赤ペン

 ラジオから、今年は何連休?という話題が聞こえてきます。

 今週後半からはゴールデンウィーク。♪夏も近づく八十八夜♪ 一年で最も気持ちの良い季節になりました。

 長男が小学校に入り、そろそろ「勉強」という単語が、聞こえてきます。
 
 少子化の中、教育教材の競争は激しさを増すのか、反対に参加する企業は激減しているのか、現状は分かりませんがベネッセという会社は流石だなと思います。

 長男が赤ペン先生を始め、添削を見て驚きました。

 先生の字の美しいこと。

 いったい誰がやっているのか。またその教育システムがあるのか。

 自分で字を教えるのは辞めようと思いました。

 私が小さいころは、「科学と学習」という教材を取っていました。学研だったと思います。

 夏休み前にはカブトガニの孵化キットが送られてきたり、分厚い読み物特集が送られてきたり。

 その封筒を見るだけでワクワクしたものです。

 ベネッセの教材にはそんな要素も多分に入っています。

 今月はひまわりの観察キット。

 一方は日当たりの良いところに種を置き、もう一方は暗い室内で育てます。

 どちらが早く発芽するか比べるというもの。

 陽向キットには、水を掛けるコップまで付いていました。

 今朝、芽を出していましたが子供達はまだ知りません。

 日影キットは、何と透明のゼリーの上に種を。

 地中の様子が見れるのです。

 2日で根が出て来たとき、子供たちは歓声を上げていました。

 その気持ちよくわかります。

 道端にはタンポポが。

 在来種のようです。外来種より茎の短いのが特徴。

 どこにでも同じドラマは起こっているのに、むしろ誰の手も借りず花をさかせているのに、自然の営みをどう切り取るか、どう伝えるかで、子供の感じ方は全く違うものになります。

 注意されること、修正を強いられることは、本来誰も望まないことのはずなのに、顔を知らない理想の先生像がそうさせるのか、直されることをむしろ楽しみにしているのです。

 ビジネスとして成立させないとダメなのでしょうが、教育の真髄を見た気がします。
 
 この夏、我が家の庭はヒマワリが咲き乱れることになるでしょう。

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