得意は好きの近くに‐1030‐

■■■「遠里小野の家」オープンハウス開催■■■
1月26日(日)10:00am~4:00pm

 先月のことですが、滋賀県の大津プリンスホテルへ行っていました。

 すぐ前は琵琶湖。北に望む比良山はうっすらと雪が積もっていました。

 そんな中で釣りをする若者がひとり。

 釣りが趣味でない人なら「こんな寒い中……」となりますが、惚れて通えば千里も一里。

 本人は、ワクワクしながら家を出てきたはず。(想像ですが)それを見た私も、釣りをしたいなあ、と思うのです。

 中々釣れない寒い冬。ボート派の私は、春からのハイシーズンに備え、湖底を調査していました。

 魚群探知機は、湖底の硬さに呼応し、色が変わります。その画像を見ながら「底は石だな」とか「柔らかい、複雑なもの……オダか沈潜が沈んでいるな」と想像します。

 オダとは木の枝をまとめて沈めたもの、沈潜は古い木造船を沈めたもの。共に、漁師が魚の産卵場所にと沈めたものです。ここには当然魚が集まり、コンディションの良い魚が釣れるのです。

 得意は好きの近くにある

 誰に教えて貰ったのか忘れましたが、今まで何度も口にしてきました。得意かと聞かれれば口ごもりますが、好きかは即答できます。これを子供に、スタッフに繰り返し伝えます。

 頑張れば更に結果が出て、より好きになる。成長のスパイラルに突入すれば、もう誰にも止められないのです……となれば最高なのですが、現実は少しだけ複雑です。

 その複雑さの正体とは。理論を骨格とするなら、現実は様々な事象が肉付けされています。その骨格が見れるかだと思っているのです。

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