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昨日の日曜日、10:00amから「よーいドン!」という番組に、クライアントが出演されていました。
整理収納アドバイザーとして出演された金城貞美さんは「光庭の家」のクライアントです。
このリノベーションの設計をさせて貰ったのは2006年。ご主人は私の中学・高校の同級生です。
更にその5年ほど前、奥さんから「インテリア、建築の勉強をしているのですが、「生野の家」を見せて貰えないですか?」と連絡を貰いました。
奥さんと書きましたが、その時は私とご主人が同級生とは、お互い分かっていませんでした。
「生野の家」を見たあと、少し話をしたのですが、その頃からアクティブに自身の夢を語っておられたのです。
番組内で金城貞美さんは「カリスマ的存在」と紹介されていました。テレビ出演も多数あり、確実にステップアップされています。
「光庭の家」はMBSの『住人十色』や『新しい住まいの設計』にも取り上げられ、非常に露出の多い作品です。
この住宅は、条件が非常に厳しく、北以外の3方を高い建物に囲まれています。何とか内部に光を取り入れようと建物をくりぬき、1坪の中庭を設けました。
この苦肉の策が、ビフォーアフターで担当した、『住之江の元長屋』へと繋がって行きます。その伏線でもあったのです。
NHKで放送されている、アメリカのプレゼンテーション番組「TED」。先日は「良いアイデアはどこからくるのか」というプレゼンテーションがありました。
プレゼンターのアメリカ人作家は「皆突然ひらめいたと言うが本当は違う。ダーウィンも進化論は突然ひらめいたと言っているが、何年も前にその考え方はメモに残されている」と。
また、GPSは学生が無線で人工衛星と通信をしようとした、遊びから生れたものだという挿話もありました。
混沌の中から、何かと何かが結びつきあって出来た新たなネットワーク。これこそが、新しいアイデアとと結論付けていました。
「バカの壁」の著者、養老猛は、脳にいつもトゲが刺さった状態が大切と表現しています。
建物の条件は1つ1つ全く違いますが、私の人生においては大きな連続ドラマでもあるのです。まず思い、気付き、悩み、そして繋げる。繋がるではなく、繋げる。
クライアントの活躍を見て、より強く思う、月曜日の秋の夕方。