今日から9月。小学校は2学期がスタートしました。
8月28日(日)は夏休み最後と、丹後半島へ行っていました。
竹野海水浴場までは、舞鶴若狭道と綾部宮津道路を乗り継いで3時間程。蟹で有名な間人(たいざ)のすぐ東です。随分近くなりました。
この辺りは、東の丹後松島、西の夕日ヶ浦へ来た事がありますが、ここは初めて。知人がとてもいい所だと誘ってくれたのです。
海沿いの国道から見下ろすと、小さな浜が僅かに見えます。
期待はいやが上にも高まります。
人も少なく、誰に気を遣うことなく遊べるのがこの時期の良いところ。
子供達は飽きることなく海の中です。
今回は父にも来て貰いました。
昔、間人へ良く来ていたそうで、道が良くなった事に驚いていました。
浜から少し歩くと、すぐ脇に磯があります。
磯は本来危険なところですが、まるでプールのような、入江があるのです。
図鑑好きの長男に、これがサザエで、あれがウミウシで、これがウニでと教えます。
美しい海は、百科事典に劣らぬくらいカラフルで美しいものです。
貝を獲ろうとすれば、張り付く力を感じます。これが生きる力。
何かを感じるものがあるはずです。
波で削られた洞窟がありました。
何かいわくありげで、言い伝えの1つや2つはありそう。
自然は語らないがゆえに、想像力を刺激するのでしょう。
沈黙は神の本質、とはマックス・ピカートの言葉。
昼食はタープを張って、海を見ながら。最高の天気になりました。
浜を出るころには、更に人も少なくなり。
青い空、澄み切った海、背後の緑に小さな港。
この夏、もう1回は海へと思うのです。