初めての記憶

普段の朝、長男を保育園に送ります。

 実家も近所で、私も通っていました。制服も当時のまま。私は2年保育でしたが、長男は5年通うことになります。

 1歳から通っているので、もう3年目。先日、職員室から園長先生が出て来ました。私が挨拶をすると、後ろに隠れるのです。

 「延長先生は嫌い」と。

 4:30pmを過ぎると延長保育になり、人数が減ります。慣れているとはいえ延長は駄目のようです。この同音異義語を3歳に理解させるのは無理でした。

 ところで一番初めの記憶って何でしょう。

 保育園の屋上にはプールが有ります。

 置き型なのでエプロンが立ち上がっていました。5歳の時、その縁に腰掛けていたら後ろにひっくり返り、頭から落ちたのです。

 随分切ったそうです。その衝撃が初めの記憶。

 2番目は、給食袋のヒモが絡まって泣きながら先生に直して貰うと言う情け無いもの。

 今まで聞いた中では、3歳くらいが一番多かったでしょうか。

 保育園の先生は、人の子供を預かり、読みか書きや歌を教えてくれたり、もう完全に聖人です。

 ただ下町だけに言葉遣いのうほうは……怒っている場面に遭遇した時、気まずい感じの顔は、見ていないことにしてあげましょう。

 長男の初めての記憶も保育園になるのかもしれません。

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