原因と結果の法則‐1231‐

 昨日は、今年一番の冷え込みでした。

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 長男がサッカーを辞めたので、体を動かす方がいいだろうと、久しぶりにフィールドアスレチックに。

 昼から生駒山へ行っていまいた。

 長男には「先に行っていいよ」と言うと、結局最後まで会えずじまい。娘と回ることになりました。

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 子どもは前にできなかったものがクリア出来るようになって行きます。進歩の姿を見るのは、親として最も嬉しいことです。

 長男にすれば「こんなの楽勝」という所でしょうが、少しは見たかったのが本音です。

 先週木曜日は、盛和塾の勉強会に出席していました。

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 京セラ名誉会長、稲盛和夫さんが、直接経営、人生を説いてくれます。私にとっては、人生の道場のようなものです。

 この日の会場は、ニューオータニでした。

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参加者は1300人程。熱気に溢れているのです。

 この日の演題は「リーダーとしていかに目標を実現するか」でした。

 その中にジェームズ・アレンの言葉がでてきました。

 ジェームズ・アレンはイギリスの哲学者で、1902年に発刊した『「原因」と「結果」の法則』は、一世紀以上に渡って、読み継がれているベストセラーです。

 冒頭、このような言葉で始まります。

 植物は種から芽生えます。それは種なくしてはあらわれることができません。

 そして、私たちの行いもまた、内側で密かにめぐらされる思いという種から芽生えます。これもまた、その種がなければあらわれることがありません。

 意識的に行うことでも、無意識のうちに行うことでも、ひとつとして例外はありません。

 行いは思いの花であり、喜びや悲しみはその果実です。そうやって私たち人間は、自分自身が育てる、甘い、あるいは苦い果実を収穫しつづけるのです。

 私たちは、常に居るべき場所に居り、偶然の産物は存在しない。結果という報酬はつねに公正だというのです。

 建築設計の仕事においても、ラッキーだったとか、アンラッキーだったという経験は、やはり無かった気がします。

 自分たちの努力、情熱以上の結果も、それ以下の結果も出ていないと思うのです。

 また、人々の多くは、環境を改善することにはとても意欲的ですが、自分自身を改善することには、ひどく消極的だと、アレンは指摘しています。

 これは順番が逆、ということになります。

 この本の帯に「成功の秘訣から人の生き方まで、すべての原理がここにある」と稲盛さんはコメントを寄せています。

 その人生の結果が、説得力となるのですが、間違いなく名著だと思います。

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