ベイブレード

 昨日の夕方、長男とおもちゃ屋さんへ寄りました。

 昔の仮面ライダーなら、本郷猛のベルトは最高にかっこいいけど、おもちゃはチャチなもの。しかし今は違います。主人公のものが若干安っぽい、要するに量産できるものなのです。

 長男が欲しがっているのはベイブレードという、ベーゴマ風のおもちゃ。コマは紐で巻いて回すものですが、専用の回す器具があるのです。

 これはアニメなので、主人公と同じものではありませんが、子供が欲しがるように、ありとあらゆるオプションがあります。元はベーゴマにも関わらず。

 スタジアムと呼ぶ専用の台、コマ自体も右回り用、左回り用、両対応。

 軸部分が取り外し可能になっていて、色々なパーツを組み合わせ、コマの特性を変えれるという触れ込みです。

 すでに2つ持っているのですが、なぜか娘の分も合わせて2つ追加で買ったのです。1つ700円程。

 帰って特性を見ると「回転時間重視」とありました。一体何を根拠にそんなことを……と見ていると、コマ自体と軸が別構造になっていて、コマは回っているが、軸は回らない構造になっていたのです。

 ベアリングでも入っているのかもしれません。摩擦がかなり軽減されるので、実際良く回ります。

 よくもまあ、と思いながらも、大人が本気で売る気になれば、ベーゴマでも、ここまで出来るのだなと関心しました。

 ゲームと比べると、体を使う分圧倒的に良いと思っていますし、買って買えない金額でないところが、親としては難しいところです。

 「大人が本気で売る気になれば」と書きましたが、彼らが本気で狙っているのは子供でなく、我々なのだと思うと、ゾッとしないではありません。
 

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