年7月28日 11:58am 生れ

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