紙の家

 この間、こんな頂き物をしました。

 ペーパークラフトで、世界の家をつくるというもの。

 インドネシア、タイ、カンボジア、韓国、モンゴル……。各国の伝統的な建築様式を紙1枚で再現します。

 設計用語で言うと展開図が印刷してあるのです。

 子供に「お父さんはプロなんやから」とか言って作り始めたのですが、これが以外に難しい。

 難しい要因は、切り取り線にミシン目が入っていたり、折るところに溝が付いたりしていない所。

 展開図は正確ですが、立体にするのは簡単ではありません。

 子供というより、親に媚びていないところが気に入りました。とは言え、こんなに媚びていないオモチャはあまり見ないので、一瞬戸惑ったのも事実です。

 若干焦りを感じ、建築模型用の「スチのり」という接着材を出してきました。粘性が非常に高いうえ、すぐに引っ付くので、模型創りには欠かせない優れものです。

 上の展開図とは別のものですが、何とかモンゴルの移動テント「パオ」が完成しました。

 ちょっと話しはずれますが、昔はいい加減なオモチャが多かった気がします。絶対間違っていないはずなのに完成に至らないプラモデル。あれは絶対、設計が間違っていたと思うのです……

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