人の為とかいて‐1008‐

 先週の金曜日、滋賀の現場へ行っていました。

 既存建物の解体も終盤。間もなく工事が始まります。

 敷地は緑豊かで、環境には非常に恵まれています。

 「イノシシが出るくらいなので恵まれすぎ」とはクライアントの弁。


敷地内に、皮が剥がされた樹がありました。

 「伊勢神宮へ奉納するために、使わせて貰えないか」と相談があったそうです。

 で、伐採も含めて、OKしたという事でした。

 伊勢神宮は、20年に一度の式年遷宮。

 この春に参ってきました

 同じく出雲大社も遷宮の年にあたるそう。
 
 こちらは約60年に一度で、同じ年にというのは、相当に稀なようです。

 島根在住の経験がある人に、出雲の国だけは10月が「神在月(かみありつき)」になると教えて貰いました。

 旧暦10月。全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、ここ出雲では神在月と呼びます。

 神々が集う出雲の各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。

 -出雲観光協会のwebサイトより-

 出るわ出るわの偽装問題。神も仏もありゃしない、という感もあります。

 旧暦なら今が神無月。来週、出雲へ行くので、本当に神様はいるのか探してきます。

 人の為と書いて、いつわりと読むんだねえ -相田みつお-

 全ては自らのため。本当の意味で、偽りを分るのは自分だけです。

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