土曜日の夜、娘と大阪を発ちました。
助手席で寝ているあいだに、奈良県下北山村に到着。
日曜日は1月並の寒波到来で、寒い1日になりました。
早朝は2度くらいだったでしょうか。
娘と2人で釣りにやってきましたが、防寒対策はスキーウェア。
こんな中でも付き合ってくれるのです。
日中は晴れ間が広がり、良い天気になりました。
奈良県下北山村は常緑樹が多いのですが、ところどころにあるヤマモミジが真っ赤に染まっています。
釣りのほうは、何とか午前中に1匹手にすることができました。
しかしこの時娘は休憩中。
朝は一緒に出船したのですが、やっぱり寒いからと一旦車に戻っていました。
休憩時は本を読むんだと、沢山の本を持ち込んでいます。
寝袋に入り、サンルーフのシェードを開け、青空を見上げながらの読書タイム。
本当に本好きで、飽きることなく読んでいるのです。
折角ここまで来たのだからと、昼食後、再び一緒に出船しました。
で、何とか1匹釣りあげました。
外道(狙っていた対象ではない魚)のニゴイでしたが、これが45cmの大物。
娘は大満足で、これにてストップフィッシング。帰路についたのです。
帰り道は2時間半のドライブですが、いろんな話をしました。
とても成長したなと思ったり、小学4年生もなかなか大変だなと思ったり。
面と向かい合って話すより、流れる景色を見ながらのほうが、気楽だし話が弾むものです。
1983年、梅沢富美男の『夢芝居』という曲がヒットしました。
『夢芝居』 歌:梅沢富美男 作詞・作曲:小椋佳
けいこ不足を 幕はまたない
恋はいつでも 初舞台
恋だけでなく、子育ても同じです。
娘の父をするのは初めてですし、もし次女がいたとしても、次女の父をするのも初めてです。
子供は2人目ですが、全くパーソナリティが違います。
そう考えれば、何事も全て初めてとも言えそうです。
初めてなので、間違ったり、正解したりしながら親子とも生きていくのです。子には申し訳ないのですが、全問正解はないのです。
仕事においても、フレッシュな目で見たほうが、よりよい判断ができるのではと最近思うようになりました。
経験から経験を捨てることを学んだような気がします。
「夢芝居」の作詞作曲は小椋桂でした。
けいこ不足を 幕はまたない
これぞ小椋節。いい詞だなと思うのです。