出来ればうれし涙、最低でも悔し涙‐1039‐

 昨日は、父、弟家族ときそふくしまスキー場へ。
 
 建国記念日に続き、快晴で低温。最高のコンディションでした。

 パトロールに聞くと、地元のジュニアチームがポールトレーニング中。ヘルメットがあれば、半日500円で参加可能とのこと。

 ぶっつけ本番で試合ばかりで、これは絶好の機会です。

 参加人数も少なく、子供を滑らせることへの気遣いも不要。オリンピックの刺激もあり、フルアタックしてきました。

 長男と甥っ子も、自分なりの限界スピードを楽しんでいました。

 とはいえ、小学3年生以下5人。

 従弟たちが集まれば、何をしても楽しいのですが。

 スキー場もサービスに知恵を絞ります。この日は、フラッグダッシュ大会がありました。

 勝ち抜き戦で、長男は残念ながら準優勝。悔し涙を流したようです。

 昨日、ソチオリンピックが閉幕しました。日本人選手の活躍も、ニュースでしか見れていません。それでも、19歳の若者が金メダルを獲ったと聞くと嬉しいものです。

 アルペン女子滑降で、100分の1秒までを競い同タイム。金メダルを分け合うというニュースがありました。小学生の記録会ならいざ知らず、世界一のレベルのでこんなことが起こります。

 その後、嬉々とした表情で連絡先を交換する、2人の姿が映っていました。

 スポーツの世界は、結果を出してこそです。しかし、そこで得た友情や、努力することの大切さに比べれば、それ以上のものではないと思います。

 スポーツが無くても、明日地球がなくなる訳ではありません。しかし、人に進歩したいという気持ちや人に対する尊敬の念が無くなれば、人類は滅びると思うからです。

  ある特定の瞬間に、トリプルアクセルの成否を分けるものが何なのか、私が知る由もありません。しかし、その結果より、その選手が織りなす人生の陰影が、人の心に残ります。

 子供達も、懸命に打ち込めるスポーツを見つけてくれればと思います。懸命に打ち込んで、出来ればうれし涙、最低でも悔し涙を流してこいよと思うのです。 

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