通知票‐1022‐

 「自分がするより緊張するわ~」などと言い出したら、おばちゃん化が進んだ証拠。

 そんな時「そんなわけないやろ~」と大木こだま風に突っ込むのが、一般的な関西人です。あくまで心の中で、ですが。

 娘がピアノを習っており、初めての発表会がありました。

 大きなホールの舞台に、娘が一人で入場。

 家でたどたどしく弾く姿を、時々見ていました。

 それだけに、他の子供が「何故こんなに上手なんだろう」と思えてくるものです。

 うちの子は大丈夫なんだろうか、と。

 今もっている力は、完全に出し切れたようです。

 課題の2曲を弾き終え、お辞儀をした時、ホッとしました。

 私はピアノを弾けませんが、自分が弾くより緊張しました。

 小3の長男は、通知表を貰ってきました。

 長男は本を良く読み、頭の回転も早い方だと思っています。

 しかし、これまでの成績は至って普通。

 ところが今回、今までで一番よい評価を貰っていました。

 「おしらせしたいことがら」という、先生からのメッセージ欄に、こうありました。

 体育の準備や体操を率先してやりとげることができました。課題意識をもって学習に参加し、深く掘り下げて考える姿はすばらしいです。

 深く掘り下げて考える姿はすばらしいです、の言葉に感激しました。これは、私の思う彼の長所のイメージと完全に一致します。本当によく、見て貰っているんだな、と。

 先生は今年新任でやってきた30歳半ばの男性。長男曰く、こんな場面があったそうです。クラスの誰かが悪いことをして、黙りこんでしまいました。その時、先生はこう言いました。

 「黙っていても、必ず一人は見てる。それは自分や」と。

 素晴らしい先生、師に巡り会うことは、本当に幸せなこと。直接の機会はなかなかありませんが、心から感謝しています。 

 長女は運動会でアンカーを務め、一番に。長男は骨折もありましたが、最後にご褒美を貰った感じです。親の評価ですが「大変よくできました」としておきます。

 さて自分自身は。次回、今年最後に書いてみたいと思います。

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