「城陽の家」のクライアント

 「城陽の家」はちょうど奈良と京都の真ん中あたりにあります。街を少し離れると、周りはのどかな田園風景の広がる、なんとものんびりしたところです。

 

 

 

 

 こちらのお宅は、竣工してから大分経つのですが、まだ写真撮影をしていませんでした。理由はダイニングテーブルが無かったからです。

 竣工写真や、クライアントの人柄は後日アトリエmのサイトにUPする予定ですが、何事においても、こだわりが半端ではありません。テーブルが決定するまで、実に10ヶ月!の時間が経っていました。

 

 

 

 

 ご主人は、アンティークショップをサイト上に開いていて、イギリス、フランス、アメリカへ自分で買い付けに行って、そのショップで販売しています。
家には商品でもある、愛すべきアンティーク雑貨が溢れていて、自分の気に入ったモノに囲まれて暮しているのです。

 ダイニングのチェアーも以前から所有している、ミッドセンチュリーの傑作「イームズ」で、かつレアカラーだそうです。


 

 

 

 

 趣味は、レーコード、自転車、スノーボードそしてアンティーク雑貨、等などで、いつも熱っぽく話してくれます。私も話すのは大好きなので、打合せの時は4時間くらいは当たり前でした。

 そんな訳で、テーブルも入ったので、写真撮影の下見に行って来たわけです。やはり、こだわりにこだわっただけあって、テーブルはこの家にピタッと合っていました。

 その時も、ご主人と、建築のこと、音楽のこと、最近の日本のこと等、またまた2時間半も話し込んでしまいました。城陽に住むクライアントは、そんな、とっても愛すべき人物なのです。

 

 

 

 

 伺った際に、ちらかっている事を気にしていたので、「今日撮った写真は、サイトにはUPしませんから」と伝えていたのですが、写真を見ていると 何か書きたくなったので、少しだけ日記にUPしていましました。

 Tさん、すいません!

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