けいこ不足を、幕はまたない‐1432‐

土曜日の夜、娘と大阪を発ちました。

助手席で寝ているあいだに、奈良県下北山村に到着。

日曜日は1月並の寒波到来で、寒い1日になりました。

早朝は2度くらいだったでしょうか。

娘と2人で釣りにやってきましたが、防寒対策はスキーウェア。

こんな中でも付き合ってくれるのです。

日中は晴れ間が広がり、良い天気になりました。

奈良県下北山村は常緑樹が多いのですが、ところどころにあるヤマモミジが真っ赤に染まっています。

釣りのほうは、何とか午前中に1匹手にすることができました。

しかしこの時娘は休憩中。

朝は一緒に出船したのですが、やっぱり寒いからと一旦車に戻っていました。

休憩時は本を読むんだと、沢山の本を持ち込んでいます。

寝袋に入り、サンルーフのシェードを開け、青空を見上げながらの読書タイム。

本当に本好きで、飽きることなく読んでいるのです。

折角ここまで来たのだからと、昼食後、再び一緒に出船しました。

で、何とか1匹釣りあげました。

外道(狙っていた対象ではない魚)のニゴイでしたが、これが45cmの大物。

娘は大満足で、これにてストップフィッシング。帰路についたのです。

帰り道は2時間半のドライブですが、いろんな話をしました。

とても成長したなと思ったり、小学4年生もなかなか大変だなと思ったり。

面と向かい合って話すより、流れる景色を見ながらのほうが、気楽だし話が弾むものです。

1983年、梅沢富美男の『夢芝居』という曲がヒットしました。

『夢芝居』 歌:梅沢富美男 作詞・作曲:小椋佳

 けいこ不足を 幕はまたない

 恋はいつでも 初舞台

恋だけでなく、子育ても同じです。

娘の父をするのは初めてですし、もし次女がいたとしても、次女の父をするのも初めてです。

子供は2人目ですが、全くパーソナリティが違います。

そう考えれば、何事も全て初めてとも言えそうです。

初めてなので、間違ったり、正解したりしながら親子とも生きていくのです。子には申し訳ないのですが、全問正解はないのです。

仕事においても、フレッシュな目で見たほうが、よりよい判断ができるのではと最近思うようになりました。

経験から経験を捨てることを学んだような気がします。

「夢芝居」の作詞作曲は小椋桂でした。

けいこ不足を 幕はまたない

これぞ小椋節。いい詞だなと思うのです。

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