■■■「遠里小野の家」オープンハウス開催■■■
1月26日(日)10:00am~4:00pm
先月のことですが、滋賀県の大津プリンスホテルへ行っていました。
すぐ前は琵琶湖。北に望む比良山はうっすらと雪が積もっていました。
そんな中で釣りをする若者がひとり。
釣りが趣味でない人なら「こんな寒い中……」となりますが、惚れて通えば千里も一里。
本人は、ワクワクしながら家を出てきたはず。(想像ですが)それを見た私も、釣りをしたいなあ、と思うのです。
中々釣れない寒い冬。ボート派の私は、春からのハイシーズンに備え、湖底を調査していました。
魚群探知機は、湖底の硬さに呼応し、色が変わります。その画像を見ながら「底は石だな」とか「柔らかい、複雑なもの……オダか沈潜が沈んでいるな」と想像します。
オダとは木の枝をまとめて沈めたもの、沈潜は古い木造船を沈めたもの。共に、漁師が魚の産卵場所にと沈めたものです。ここには当然魚が集まり、コンディションの良い魚が釣れるのです。
得意は好きの近くにある
誰に教えて貰ったのか忘れましたが、今まで何度も口にしてきました。得意かと聞かれれば口ごもりますが、好きかは即答できます。これを子供に、スタッフに繰り返し伝えます。
頑張れば更に結果が出て、より好きになる。成長のスパイラルに突入すれば、もう誰にも止められないのです……となれば最高なのですが、現実は少しだけ複雑です。
その複雑さの正体とは。理論を骨格とするなら、現実は様々な事象が肉付けされています。その骨格が見れるかだと思っているのです。