“ビールが大好き”

 もしかすると、今年もカラ梅雨でしょうか?しかしビールの美味しい季節になってきました。やはり「夏はビール」です。私は大のビール党で、いつでも、どこに行ってもビールです。

 25歳の春、初めての一人旅の時に、フランスの田舎町で入ったカフェで、勇気を出して注文したビール“クローネンブルグ”。蒸し暑いバンコクの屋台で、パッ・タイ(タイのヤキソバ)と一緒に流し込んだ“シンハ”。ホー・チミンのハエが一杯の食堂でゴイクンと飲んだ“333(バーバーバー)”。埃っぽいカンボジアのシェム・リアップの道端で飲んだ“バイヨン”。

 旅情もプラスされているのでしょうが、どの国の、どのビールも、本当に美味しかった記憶しかありません。ベトナムの“333(バーバーバー)”はマズイと聞いていたので、逆の意味で期待を裏切られました。

 普段、宴席で“ビールが大好き”と言うと、皆さん気を使って、矢継ぎ早にビールは注がれます。常に冷えの悪いビールが満杯。私は、ビールは好きですが、とびきり強い訳でもなく、ベラボウにたくさん飲みたいと思っている訳では無いのですが。日本では、“ザル”か“ア○中”くらいしか、そんな言葉を吐くことは許されないのかもしれません。

 しかし、本当に好きなんです。どれ位好きかというと、美味しく飲む為に、ビールの日を、火・木・土・日と決めています。「一日おきなら、本当に美味しく飲めるだろう」と心を鬼にしてきめました。週末はちょっと我慢出来ないから。

 火・木・土・日は、昼頃から「今日のツマミは何かな」とか「この尊い飲み物は、何故に金色なんだろう」とか考えながら日が暮れるのを心待ちにしています。

 この気持ち、“ビールが大好き”な人には、分かってもらえるでしょうか・・・・・・

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