ETC割引

 ガソリン代がやっと下がり始めました。電車、バスという選択肢もありますが、金額で判断するなら、鍵を握るのが高速代。このETC割引が非常にややこしい。

 興味ある人以外は、本当につまらない話しですが、勉強の成果を発表してみます。まずは基本から。

①早朝・夜間割引 22:00~6:00 50%off
東京・大阪近郊を含む100キロ以内。

②通勤割引 6:00~9:00・17:00~20:00(午前・午後それぞれ1回ずつ) 50%off
東京・大阪近郊以外100キロ以内。

③深夜割引 0:00~4:00 30%off→50%off
距離は関係なし。
※50%offの実施期間は、平日は平成21年9月30日まで、休日は1月31日までの予定。

 この場合の大阪近郊とは、東は「大津」と「瀬田東」、西は「西宮北」、南は「岸和田和泉」と「天理」に囲まれたエリアを指します。http://www.tokutoku-etc.jp/etc_full/03.html

 大前提は、ETC無線通信で時間内に料金所の『どちらかを』通過です。

 ちょっとややこしいのが、料金一定の区間。近畿・西名阪・阪和道(松原-岸和田和泉間)は距離が関係する場合、距離は無し。0kmと計算されるのです。

①②③に加えて燃料高騰のため、新たな割引もスタートしました。
④休日昼間割引 土・日・祝日の9:00~17:00(1日2回まで可) 50%off
東京・大阪近郊以外100キロ以内
※平成21年9月27日までの予定。

⑤平日夜間割引 月~金の22:00~24:00 30%off
距離は関係なし。
※平成21年9月30日までの予定。

 他にも社会実験として、地域ごとの割引もありますがまずはここまで。

 100km圏内というのはhttp://www.w-nexco.co.jp/etc_navi/で検索できますが、前もって調べておくのは大変です。そこで携帯のサイト。

 実施されている割引も調べられます。

 それも面倒という人にはお客さまセンターのフリーダイヤル0120-924-863。行き先を伝えれば、ナビゲーターが丁寧に教えてくれ、携帯からも無料。教えて貰った例を上げてみます。

 週末に長野の蓼科へ行ったケースで、1行程なら358kmで8,500円。4つの行程は100km以内がミソです。

1行程  近畿道「八尾」で乗り6:00までに「名神吹田」を通過。名神「八日市」で一旦流出。
※①早朝・夜間割引 50%offで1,500円

2行程  9:00までに乗りなおして、愛知県の名神「小牧」で流出。
※②通勤割引の午前 50%offで1,200円

3行程  乗りなおして、長野県の中央道「飯田山本」で流出。
※④休日昼間割引の1回目 50%offで1,500円

4行程  乗りなおして、中央道「諏訪南」は17:00までに流出。
※④休日昼間割引の2回目 50%offで1350円

計 5,550円 で差は2,950円。

 このシステムを完全に理解するのは至難の技です。それに100km以上乗る得意先になぜ割引が適用されないのか。ここが一番の問題です。

 一旦降りるのは面倒ですが、50%offは大きいものがあります。「昼食はちょっと奮発しようか」という気分になるのです。この割引が分かり易く、不公平感のないものに改善されることを強く望みますが、少しは役に立ったでしょうか。

 どう言ってもフリーダイヤルで聞くのが絶対お勧めです。

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