秋の小さな運動会

 日曜日は、長男の初運動会でした。


 雲一つない、快晴の秋空。一年で最も気持ちの良い時期です。

 保育園の運動会と侮るなかれ。オープニングセレモニーが20分も続きます。

 観客席を見渡しても、席はびっしり。

 保護者の熱気は、小学校のそれに勝るとも劣らずです。

 最後には風船まで。


 1歳児の出場は開会式すぐ後のかけっこ。

 のん気に見ていましたが、何故かこちらが緊張してきました。

 人生初めての勝負事。どうせなら縁起良く、一等賞・・・・・・などと考えたり。いざ出陣です!


 ”次がウチの子やナ。一番向こうのアレかな?” 「用意。ドン!」

 ”おっ!一番前を走ってるナ。そのまま、そのまま!ゴーーール。やった、一番ヤ!”

 ”んッ?違う?えっ、あのダッコされて泣いてるの。何番?6番?ビリ!?”


 泣き出してしまい、先生に併走して貰っての最下位。私の淡い期待はもろくも崩れ去りました。

 息子よ、人生はなかなかに厳しいもの。負けから学ぶ事も多い。後は上しかないのだから来年は頑張りたまえ。

 ちょっと大袈裟すぎますが。

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