先週の金曜日、中高の先輩に声をかけてもらい、京都へ行っていました。
20歳ほど上の先輩が、2件目に連れていってくれたのが「カルシウムハウス」。
京都で35年続くニューハーフのショーパブです。私も名前くらいは聞いたことがありました。
こちらのオーナー、梶子ママはかなりメディアに露出しているそうで、高槻中高の先輩でした。
何期上かは彼女(彼?)の商売柄を考えて控えておきます。
お土産にもらった、「なにわのおばちゃん&おネエの牛すじカレー」。
右が梶子ママです。
見た目は美しいですが、声は完全に酒やけしたダミ声。もちろんそれも商品のはずですが。
その翌日、ご一緒したその先輩から、「ビフォーアフターに 貴兄が出てますね」とメールをいただきました。
土曜日の午後2時から、「住之江の元長屋」の再放送があったようです。地上波放送は今回で3回目だったと思います。
テレビ局側から再放送に関して連絡はないので、全く知りませんでした。
放送後「 明かりも大切ですが、私は 風が抜ける設計を評価しますね。 通風性の重要さを思い付かない方が多いし、解決策が 見事です」とメールをもらいました。
ニューハーフのオーナーママあり、建築好きの税理士ありと、改めて母校の奥行きを知ったのです。
この春から、長男が中学校へ行きます。
部活は必須だそうで、候補にしている卓球を一度やってみようとなりました。
妻がカミ卓球場というところを見つけてきました。
加美は平野区なので、車で5分くらい。
また、2006年の作品「加美の家」も近いので土地勘はあります。
住宅っぽい門扉の先にあるのは元作業場のよう。
それらを改修し練習場となっていました。
中には卓球台が4台ありました。3人で2時間借りて3000円。
子供達は、実家にある小さいテーブルで練習を重ねているそうで、思った以上でした。
長男は左打ちなので、結構いけるかもしれません。
娘も負けず嫌い感をだして頑張っていました。
壁には、福原愛、石川佳純、伊藤美誠とオリンピック選手の色紙や写真が飾ってありました。
こちらのコーチは、先日結婚した福原愛ちゃんの練習相手をしていたそうです。
ここで練習していたのかは分かりませんが、トップ選手ながら、卓球をとりまく環境も楽ではないのだろうと想像します。
ベスト4まで進み、盛り上がりを見せていたワールド・ベースボール・クラッシク。予想以上の活躍を見せ、注目を集めたのが巨人の小林捕手です。
彼の談話が載っていました。
「『どうせ』って言うのはやめました。僕は下手くそなんで必死にやるだけ。がむしゃらに。それだけです」
巨人のレギュラーである小林捕手にしても、超エリート集団にはいると「どうせ」と言いたくなるのです。
ということは、どんな分野の、どんなレベルであれ、同じことが起っていると想像できます。
入社試験を1日で辞退。
それは個々の生き方なので自由です。
イエール大学の建築学科卒なら別ですが、エリート街道という言葉がある通り、私達に舗装道路など残っているはずがありません。
でこぼこで水たまりだらけの泥んこ道を行くしかないのです。
大した努力もしてきていない非エリートの私達が口にしてよいのは「どうせ」ではありません。
「せっかくなら」以外ありえないのです。